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Alan Smitheeのブログ一覧

2024年05月08日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~7日目【中編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~7日目【中編】








北海道周遊旅、昨日の投稿に引き続き…4月11日木曜日、釧路町からスタートです。

というか、ほぼ1つの場所で停滞してほとんど移動せずに終わってしまいましたが(爆
実はまだしばらく尻羽岬の周辺で愛車と絶景の撮影を行います(笑

因みに昨日の朝、旭川で目覚めてから釧路まで移動してきて徹夜中です(爆

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それでもこれだけ壮大な夜明けを迎えてしまうと…なんだか疲れが消えるというか…。




さて、ご来光も無事に拝めたので…また1キロ以上歩いて車までテクテク戻ります。

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ここは夏になったら緑一色の草原になって…さらに凄い絶景なんだろうなぁ…




で、戻ってきました。こんな広大な岬に…デリカミニただ1台というシチュエイション(笑

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こんな凄いところにいるんですが(^^;

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昨日スーパーで買っておいた惣菜を朝食とします。本当は夕食のおかずでしたが…(汗

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さて、とりあえず軽く腹ごしらえも出来たので…ぼちぼち撮影しましょうかね。




太陽がぼちぼち高くなってきたので撮影には良い感じです。

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とりあえず岬の先端…崖っぷちのところで(爆

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当然ながら…柵も何も一切無いので少しでもハンドルを誤ったら即死だったりします(怖

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デリカミニ、360度カメラがあって本気で良かったと…この時誰より感じてた気がします(爆




ちょっと離れてみると…このポツン感!(笑

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さらに車を移動しつつ、さらにめっちゃんこ離れたところから望遠で。これはお約束ショット。

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もはや絶景すぎて三菱デリカミニのカタログ撮影をしてるとしか思えない状況です(笑

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めっちゃんこ離れた場所から再びテクテクと車に戻ります…向きを変えるために(笑

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フツーに撮ると遠すぎてもはやデリカミニなのか何なのかわかんないくらいですが…




こっち向きなら多分わかりやすいですね(笑

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絶対に会社のロゴ入れたくなるやつ…




さらに場所を変えて…車の向きも色々変えては離れて…の繰り返し。めちゃハードです(涙

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もしも誰かいたりしたら…何やってんだ~?!って感じになるんでしょうね、きっと(汗





未明の天の川と蠍座の共演に始まって蜃気楼で五角形になった激レアな太陽のご来光、
そしてこの青空と青い海に囲まれた岬の草原で愛車と絶景コラボ…贅沢すぎました(^^;

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名残惜しいですが…次の目的地へと向かいます。ってか、ようやくスタートですね(爆



というワケで、改めて本日の予定はこんな感じで決めてあります。
実は今日訪れるところは5年前に夫婦で訪れたところばかりだったりするんですよね。
なので、ほぼリピートになります。ただ、当時は時間がなくて見れなかった所とかもあるので
若干ルートを変更してみたりしつつ、5年前の北海道旅行の補完計画デス(笑

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まずは釧路のお隣、5年前にも訪れて大変気に入った厚岸町へ。

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道の駅厚岸グルメパーク「コンキリエ」にはこんな展望エレベーターまであるんですよね。
ランチタイムだったら絶対に食べたかったです…




奥に見える赤い立派な橋が北海道で最初に海上に架けられたという厚岸大橋

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厚岸町は数日後に訪れる予定でもある室蘭市と同様で非常にユニークな地形なんです。
橋を渡らなくても一応対岸へは行けるんですが、かなり遠回りになるので橋が出来る前は
わざわざフェリーで渡ってたんだとか。



橋を渡った先に見える小高い丘がお供山という標高60m足らずの山で、展望台があります。

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2年ほど前に山頂への避難経路を兼ねたアクセス階段が完成しているようで、
写真の右手にジグザグになっている階段が見えてますが…5年前はまだ工事中で…

