【検証】電格無しミラーは流用できるのか

まずはヴィッツミラーを台座から分離します。

下部のフタを剥がすとネジが3本いて、これを外すと台座から分離できます。ネジロック剤塗られているので合わないドライバーで無理に回すことのないよう注意。

カプラーは2重構造。外のハウジングを外すと台座の穴を通ります。

アクシオについているカプラーもこれなので、同じように内外を分離することで台座の穴を通すことができます。

ヴィッツの電格無しミラーは台座別0.62kg。

アクシオのドア内張を剥がしてミラーのカプラーを抜きます。

それと固定ナットの上を塞いでいるシールをはがし、ナット3個を外します。

ケーブルはガラスに巻き込まれないよう、ドア内部で固定されています。
ビニールテープ（黄緑のやつ）を剥せば分離できます。

見えないところにもう1か所ビニールテープがあるので注意

ゴムを剥すと爪が3か所あります。
ここをこじってミラー台座のカバーを分離します。

ゴムの裏の爪3か所だけで固定されていることが分かります

でてきたプラスネジ3本を外すと台座とミラーを分離できます。白い配線支えのパーツを外すと回しやすい。
なんとここ、タッピングネジにネジロックが塗られています。マジで回しにくい・・・

台座別0.83kg。ヴィッツの電格無しミラーに比べて200gほど重いことが分かりますね。

それでは取り付・・・？！？！？！？！？！

形が全然違う。
ヴィッツミラーの方が台座に差し込まれる部分が太いので、穴あけ直して強引に位置合わせをするとかの次元じゃないです。台座そのものの再設計が必要なレベル。なんだよそれ・・・

よく見るとミラー本体とボディ色塗装されたカバーの継ぎ目の形が全然違います。
別物だったの？！

スバルはプラットホーム一緒だしつくでしょ～ってノリで見た目が全然違うミラーが実際につくのでそのノリで手を出しましたが、トヨタ車は見た目ほぼ一緒なのにこういう部分のつくりはそれぞれ違うようです。

品番から互換性を調べてみると、ミラーカバー部分はヴィッツはヴィッツ専用、アクシオはアクアと共通のようです。なのでミラー本体はアクシオ＝アクア≠ヴィッツ。
ヤフオクの中古パーツの写真を見ると、ヴィッツとアクシオはカプラーが同じでアクアは違う形。電装周りはアクシオ≒ヴィッツ≠アクア。

みんな別物のようです。どうしてそんなことするの・・・