siecle / ジェイロード MINICON DS  

ラパンに装着しているミニコンPROのメーカー、シエクルから
新たなミニコンシリーズが登場していたのでお試し的に購入。

ミニコンPROは所謂サブコンで燃調をイジって出力を上げるものでしたが、
今回のはDS(デュアルスパーク)という点火系商品で、
2つのプラグコイルのカプラーに割り込ませる事で
シリンダー2つの同時点火的な制御を行い、トルクアップを
図るというもの。

ちょっと考えると単純なスパークアップさせるだけなら3シリンダーへ
接続して均等にアップさせるものですが、そうではなく
2シリンダーの無駄な点火をしている様にも感じますが、
そこは今時の技術屋さんですし、そんな単純なものではないのでしょう。
（この技術はメーカーが特許出願中の様です）

装着は簡単で本体に専用ハーネスを使い2つのプラグキャップに
刺さってるカプラーを外して割り込ませるだけ。
（電源も別途取る必要もないのでホントこれだけです）

但し、メーカーもどの車種が何番シリンダーと何番シリンダーに
カプラーを噛ますのがベストというのはその車のチューニングレベルとか
様々な要素がある為、基本となる1-2番シリンダーに割り込ませる
ところから試走してみてフィーリングを確かめて、
他に1-3番や2-3番といった様な組み合わせを試して使ってくれと
説明してますｗ

ウチのラパン(NA)は最初に説明書で言う基本の1-2番を試したら
出だしは良かったものの、中間ではアクセルの踏み込みに対し
モッサリとした装着前よりも重たい加速だった為、1-3番に差し換え。
1-3番だとアイドリングが軽く回ってる印象で出だしも良く、
中間～高回転まで軽快に吹け上がるのでコレだ！と思いつつも試走終わって
念の為、最後の組み合わせの2-3番も差し換えて走ってみる事に。
2-3番で試走してみると車庫を出た瞬間から明らかに出だしが良く、
中間～高回転まで良いと思ってた1-3番よりも太いトルクのまま
吹け上がるフィーリングだったのでコレに決定。
確定後、配線を綺麗にまとめて作業終了となりました。

その後、オーナーである嫁さんが試走を兼ねて出掛ける事に。
帰宅後感想を確認すると、やはり自宅から出た瞬間から全然違う！と。
そして中間～高回転までの感想も試走での私の感想通りの答えが返ってきたので
大満足だったそうです。

という事で、NAラパンでもまだパワーアップ出来る余地があったという
感想でコスパ良いパーツという評価をしておきます♪