機械式時計

　以前に一度何かの番組で山田五郎氏のインタビューでこの本を執筆されたのを知って興味があったのですが、先日　お友達の銀.さんのブログでも紹介されていたので購入してみました。

ざっと見て興味深かったのが、70年代の機械式時計が致命的ダメージを受けたというクオーツショックの記事です。
一般的に日本発と思われていますが、世界的になるべくしてそうなってしまったという感じでしょうか。

日本は出遅れていますが、これは今の車の電動化にも同じような空気感があるように思います。
でも最後には多様化すのではないでょうか。今の時計の世界と同じように。


さて、先日人生初の機械式クロノグラフ腕時計を入手しました。
そのクオーツショックで多大なる影響を受けたメーカーの一つであるZENITHのCHRONOMASTER SPORT 03.3100.3600/69.M3100です。

今年初めに発売されて話題になっていた時計です。
当初、デイトナに似てると揶揄されていましたが、デザインはZENITHの以前よりあるアイコンの集大成であり、デイトナの定番と言える重厚なデザインとは違い、若々しさのなかにレトロなところと現代的なところ上手く融合させたものになっていると思います。

私的にはセラミックベゼルとちょっと粋なトリコロールのインダイヤル、そしてシースルーバックによって鑑賞できるエル・プリメロがよかったですね。デイトナは機械は見えませんから。ｗ
メカ的にもハック機能もありますし、以前のムーブメントと違い普通に使いやすいものになっています。

これを私はブティックで購入しましたが、9月の下旬に注文して約2ヶ月で入荷しました。
品薄ですが、特に入手困難ということではありません。
並行店でも入手できますが、若干割高ですし、余分なギャランティーを払うのは大阪人の血が許しません。ｗ

はっきり言ってクロノグラフ機能は現実的に使うことはあまりないでしょう。
しかし、10秒で一周する針を見ているのは「おー、頑張っとるなー。」って感じで見ていて楽しいです。

以上、にわか時計好きでした。ｗ