クルマレビュー - 4C スパイダー
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過去所有
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Danny Wong
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アルファロメオ / 4C スパイダー
不明 (2017年) -
- レビュー日:2024年4月12日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:スポーツ走行
おすすめ度: 5
- デザイン:4
- 走行性能:4
- 乗り心地:2
- 積載性:1
- 燃費:4
- 価格:3
- 満足している点
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箱根、とくに芦ノ湖スカイラインのような中低速コーナーを走るには、今まで乗ったことある車のなかで一番楽しい。
その理由はたぶん、どこから踏んでもすぐにトルクが出る低速型ターボエンジンと、圧倒的に信頼できるコントローラブルなブレーキ、パドルシフト、そして軽いけど荷重が抜けるほどには軽すぎない車体。
これらのおかげでコーナーでハンドルと前後荷重だけに集中できる。左足ブレーキを使えば右足・左足・両手がきれいに役割分担できるので、ドライビングが自然に楽しめる。
バケットシートとハーネスさえ入れれば、ほぼノーマルでもサーキットでレーシングクーペのごとく走れるのもいい。
最後に、パドルシフトのタッチは私が触ったことある中で最高。極小のストロークで小気味よくクリックします。 - 不満な点
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・サーキット走行に照準を合わせて設計しているにも関わらず、整備性(ボンネット開かない)、シート(ホールド最悪、ハーネス用の穴なし)、タイヤ(変なホイールサイズで選択肢が少ない)といった点での配慮が足りない。
・6速のTCTは世代が古く感じる。2速3速あたりのギア比のつながりがいまいちで、コーナーで2速の使い勝手が悪い。またオプションのエアインテーク無しだと熱がこもりやすい(エラーが出て動かなくなる)。
・ハンドルが重いのはしょうがないとしても、形状がいまいちで回しにくく車庫入れが大変。 - 総評
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一般的に製造業のマーケティング論では、作り手が作りたいものを作る「プロダクト・アウト」ではダメで、市場調査をして消費者が欲しがっているものを探り出して作る「マーケット・イン」のほうが正しいとされています。
ところがこと自動車に関しては、市場に媚びること無く作り手の情熱だけを原動力に生み出されたプロダクト・アウトな車こそが時代を超えて評価されたりします。
4Cもそんな車のひとつで、アルファロメオの設計者やデザイナーたちが「俺たちの考えるいちばん魅力的なスポーツカーとは何か」を赤ワイン片手にさんざん語り合った末に生まれたような熱量を感じます。
この車に、「想定される使用場面」なんてものはありません。峠に行って、サーキットに行って、オーナーズミーティングに行って、ガレージで眺める。それ以外の用途はありません。
そういった意味で、これは定義どおりのスーパーカーです。
あるいは、この車を所有することは旧車を持つのにも似ています。ほぼ現代の車なのに立ち位置的にはネオ・ヒストリックカー。
だけど残念ながら、旧車のようにメカいじりを楽しめるわけでもないし、ただゆっくり走っているときの心地よさを追求した味付けでもない(スーパーカーとしての非日常感と注目される満足は味わえると思いますが)。
楽しめる速度領域やシチュエーションの狭さは現代の多くのスポーツカーが陥っている罠です。運動性能を楽しめる速度域が高すぎかつ狭すぎて、危険だし社会的にも許されなくなっている。かといってサーキットだけで遊ぶなら本物のレーシングカーのほうが楽しい。
そうやって突き詰めて考えていくと、いわゆる「公道を走るレーシングカー」や「スパルタン」と形容される車って、もはや居場所がなくなってるんですよね。
スポーツカーに公道で乗るなら、もっと移動そのものを楽しめる心地よさがあったほうがいい。そう思って手放しちゃいました。
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マイカー
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カーキテクト
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アルファロメオ / 4C スパイダー
4C スパイダー_RHD(Alfa TCT_1.8) (2017年) -
- レビュー日:2023年10月10日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- デザイン:5
- 走行性能:3
- 乗り心地:2
- 積載性:2
- 燃費:4
- 価格:3
- 満足している点
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なんと言ってもスタイリング。この33ストラダーレをオマージュしたデザインに惚れ込みました。