こんな一歩間違えば確実に死ねるハシゴみたいな工事用の階段があるだけでした(爆

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これ、手すりがなかったらフツーに後ろにひっくり返って落ちます…60mとは言え結構高い(怖


そして、山頂は…橋を渡ればフツーに崩れます(爆

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侮るまじ、標高60mのお供山!しかも樹林帯がほほジャングル、藪漕ぎ必至っていう(涙

今はきっと観光スポットとして完成したのでさぞかし足を運びやすいとは思いましたが、
この日もアホみたいに旅程がぎっしりなので、今回は道の駅から展望するだけでおしまい(汗

お供山からの展望は素晴らしいのでオススメです。きっと夜景もぶっちぎりでキレイなハズ。




そして、明け方から早朝までいた尻羽岬も見えています。まるでテーブルマウンテン(笑

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そして次は前回訪れた時はその名の通り霧に覆われてなかなか絶景が拝めなかったので
今日の快晴に期待をして…霧多布岬へと向かい始めました…が!!

ここで、最大級の睡魔に見舞われて…何度か事故りそうになったので急遽仮眠することに。

朝は氷点下だったにも関わらず、既に気温は15℃以上もあり、密閉状態で寝たら確実に
熱中症になってしまいそうだったので…どうせ誰もいないし、と…ドアを開けて寝ました(爆


この時、最悪何時間も眠り込んでしまったら…それはもう旅は身体が資本だから仕方がない、
諦めるか別の旅程を組み直そう、って考えてましたが2時間くらい寝たら自然に起きました。

なので、2時間分の旅程は削られてしまいますが、まぁ事故って旅自体出来なくなるよりは
当然ですが良いワケで。いつでも寝られる休めるというのが最大利点なデリカミニですしね。



そして、気を取り直して…正直まだめちゃくちゃ眠たかったですが、何とか眠気を払って…
故モンキー・パンチさんの故郷、浜中町にある霧多布岬へ到着しました!

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ここは駐車場から岬の先端まで比較的近いので良いんですが、いつも暴風気味です(汗



ここは尻羽岬ほどではないですが、正直あんまりメジャーなスポットではないかも?
しかし、それでも5年前、わざわざ宿泊地としてもこの浜中町を選んだ理由がこの先に…。

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左手には日本百名道の北太平洋シーサイドラインが続く根室半島の南岸が見えてます。

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根室半島もやっぱり歯舞諸島と同じなんだな、っていうのがよくわかる地形なんですよね。




岬の手前には湯沸岬灯台があります。あれ?霧多布岬なのに霧多布灯台じゃないの…?
って思いますよね、ええ。この地区が湯沸という名前なのと、元は別の場所に灯台があって、
そちらを廃止して新たにこちらに灯台が出来たのでこういう名称になった…らしいです(^^;

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因みに北海道で一番明るい灯台なんだそうだ。夜見た時そんな風には見えなかったけど(汗




そして灯台の先に、霧多布岬(湯沸岬)が…もう見えてますね。

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チラっと再び左手を見たら…あれ?なんか雪山が見えてるんだけど(汗

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5年前に来た時は霧であまり展望もよくなかったので全然気にしてませんでしたが。
実はここから約80~100キロ離れた後に向かう斜里岳や知床連山が見えるようです(驚




ミラーレス+望遠で確認したところ、やはりそのようでした。

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そもそもこの道東の釧路~根室一帯にこんな雪山なんて無いですしね。4月で良かった。




そして、岬の先端までやって来ました。北海道の岬って何となくみんな似てる気がします。

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しかし、何故それでも霧多布岬へ訪れるのかと言うと…

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なんと、この霧多布…運が良いとクジラが見られるんだとか。さらにラッコも集まってきます。

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たまたま岬に来た地元の方とそんな話をしていると…んー!?

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あの黒いの…ラッコじゃね???それともアザラシ?




しばらくしたら岬の先端にある神威岩をグルっと回って泳いできました…か、かわいい!

