メルセデス・ベンツ Cクラス セダン PHV

ユーザー評価: 3.33

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メルセデス・ベンツ C350eに乗ってみた。 - Cクラス セダン PHV

試乗

メルセデス・ベンツ C350eに乗ってみた。

おすすめ度: 3

満足している点
EVモードでの超静かで超リニアな加速感。
これだけでコミコミ800万円の価格を納得させられるものがあります。

後は、室内の仕立ての良さと乗り心地の良さ。
これは他のCクラスと変わりません。


不満な点
EVモードで10数kmしか走れない上、急速充電が使えないので、一度バッテリーが切れたら、自宅に帰るまでEVモードでの走行が不可となること。(追記:CHARGEモードを使って数10分走れば行けるらしいですが、当然燃費は悪くなります。)

某webサイトでのAudi e-tronのレビューで、「普通充電でも3時間で充電できるから、その間は本でも読んで待てばよい」と書いてありましたが、移動中にそんな時間的余裕なんてないですし、真夏や真冬にそんなことをしていたら、死んでしまいます(爆

だから、このクルマの価値を享受できる人は、自宅に充電設備を備えられる人に限られます。


あと、低速で妙に軽いステアリング。
総評
メルセデスの場合、PHEVに対しては"h"ではなく"e"の称号が付くらしく、今回のPHEVはC350eとなります。

人生初PHEVでしたが、EVモードの走行感覚は本当に高級で、これでコミコミ800万円はバーゲンプライスだとは思いませんが、「相対的には」決して高くはないなぁと思いました。
ただ、Golf GTEのレポートを読む限り、ハイブリッドモードにおけるPHEVの燃費はそんなに良くないようなので、恐らくC220dの方がイニシャルコストもランニングコストも安く済むような気がしますし、僕もC220dを選ぶと思います。(もちろんお金の工面が付けば、ですが。)

ハイブリッド同士の比較となると、6気筒エンジンを搭載するBMWのActive Hybrid 3が気になります。
あちらはプラグインではないし、モード燃費も若干劣ります(C350eの17.2km/Lに対し、Active Hybrid 3は16.5km/L)が、重量は100kg近く軽い(C350eが1830kgに対し、Active Hybrid 3は1740kg)し、絶滅寸前の直列6気筒エンジンが付いてきます。


なお、☆評価としましては、自宅に充電設備を設けられるかどうかで評価が変わると思いますので、3つで。

走行性能
無評価


今回はメルセデス・ベンツ・コネクション周辺の一般道を数km走り、基本EVモードのみで走ったので、その範囲での感想です。

モータ出力は60kWで、Golf GTEよりも5kW大きな容量のモータを搭載していますが、こいつは1.8tonを超す車重をものともしない加速力を披露してくれます。
しかも、静かな上にアクセルの踏み込みに対して非常にリニアに反応するので、従来のガソリンエンジン車から乗り換えてもさほど違和感がありません。
感覚的に言うと、あたかも究極に静かなマルチシリンダーエンジンを積んだ車に乗っているかのようです。

写真の通り、走行モードはHYBRID、E-MODE、E-SAFE、CHARGE等幾つかあり、CHARGEモードを選択するとエンジンが始動します。
搭載されるエンジンは211psを発揮する2リッターで、エンジン音はC200などと変わらない4気筒のそれですが、遮音が良く効いていて、そんなに雰囲気を壊すほどの物とは思いませんでした。(AUTO CARのWEB版では酷評していましたが。)

面白いのは、モーターはトランスミッションを介して後輪と繋がっているので、EV走行でも変速をするところです。
モーターの回転計がないので、何回転で回っているのかは不明ですが、どう制御しているのか、非常に興味があります。


乗り心地
無評価
基本的に他のCクラスと同様、良いと思います。
リーフに乗ると、静かなのですが、乗り味はクラス相応なので、そのギャップが逆に違和感を感じさせるのですが、Cクラスの場合は本当に高級車そのものと言うか、自分が何クラスに乗っているのか分からなくなるような感覚になります。

それでも気になる点は幾つかありまして、ごく低速域でステアリングが「抜けた」ように軽くなること、あとはブレーキング時に時折ガクガクと前後に揺れることがある点です。

ステアリングは他のガソリンモデルと変わらないと聞きました(すなわち電動)が、今までのモデルでは気にならなかったので、もしかしたらチューニングを変えているのかな?
もしかしたら今まで気付かなかっただけかも知れませんが。

積載性
無評価


リチウムイオン電池はトランク内に装備されるので、トランク内部には写真の様に段差が発生しています。





バッテリー充電は上の写真のようにリアバンパーにあるソケットを介して行われるので、くれぐれもリアバンパーをぶつけないように。(ぶつけた場合の交換費用はかなり高いそうです。)
燃費
無評価


スタート時は100%充電で16km走れるとの表示がありましたが、5km試乗後でのEV走行可能距離は7kmでした。
まぁ、都内を這いずり回るくらいであれば、バッテリーだけで事足りるかもしれませんね。
ちなみに、120km/hくらいまでであれば、EV走行可能だそうです。

なお、Golf GTEと同様、日本国内に配備されている急速充電は使えませんが、バッテリー容量が小さいこともあって(6.2kWh)、200V電源であれば2時間でフル充電できるそうです。




故障経験
試乗車につき、割愛。

なお、気になるバッテリーの寿命ですが、Sクラスハイブリッドの場合で大体7年は持っているそうです。

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