アルファロメオ アルフェッタ

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初アルファは伝統の4気筒ツインキャブ車 - アルフェッタ

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初アルファは伝統の4気筒ツインキャブ車

おすすめ度: 1

満足している点
最後の排ガス規制前、触媒無しDOHCツインキャブ・アルファロメオ
重量バランスに優れたFRのトランスアクスル。
この後のインジェクション車では決して味わえ無いであろうダイレクトなエンジンレスポンス。けれどキャブ車乗りこなすには大変。だけどこれがとても楽しい(^^♪
当時の国産車より遥かに優れた驚くような高速直進安定性。
普通に踏んでは効かないような感覚のブレーキはサーボが弱く踏力を要します。
だが攻めるとこれが丁度いい。
国産もまだABSがそれ程無い時代でまずタイヤはロックした事が無い真綿を締め付けるような感覚の4輪ディスクブレーキ性能も驚いた。


不満な点
リアにギアBOXがあるので長いリンケージを介してのシフトフィールはとてもグニャグニャで悪い。
1970年代の自動車用鉄板の品質がとても悪い時代ではあるが、アルファ特有のボディの腐食。特にフェッタとスッドは金属の前後ウインドモールにゴムシールが初めから付いていない。ボディ側の鉄板を傷を付けながら前後ガラスが取付されているとの事。
ここからウインド周りが腐食する。’80年前後頃からのはゴムシールが付いて対策された模様。プロペラシャフトがエンジンと常に等速で回転しているので、エンジンの回転落ちがやや悪く、室内ではドラミング音と微振動がする。
総評
1984年12月納車で1993年12月頃まで8年間乗りました。現在もボロボロになって家の片隅に生息してますが・・現在このフェッタGTボディ腐食の点でお薦めしません(笑)

1977年式アルフェッタGT排ガス規制前の最後の触媒無しDOHCツインキャブレター仕様。
これは1981年頃から気になって狙っていました。
当時のCG誌でGTV6のV6の音が素晴らしいと載っていましたが、当時路上を走る4発ロメオも素晴らしかったのを知っていました。
実際手に入れ運転するとオールアルミブロックのアルファ伝統の4気筒は想像を超え涙が出るような感覚でまさに官能的。
音的にはこれを超える音を奏でるのはアルファ純潔ブッソーネV6と高額なエキゾチックカーのみだと思います。
ボディの錆と腐食は1980年以前のフェッタとスッド及びジュリア系は一大問題点ではありました。これがなければもっと乗っていたかも・・当時の国産新車も3年程でドア下がややブツブツが発生し錆び腐食しましたがアルファ程では無く極く軽度。
雨の日は乗らないようにしてましたが、日本の夏場の湿度では乾燥した国生まれのアルファは防錆処理塗料をドア内部等に吹き付けても鉄板内部から腐食してきます。
性能的には現代の車には及びもつかないが、小ぶりのサイズでこの程度の動力性能でも十分楽しめます。パワステは無い時代の車ですからワインディングはまさにスポーツですね。
現代より気温は高温では無かったがギリギリ快適装備の冷房装置クーラーはセンターコンソール下に国内純正品がついてました。吹き出しは2か所で無いよりはまし。
みんなこの時代のアルファ乗りは窓全開で走っていました。
キャブ車はエンジン周りもすっきり構造も簡単でメカ好きにはいろいろ楽しめます。
そしてアルファロメオはいつの時代も走って楽しい♬走るための車です。

デザイン
4

フロント周りの造形とサイドから見たリアのダックテールは魅力的。
初期型は金属バンパーでその下に黒いFRPのエアダムスカートが付いてました。
後期型はFRPの黒いバンパーになったので視覚的にも初期型がお気に入りです。
サイドからのルーミーなリアガラスエリアはあまり好きではなかったが・・
走行性能
3
自分がこれを買った当時は自然吸気DOHCで2000CC 130PS~150PSあれば高性能。これはDOHC 1800CC 118PSです。
アルファ純潔エンジンのこれはロングストロークでツインキャブ車ながら低回転は粘ります。4速20kmからノッキング無しで粘るのは当時の国産キャブDOHCでは無いかも。意外にも低回転はかなり得意。
トルクは国産キャブDOHCよりは豊かですが山は回しても残念ながらそれ程感じません。
6000RPM以上は回転上昇終わり感覚があるが、6300RPMのレッドゾーン以上は回る。トランスアクスルはワインディング攻めると重量バランスが大変優れており、前後におもりが付いているような感覚!自分の腕と根性ではリアが流れたのは数度のみでした。ノンスリップデフが付いていればさらに楽しめたと思います。がこれは付いていない。
乗り心地
2
近代のアルファより柔らかくコーナーでは深いロールをします。
荒れた路面ではアルファダンスも跳ります。
積載性
2
ハッチバック式のリアゲートで荷物はあまり積む事はかったので問題なし
燃費
2
良くても8km程度か踏めば青白い生ガスがマフラーから出るのでもっと悪い
価格
3
全塗装して当時のジュリアよりは50万以上は安かったが比べる個体がなかったのでなんとも
故障経験
プロペラシャフトのマウント、ジョイント交換
ワイパーモーター交換
発電不足でオルタネーター巻きなおし修理
キャブレターリンケージのプラ性ボールジョイント切れ対策品の金属のものに交換。その後のセンサー類が多くなったインジェクションのアルファよりは修理が少ないかも。
★これは極めて重要!これからこの年代のアルファを乗ると言う方に★故障では無いが錆の修理を毎年(笑)ウインド周りドア下などありとあらゆるとこから塗装が浮き上がってきましたよ!
本来ならば錆びた部分を切り取り、新たに型を作り鉄板を溶接するようですが大金かかる。当時自分は錆び落としてパテ盛塗装で済ませてましたがね。何か問題でも(笑)⇒★今ならフルレストア★してあるものを買いましょう!フルレストアしてあってもそのうち錆の修理は必要になってきます。そして錆の修理に大金!!をつぎ込む覚悟がある人。これができない人は乗るのやめた方が良いかと!これは古いジュリア系にもあてはまります。知らない人は詳しい人に相談してからよく考えて(笑)

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