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しかもよく見たら…もう1匹、岩の上で昼寝してるやん…これまたかわいい!!

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必死こいてエサをみつけて食べて…ってのをやってます。こんな風に見たのは初めてかも?

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そうなんです…この霧多布は全国から海洋動物ファンや野鳥ファンが沢山訪れるスポットで、
他にも珍しい野鳥が数多く集まってくるんだそう。以前この霧多布の宿でお世話になった際も
そういった話を主人らと談笑していたんですよね。泊まりに来る人の大半が野鳥好きとか(笑

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因みにこちらは根室と反対側、西側ですが…手前に見えるテーブル状の山は嶮暮帰島で、
かつて故ムツゴロウさんが1年だけ住んでたという広大で平たい無人島です。
で、さらにその先に見えるのが多分、涙岬ですね。岬の先に立岩らしきものが見えてます。

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霧多布はその名の通り、春から秋にかけて霧で覆われることが多いだけに、そうなる前に
こうして訪れたおかげで遠方までしっかりと望めるのはありがたいですね、前回ダメだったし。




もう一度、東側…根室方面。こちらも地味に絶景なんですよね、ビックリです。

まず、左奥に見えるのが間違いなく斜里岳です、日本百名山。いつか登頂したい山の1つ(^^;
そこから知床半島へと知床連山が連なっていて右端の方は武佐岳海別岳あたりでしょうか。
因みに霧多布岬から斜里岳は約85キロ、海別岳だと95キロくらい離れてます。

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さらにその下というか、この対岸ですが…よく見るとムツゴロウ王国があった幌戸地区
無類の動物好きなので、子供の頃、ムツゴロウ王国に行きたくて仕方がなかったなぁ(汗
またこの手前の岬は霧多布岬を眺める為の?霧多布岬展望台です、柵が見えてますよね。




そして、キョロキョロしながら…戻ってきました。再び、湯沸岬灯台

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やっぱり真っ青な空と真っ白な壁に赤い帯ってめちゃくちゃ映えますね!ギリシャ…的な(笑




そして、駐車場へ戻ってきました。これから向かう根室半島を眺めてます…

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この写真だと若干判りづらいですが、ずーっと続く平たい陸地の右端に微かに見えるのが
恐らく根室半島のちょうど付け根に当たるところにある落石岬ですね、約30キロ離れてます。


本当はここも訪れる予定でしたが、睡魔に勝てず仮眠をしたので今回の旅程から急遽削除(涙
他にもこの直後、すぐ近くにある日本でも2個所しかないと云われる通行可能な浜辺の道、
浜中なぎさドライブウェイでも撮影したかったんですが…断腸の思いで諦めましたよ、ええ(涙

もうね、十勝平野もそうですが…道東も行きたいところがありすぎてダメです、ほんと。
今ザッと道東で行きたいスポットを挙げると…軽く5~60箇所以上出てきますからね、ええ(爆

前回も3~40箇所は巡りましたが…まだまだです。やっぱり何度かに分けないとダメですね(汗



というワケで、無事に?北海道周遊6日目の午前の部が終わり、午後に突入しました(爆
これでもかなり端折ってるんですよね、全部アップすると記事が長すぎて死んじゃうから(汗

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それでは次回は…いよいよ午後の部、何とか後編だけで終着までイケるのか!?

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さらなる衝撃が待っている…4月11日木曜日、後編へと…つづく!?!?!?!
Posted at 2024/05/08 19:21:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年05月07日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~7日目【前編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~7日目【前編】








2024年4月11日木曜日、北海道上陸から数えて6日目の朝を迎えようとしています。
迎えようとしています…と言うのは、まだ夜明け前だからです。そう、この日は徹夜です(爆

前日は旭川から十勝平野を抜けて襟裳岬まで南下した後、釧路までやって来ました。
移動距離は実に600キロと、今回の北海道周遊中、一番長い移動となりました。
当然、それだけの距離もあってあちこち巡るとなると…もはや寝る時間などありません(涙