そしてF1と同じカーボンシャーシ丸出しの室内に萌えます。
オープンにした爽快感、浮き上がりそうな加速、ターボの音などなど、実用性はありませんが、所有出来る喜びと週末のツーリングには最高です。 - 不満な点
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レーシングカーを公道で走らせている様なものだと思い購入したので、特に不満はありませんが、しいてあげるなら、
1.エンジンルームに水ダダ漏れなんで、洗車をどうしようか悩む
2.オートライトが無いので、昨今のクルマに慣れてしまった私はつけ忘れ、つけっぱなしが多発する
3.アンダーステアが、ある領域から強く発生する
ぐらいでしょうか。 - 総評
- セカンドカーとしての所有なので、いうことなしです。運転する喜びを満喫させてくれるクルマだと思います。
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マイカー
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正統派異端系(第8章)
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アルファロメオ / 4C スパイダー
4C スパイダー イタリア_LHD(Alfa TCT_1.8) (2019年) -
- レビュー日:2023年8月7日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- デザイン:5
- 走行性能:3
- 乗り心地:4
- 積載性:2
- 燃費:4
- 価格:3
- 満足している点
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・なんと言っても、これぞイタリアンな内装、外装デザイン。乗って良し、眺めて良し。昨今の流行りからは一線を画した独創的かつ美しい造形は、オーナーの所有欲やドライブの質感をしっかり満たしてくれます。
・こだわりの左ハンドル。
・限定カラーのミザーノブルーの外装色。どちらかと言うとフランス車のイメージが強いブルーですが、意外にしっくり馴染んでいてお気に入りです。
・DCT(TCT)。賛否両論あるミッションですが、私はこの車はATで良いかなと思います。と言うより、自分が求めていた「程よく楽できて、かつ走れる車」に見事に合致した感じです。
・ロータスと比較して乗り降りがラクチン。「穴から這い出す」様相だったエリーゼに比べると、車の見た目のイメージまんまにスマートに降りる事が可能です。
その分目線が高めですが、気になりません。 - 不満な点
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・直進安定性があまりない所。
足回りを変えたり、アライメントを取り直せば改善するものなのでしょうか。
・価格が高い
プレミアが付いているのか、限定・ベースグレード問わず、お高めだと思います。
ただ持ってるポテンシャルからすれば元々がコスト度外視のサービス価格なので、やっと本来の価値に世間が気づき始めた感じなのかな。
・クリープがない分、自分の意図しない動きをしない利点はありますが(坂道では逆に下がったりしてしまうんですが)、アクセルワークがかなりシビアで車庫入れが苦痛です。 - 総評
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想像していた以上に乗りやすい楽しい車でした。独特なタッチのTCTはマニュアルとしてもドライブを楽しめますし、変速が面倒な時は走行に専念できます。
車を操っている感覚はもちろん通常のMTに敵いませんが、それは住み分けと言うか、ゴリゴリストイックにMTで走るのはロータス等に任せて、同じドライビングカラーである必要はないのかなと。4Cはボディやエンジンの性質を生かしつつ、独自性をうまく取り入れた車だと思います。
シートはまずまずクッション性がありますし、1~2時間程度であればお尻も痛くならなそう。
オートと名の付く電装系の快適装備はほぼないですが、スパルタンな車が好きで、最近の何でも自動でやってくれる車に違和感を覚えているMな方には理想の一台です。
しかし町内会での立場もあるし、純正の音量だとうるさくて困る…という方に朗報。アクラポを導入すると音がマイルドに!高品質の社外品に変える楽しみもありつつ、ご近所の冷たい視線もリカバーしてくれます。
またスーパーカー然とした幅の広いボディは室内のゆとり=心のゆとりを生み、カップルがデート中に冷戦状態になるのを防ぎ、仮に険悪な雰囲気になったとしても、「ゴメン、俺が悪かった…」「ううん。私もゴメンね」と、取り返しが付かなくなる前に、素直に謝罪出来る雰囲気を作る事に貢献しています。
更に幅が広いことは運転技術の向上に繋がります。4Cはカーボンシェルのため、一発が即ゲームオーバーになりかねません。常日頃から安心安全を心掛け、緊張感を持って運転することにより、免許はゴールドが当たり前。ひいては保険料も安くなり、その分生活の質も上がるという良いことずくめです。
と言うことで、購入して後悔はありません。
多少無理してでも買ってよかったです(*^^*)ノ
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マイカー
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