ステンレス フレット交換(^^) その1

フレット(^^) 左側が定番のニッケル製 ジムダンロップ#6100。
右側がシェクターギターの上位モデルで使われる、
ドイツ製ステンレスフレット。
某日本製有名メーカーのステンフレットを打ち替えしたら、
1弦の22フレットのチョーキング時と3弦の17フレットの鳴りが
イマイチ。デッドポイント(ﾟoﾟ;; 全てドイツ製に打ちかえ！
ワイヤーも色々あるとは…ドイツ製は精密なセンタリングされた頂点、
バラつきが+-0.2と素晴らしい造り(^^)
ステンは半永久的に減りません(^^)

工具一式。

専用工具。
左から、フレットニッパー、フレット抜きニッパー、
ジャンボフレット用タングニッパー、
ミディアムスモールタングニッパー、
下は、ヤスリ類です。
ステンレスは、硬いのでニッパー類は刃こぼれ
するので、かる〜く優しく使うとコボレません(^^)

この様にタングを切り落とします。
ステンは硬いので刃こぼれに注意します(ﾟoﾟ;;

切り落とすと、こんな感じに。
ストラト以外の最近のギターは、
殆ど切り落とされてます。

古いフレットを抜く→ネックを真っ直ぐにロッド調整
→定規を当て指板が真っ直ぐが全て確認
→真っ直ぐで無い場合要研磨→指板フレット溝清掃
→フレット1〜22まで指板のRに合わせ曲げる
→タイトボンド塗布→プラスチックハンマーで
フレットを打ち込む→指板にマスキングをする
☆擦り合わせの前に、定規で平か確認。
浮いているフレットはマジックで印を付ける。

フレット擦り合わせ兵器(^^)
全てのフレットに赤のマジックを塗る
→荒い紙ヤスリで、センター、両サイド
3往復1〜22フレットまで一気に削ります。
フレットに塗ったマジックが1〜22フレット
まで落ち、1.5mm程度フレットの頂点が削れてれば
OK(^^)

フレットの両サイドをニッパーで
切り落とし、専用ヤスリで仕上げていきます。