本当ならもうどこかで休んで寝てしまうんですが…絶対にそうは出来ない理由がありました。


さて、6日目の旅程は、釧路から厚岸を抜けて北海道最東端納沙布岬へと向かい、
根室半島を1周しながら各地を巡りつつ、日本百名道北太平洋シーサイドラインを走り、
さらにその後、もう1つの百名道である道道950号線を通って野付半島へも訪れます。
そして、最後は知床方面へと向かい、斜里岳山麓を横目に斜里の道の駅で車中泊します。

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距離的には約400キロの移動なので本来であればそれほど大変でもないのですが、
前日の旭川からの大移動とこれからの撮影で徹夜しているので体力的にもはや限界…(汗
この日もぶっちぎりの快晴で気温も高くて暑かったですが、どこかで昼寝の必要があります。



まずは、前回の投稿の続きから…。

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なんとか無事に辿り着きました、旧・仙鳳趾村現・釧路町シレパ岬(尻羽岬)です。

ここは絶景ファンの間では有名ですが、一般的には北海道民にもあまり知られてない場所。
それだけに、こんな最高の条件下にも関わらず他に撮影者すらいません…完全貸切です(汗


そもそも、今回の北海道周遊全般に言えますが…とにかく行く先々、ダートばっかりです(爆
中でも絶対にSUVでないと走行出来ないような悪路もいっぱいだったりします。
その時点で、SUV以外だと諦める人も多いようです。実際、自分はこれまで断念してました。

今回、こうして4WDのデリカミニだからこそ容易に訪れることが出来ました、本当に最高です。



さて、この尻羽岬ですが…目的は勿論「絶景」なんですが、まずは天の川の撮影です。


天の川の撮影はこれまでに何度もトライしてきましたが、どうしても街明かりの光害を受けて
百科事典に載ってるような派手な星景写真を撮ることが出来ませんでした。

いや、撮れてはいるっちゃいるんですけどね。なんか思ってたのと違うなぁ、というか。
因みにこちらは去年の同じ時期に群馬県と長野県の県境にある渋峠で撮影した天の川。

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天気も文句無しに良かったんですが…このすぐ麓には草津温泉があるので光害が…(汗
それに、さすがにここまでメジャーなスポットだと他に撮影者も4~5人いましたしね。


なので、今年はカメラを買って3年…3度目の正直ってのもあったので、絶対に撮りたくて。
当初はここまで気象条件が良くなるとは思ってませんでしたが、その幸運もありましたしね。
となると、何としても天の川を見たいし撮りたいし、…と。その気持だけでここまで来たワケで(笑


しかし、この岬…当たり前ですが、街灯どころか街明かりも無いし、この時期この時間に漁船も
まだ出港していないので海もほぼ真っ暗。まぁその条件だからここへ来たワケですが(汗

なので、よっぽど慣れてる人なら良いですが…とにかくおそろしく暗い…まさに漆黒!暗闇!

もうヒグマが出てきても絶対にわかんないし!っていう。実際周囲をガサゴソと音がしていて
気がつくとキタキツネがいたりエゾシカがいたり。虫が出ない時期なのが唯一の救いですね(笑



で、とにかく今自分がどこにいるかもイマイチわかんないくらいなので、砂利道に適当に停めて
まずは外の様子を見てみます…すると、もはやそこは別次元でした。

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なんじゃこりゃー!!!


