トヨタ ハイエースレジアス

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クルマレビュー ~トヨタハイエースレジアス2.7G E-RCH41W - ハイエースレジアス

家族所有

クルマレビュー ~トヨタハイエースレジアス2.7G E-RCH41W

おすすめ度: 2

満足している点
・5ナンバーの枠に収めたサイズ
(但しガソリン2700ccの為3ナンバー)
・2列目シートでの乗り心地。
・ステレオの音質は最高だった。
(ハイエースレジアス・スーパーライブサウンドシステム装着車)
・オプティトロンメーターのデザインと視認性。
不満な点
・3RZ-FE型エンジンはアンダーパワー気味。
・ハンドリングは交差点の左右折程度でも緊張を強いられる。
・スポンジーで効きの甘いブレーキ。
・トヨタの高価格帯車にしては内外装の艤装が良くない。特にホイールアーチ回りの塗装仕上げやシート地の肌触りなど。
総評








このハイエースレジアスは、私の父親が1997年11月から2006年6月迄所有しておりました。
グレードは最上級より1つ下のGで(最上級はG “EXパッケージ” )エンジンは3RZ-FE型2700ccガソリン、車体色はレジーナパールトーニング(パールホワイトとシルバーのツートーン)です。

1993年12月に新車購入したハイエースワゴン(Y-KZH100Gスーパーカスタム)からの代替でした。
私もハイエースワゴンに続き、父親の送り迎えや買い物などの用途にて頻繁に運転しましたが、やはりエンジンが3000ディーゼルターボから2700ガソリンになった事に、かなり戸惑いました。

そして
「走る・曲がる・止まる」
の性能が著しく低い事に愕然とした1台です。
交差点の左右折程度でも緊張を強いられるハンドリング、そしてスポンジーで制動力の甘いブレーキ…
と普通に運転する事さえも随分と神経を遣いました。
肯定的に書けば、私にとって同乗者を乗せている時の運転を基礎から学んだ1台と言えます。

一番旧い年式ですと四半世紀近くの車齢に達しますが、現在もハイエースレジアスはこの前期型も含め見掛ける事があります。
ただグレードに関係なく構造変更にて4ナンバーにされた個体も多く(生粋の商用車である『ハイエースレジアスバン』も存在しました)中古車でもヒットする数が少ないですので、極上車を探すのは難しいかも知れません。

好き嫌いは別にして、ハイエースレジアスに初めてお乗りになられる方、そしてミニバンそのものが初めてという方は、やはり
「走る・曲がる・止まる」
の性能については十分に覚悟する必要があります。





デザイン
3
基本的にはグランビアを5ナンバー枠に収めたスタイリングですが、真っ正面からですと縦長と申しますか幅が狭く見えたものでした。
斜め前からの眺めは良かったと思います。オプションのフォグランプ組込ロアスポイラー付だったのが救いでしょうか。
走行性能
1
今まで私が運転した事のある車の中では
「走る・曲がる・止まる」
の性能が著しく低かったです。

3RZ-FE型エンジンはトルク重視の味付けであるものの、全般にモッサリした印象で登坂などではかなりアンダーパワー気味でした。
一旦流れに乗ってしまえば4速(OD)で延々と…
という具合に走行出来ますが、やはり1KZ-TE型3.0ディーゼルターボでなければ荷が重い印象です。

ハンドリングは常にかなりの緊張を強いられました。
普通の交差点の左右折程度でも、先ずフロントサスペンションから沈み込み更にルーフからグラッと来るというようなロールの仕方で、私はこの特性には最後迄馴染めませんでした。
また高速道路でも横風には滅法弱く、直進時でも意気地なくフラつきます。

更にブレーキは効き具合がスポンジーで、停止線を超えてしまうこともしばしばありました。
レジアスの前所有車だったハイエースワゴン(Y-KZH100Gスーパーカスタム・1993年式)は軽い踏力でギュッと効く印象でしたので、このブレーキの甘さにも最後迄戸惑ったものです。
乗り心地
4
やはり2列目のキャプテンシートで寛ぐのが一番快適です。ただシート自体は生地もクッションも前所有車ハイエースワゴンより硬めで、たまにもう少しシートが柔らかければと思う事がありました。
吹かさなければ静粛性も問題ありません。

2001年1~2月の大雪続きで、圧雪で洗濯板と化した国道を頻繁に走行したのが原因でサスペンションがヘタったと思われ、晩年は室内の各所から軋み音が増え乗り心地も大幅に悪化しました。
積載性
3
100系ハイエースワゴンに対し3列目シート下の空間が狭かったせいか、大物や釣り道具の置場所に苦心していた事を記憶しております。
燃費
1
夏場では4~6km/Lからと、かなりの大食いでした。
最高は兄が一般道の長距離ドライブ(エアコン不使用)で記録した9km/Lでしたが、現在のガソリンの価格では相当厳しいものがあります。
価格
2
オプションはツートーンカラー(レジーナパールトーニング)、ハイエースレジアス・スーパーライブサウンドシステム、フォグランプ組込型ロアスポイラー…
とあれこれ選択しましたので、正確な価格は覚えておりませんが、総額は400万円を大きく超えました。
故障経験
オプションのフォグランプ組込ロアスポイラーの、フォグランプの結露が新車時に2回発生、2回ともクレーム修理。

故障という故障はそれくらいでしたが、2001年1~2月の大雪続きで、圧雪で洗濯板と化した国道を頻繁に走行したのが原因で乗り心地が大幅に悪化しました。サスペンションやブレーキの耐久性に難があった印象です。

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