シートベルト戻り不良改善

ある時、クルマを降りてドアを閉めようと思ったら、シートベルトが戻りきらずにドアに挟まる事がありました。
それから、度々そんな症状がありましたが、最近は毎回になって来たので、ちょっとストレスを感じていました。
そこで調べてみると、よくある症状の様でA207で修理を依頼すると部品代12万円+工賃が掛かる様です。

結構な金額が掛かるので更に調べてみると、他車でも同様な症状が出ており、シートベルトをキレイにするだけで改善するケースもあるようです。
そこで、シートベルトをよく見てみると⋯意外に汚れています。

そこで、バケツにぬるま湯を入れて百均で買える炭酸ソーダを用意したら、シートベルトをドアの外まで引っ張り出して、そっとドアを閉めます。

ぬるま湯に炭酸ソーダを入れたら、掻き混ぜて溶かします。

炭酸ソーダが溶けたのを確認出来たら、シートベルトを漬けてやり、1時間くらい放置します。

1時間くらい放置したら、シートベルトをキレイな水ですすぎます。その時、ブラシで擦ってすすいでやります。
その後、空タオルで軽く水分を吸ってやり、乾燥させます。

シートベルトがしっかり乾燥したのを確認したら、試してみると⋯あら、すんなり元に戻ります。
どうやら、シートベルトの汚れや静電気が原因となって、戻り不良になるようです。
より効果を持続するためには、ベビーパウダーやシリコンオフを塗布してやるのも良い様ですね。
同様な症状でお困りの方は、数百円で改善するかも知れませんので、お試しを。