さすがにね、ビックリです。肉眼でもこれだけ天の川をしっかり見れたのは初めてかもしれない。
あまりに星明かりが明るいのでデリカミニのボディに点々と反射しているんですよね…ヤバい。



というワケで、時間がないのでサクっと準備します。と言うてもカメラ初心者だしお金も無いので
安いカメラに安いレンズを装着して安い三脚を立てて空に向けてパシャパシャ撮るだけですが。

なので、ほぼスナップ写真と同様。というか、フツーに撮るだけでも十分な気がしてました(^^;

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全く同じ機材で同じように撮ってるだけなのに…これまで撮った天の川とは比較にならない(汗

因みに今回は天の川だけでなく、あくまで「星景写真」を意識してデリカミニも入れてるので、
デリカミニが真っ暗にならないよう、スマホ画面のわずかな明かりを車体に向けて照らします。



ようやく暗闇に目が慣れて来たので車を少し配置換え(^^;

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正直、本当はここではない別の場所で撮影したかったんですが、あまりにも暗がりなので、
崖から転落することを恐れて今回はパスしました。それに、時間も無かったですしね(汗



ちょっとカタログちっくな感じに(笑

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もはや星空がスゴすぎて合成写真のようになってしまいます、完全な1枚写真なのに(爆

因みに、天の川のすぐ横に見えるのが蠍座です。アンタレスが真っ赤に光ってますよね。



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スマホの画面の微妙な明るさでも結構車体が明るく照らされるので…色々微調整しつつ。



何枚かいろんなパターンで撮影して…最終的に、コレが一番良い感じに撮れたかも。

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特に何もしなくてもこれだけの条件が揃うとド素人の自分が安いカメラで撮ったとしても
この程度の写真は撮れちゃうので、やはり北海道は最高です。何も無いのが正義となる(笑



そして、気がつけば夜明けの時間が近づいてきました。どうやら漁船が漁に出始めた様子。

目も慣れたし夜明け前の薄明で周囲の状況とかも見えるようになってきたので、
ダメ元で…本来撮影したかった崖へと向かいます。


そして、もうかなり夜空も明るくなってしまい、天の川も半分くらい沈んでしまいましたが…

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沖合に並んだ漁船の明かりと薄明の夜空と天の川が何とも良い雰囲気になりました(^^;
漁船は爆光だし動いてるので長時間露光するとどうしても露出超過してしまうので
ほとんどまともに撮れませんでしたが…いや、この光景は光景で、凄く神秘的でしたね…


というワケで、夜中に襟裳岬から移動して深夜ギリギリに到着して短い時間ではありましたが
その苦労は報われた気がします。ほんと、途中疲れや眠気で諦めなくて良かった…(涙



そして、次はいよいよご来光タイムです。全く寝てる暇なんてのは…ありません(爆



奇跡の絶景はまだまだ続くんです(爆



再び尻羽岬の近くまで移動して、地図を確認しつつ…草原の中を1キロほど歩きます。

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今回はまず、スマホ写真から先に紹介していきます(^^;



途中で海難物故者供養塔が見えてきます。さらに岬の先端へと歩いていきます。

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そして、次の目的地へ到着しました。眼の前に見えるのが太平洋、尻羽岬です。

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因みに海の向こう側にワニのようなカタチで見えてる島は現在は無人島の大黒島で、
戦時中は旧日本軍の要塞特攻艇基地があったりした島です。



そして、日の出の角度を計算して場所を移動しながらセッティング。

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太陽が昇ってくる位置が島に隠れるとダメなので、大黒島のピークに設置された厚岸灯台
左手にある鞍部に太陽が出てくる場所を探します。この鞍部だと水平線が見えているので、
水平線より昇ってくる太陽を捉えることが出来ますしね。今回これはもう絶対条件でした。



少しズームすると…大黒島の右端の山頂に厚岸灯台が見えます。その左手の低い部分…
ここが鞍部となるんですが、ここから太陽が昇ってきたら無事成功です(笑
それ以外だと島で水平線がギリギリ隠れてしまっているのでご来光が拝めなくなります。

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手前の草原にはよく見るとエゾシカのファミリー?が移動しています。
草でも食べて日の出と共に森の中へと帰っていく頃合いなのかもしれませんね(^^;



そして、狙い通りの場所から太陽が昇ってきてくれました!!完璧じゃないかー!(悦

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…というところまではスマホ写真でしたが、
ここからはミラーレス一眼で撮影した写真で振り返ります。



尻羽岬で戯れるエゾシカたち。かなり距離があるにも関わらず丘の上でカメラを構えた途端、
こちらに気づいて一斉に注目してきました。凄いですね、野生動物って。

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しばらくジーッとこちらを見てました。それだけシビアなら道路に飛び出してこないでよ(爆

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そして、ご来光待ちです。太陽が狙った場所からでてこなかったらその時点でアウトです(汗

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そして…ついに太陽が昇ってきました。若干左すぎたか?!

