子ども用マジック道具作成(その8 臆病ウサギの変身改良版)
投稿日 : 2023年12月27日
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子ども用マジック道具(臆病ウサギの変身)は今まで2個作り、その都度知り合いに譲ったので、今回、孫の里帰りを予想して3個目を作りました。
写真は、白ウサギのボードをウサギの家の表側に差し込んだところです。
同じものを作るのにも少し飽きたので、今回は土台の形を少し変え(表面にはクリスマスケーキの箱を切り抜いて貼り付け、ドアには金のラッカーを塗りました。)、ドアの開閉には蝶番を使い、差し込むギミックを外す爪をプラ板から金属のビスに変え、一旦外したギミックを再び取り付けることが出来るようにしてみました。
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ウサギの家の表側のドアを開けて白ウサギを見せたところです。
ドアの蝶番は釘で固定するようになっているのですが、段ボールでは釘がよく効かないので、ホームセンターで購入した桧の工作材(4ミリ厚)を一部貼り付けました。
内側は絵の具で深緑色に塗ってみました。
蝶番にすると手間はかかりますが、ドアの開閉が非常にスムースです。
ドアのキャッチは百均の丸磁石とビスにしました。ビスにすると取り付けと高さ調整が楽でした。
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ウサギの家の裏側のドアを開けて黒ウサギを見せたところです。
二~三度繰り返すと、察しのいい子どもは白ウサギのボードの裏側が黒ウサギになっていると考えます。
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そこで、ドアを閉めてウサギの家を表側にし、白ウサギのボードを奥側に押しつけながら引き抜き裏を見せると、黒ウサギではなく赤ウサギになっているという落ちなのですが・・・。
実は、赤ウサギの上に黒ウサギが磁石で貼り付けてあり、白ウサギのボードを引き抜く時にビスの頭に引っかかって黒ウサギの部分が外れ、ウサギの家に残されたままになっているのですが・・・。
写真は、白ウサギのボードの裏側の赤ウサギです。
白ウサギのボードは、1枚の段ボールの両面に百均で買った白い厚紙が貼り付けてあり、その上に図案の手帳のページをを拡大コピーした紙がスティック糊で貼り付けてあります。
赤ウサギのボードには四隅に百均で買った円形の薄い磁石が埋め込んであり、その上にウサギの絵が貼り付けてあります。
その右側は黒ウサギの裏側です。スチール缶をはさみで円形に切り抜いてセロテープで貼り、磁石に吸着できるようしてあります。
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ウサギの家を上部から見たところです。
黒ウサギのボードを引っかけて落とすため、ビスが斜めにねじ込んであります。
ビスは突出量の微調整が出来るので便利ですが、白ウサギのボードに跡が残るのが難点です。
今回は、この上部のボードを差し込む部分の縦幅を少し大きめに取り、横幅は白ウサギのボードギリギリに狭くして、白ウサギのボードを再び差し込むと黒ウサギが再度張り付くようにしてみました。
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見にくい写真ですが、白ウサギのボードから黒ウサギのボードが外れたところです。
このまま奥側に押さえつけながら(押さえつけないと黒ウサギのボードが一緒に上がってきてしまい、全くのネタバレとなってしまいます。)引き上げると、黒ウサギがウサギの家に残ったままになり、白ウサギのボードの裏側が赤ウサギになります。
次に、白ウサギのボードを手前側に押しつけながら(ビスの頭をかわすように)ウサギの家に差し込み(この時はウサギの家を奥側に少し傾けて黒ウサギのギミックが白ウサギのボードの裏側に吸着しやすくなるようにしておきます。)再び引き上げると、赤ウサギが消えて黒ウサギが復活します。
ウサギの家の前後のドアを開けて中に何もいないことを示します。
黒ウサギはどこに行ったのでしょうか・・・。
実は、元の場所(白ウサギの裏側)に戻っているのでした。
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左の赤ウサギは白ウサギのボードの裏側です。
右はその上に吸着させる黒ウサギのギミックです。
本番の時は、赤ウサギの上に黒ウサギをずれないよう吸着させておきます。
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ウサギの家の底の部分です。
黒ウサギの部分が外れて落ちた時に音がするので、消音用の薄いスポンジを張りました。
また、白ウサギのボードに黒ウサギのギミックが吸着しやすいよう、透明プラスチック板をV字型(底に当たる部分は凹の字型にして白ウサギに黒ウサギを吸着させた時のボードの厚さにしてあります。)にして底に貼り付け、外れた黒ウサギのギミックの下側が出来るだけ中央付近に位置するようにしてみました。
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