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手前でエゾシカたちが戯れてるので、それも込みでパシャリ。




んー?太陽の様子がおかしい…??

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そんなことおかまいなしに、手前のエゾシカたちはイチャコラしています(汗





おおー!?コレはもしかして昨日に続いて蜃気楼…ダルマ朝日になるのか!?

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北海道上陸から何度もご来光を撮影してますが…見ての通り、明らかに歪なカタチです。





ひょっとしてダルマ朝日じゃなくて…ひょうたん朝日になるのか!?!?

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昇ってきている太陽自体も既に真円でなくなってますが、水平線に蜃気楼が発生してます。





そして、その蜃気楼が消えたと思ったら…五角形の太陽が!!

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こ、これが噂の…!!!




凄いな、これ…なんちゅー蜃気楼、そしてこの屈折っぷり。信じられません…(涙

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ヤバい…つい数時間前までのぶっちぎりの天の川の感動が上書きされてしまう(笑



いや~、昨日10日のご来光がオホーツク海でだるま朝日になったとニュースにもなりましたが
連日こんな珍しい気象現象が起こるとは思いも寄りませ…いや、多少は期待してました(笑

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これまで数多くの現象を目撃しては撮影して…と、ひと通りは拝むことが出来てましたが、
五角形はさすがに無かったですからね、良いものが見ることが出来て良かったです。


因みに、前日に発生しただるま朝日というのは、こんな感じの太陽です(笑

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これは結構頑張れば年に数回くらい見られるんですが…
とは言え、その時に水平線の見える場所に待機でもしていないとダメですけどね(爆


この数年間のうちに、だるま朝日をはじめ、瓢箪朝日、四角い太陽、サンピラー等々、
いろいろ目撃して撮影もしてきましたが、ひと通りのバリエーションが揃った気がします(笑




そして…今日もまら大絶景を予感させる美しい日の出と共に…6日目の旅が始まりました。

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ですが…これまた旅の内容も絶景もボリューミーすぎるので、前編はここで終わります(爆

まだ朝6時ですよ、ええ。全然先に進めません(爆

なんかもうここまで来ると幸運を使い果たしてる気がしてなりませんが…大丈夫だろうか(汗


前述した本日の最終目的地の斜里に着くのは21~22時頃の予定なんですけどね(汗
とてもじゃないけど、4回くらいに分けないと無理です。これでもめちゃくちゃ端折ってますが(爆



というワケで、後編へ…いや、前編の後編?中編?へと・・・つづく!!
Posted at 2024/05/07 23:41:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年05月06日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~6日目【後編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~6日目【後編】







はい、もはや距離感から時間から全てがバグり始めた北海道周遊5日目、ようやく後編です。
因みに、17日間に渡る全体の旅としては自宅を出てから6日目となります。<ややこしい


さて、何も無いハズのえりも岬の春でしたが…早くも絶景まみれになっております、はい(笑

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結構ギリギリのところまで行けちゃうんですね。もっと急峻な崖になってるかと思いきや…



そうこうしてる内に…随分太陽が落ちてきました。目先には襟裳岬灯台が見えてます。
あちらに見える岬の方はよくある断崖絶壁って感じですね。

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ここから場所を移動して、灯台のある観光名所としての襟裳岬へ向かいます。

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なにげに…広大です、そこそこ歩きます(汗



誰も…いませんね…(汗

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ここから先程いた地理上の岬の先端を眺めます。神威岬と同じような雰囲気ではありますね。

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岬の少し手前になる襟裳岬灯台のところは少し入江みたいになってるんですね。

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襟裳岬は常に強風が吹いてると云われてるのは有名な話でしたが…今日はほぼ無風!!

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正直、自分の失態でドローンが飛ばせなかったことをめちゃくちゃ後悔しております、はい(涙



そしてこちらにも襟裳岬の看板が。やっぱり…誰もいませんね(汗

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しかし、この後同じように夕日目当て?なおじさんとドローン持った若者が来ました。
そして明日の天気を考えて日の出をどうやって迎えるかお互い悩んでました(笑
おじさんはここに留まってご来光を撮影するそうです。自分は釧路へ向かう、ってことで。


あ~、ありました。森進一さんの超有名な…「襟裳岬」の歌碑

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そして超有名な「♪襟裳の春は~何も無い~春です~」ってのがリアルタイムすぎて笑える(爆

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最初は地元に失礼な歌詞だなおぃ!って思ってたけど…まぁ確かに何もない春でしたね(笑



そして、いよいよここからがマジックタイム。
本日も夕焼け、日没、マジックアワーの絶景3本立てでお送りすることになりそうです(笑

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どこでどう撮ろうかあまり深く考えてなかったんですが結局…灯台の脇にしてみました(^^;

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完璧なまでに水平線へと落ちていく真っ赤な太陽…

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いよいよ日没の瞬間…

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さすがにグリーンフラッシュは無かったけど、最高の場所で最高の日没を見届けました(涙

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これまでいくつもの気象における自然現象を見てきましたが、普通の日没でも尊いものです。
因みにこの日の北海道では各地でだるま朝日などの自然現象が見られたんだそうです。
そして翌日もこの地方では寒暖差が激しく氷点下になるとの予報。
ということは、かなりの確率で自然現象が見られるチャンス。これは逃してはなりません(^^;

急激な気温の変化は人間にとっては大変ですが、そういう時こそ自然現象は起こるもの。
そしてこれらを実際に見るには車中泊旅のような旅でないとまず見届けることは出来ません。
だからこそ、プライスレスな旅というのは止められませんね、しみじみと感じました…。



日没後はゆっくりと…辺りはマジックアワーで様々な色に染まっていきます…

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深い海は徐々に藍色の世界へ…。

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このままずっと眺めていたくなっちゃいますねぇ…



しかし、街灯も全く無くて危ないので…ぼちぼち撤収してマジックアワーの黄金ドライブへ。

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さようなら、襟裳岬…

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誰も居ない岬で静かに回るサーチライト…



駐車場へ戻っても…あまりの美しさについ立ち止まってしまう。誰も居ない静寂の夜の訪れ。

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日没直後のマジックアワーです。こんな美しいマジックアワーが登山以外で拝めるとは…。

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よく見ると空にはうっすらと月が…。昨日が新月だったので、今夜は二日月。繊月なんです。




ほんのわずか数十分のご褒美タイム。また見れると良いなぁ…

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しかし、30分もすればこんな具合に。えりも岬の町はひっそりと夜を迎えようとしています。

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そしてここから黄金道路を通って約250キロ離れた釧路町へと向かいます(爆
お空も青ざめてましたが、自分の顔面はもっと青ざめてましたよね、きっと。250キロかぁ…。

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…と、その前に忘れてならない本日2度目の温泉となる、大樹町晩成温泉へ。

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襟裳岬から約80キロ、間一髪で間に合いました。あと5分遅かったら入れなかった(大汗

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そんな時間なので、当然?貸し切りでした。入る前から名泉なのはわかります、はい(笑

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露天風呂は無いですが、大きなガラス越しに日中なら目前にある太平洋が丸見えです。
また、露天は無いもののドアを開けて外へ行くことは可能なので夜風に当たりました(^^;


ここはかなり珍しいヨード泉。ヨードと言えばあのヨードチンキのヨードですよ、抗菌作用の(笑

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こちらも先の温泉紹介と同じチャンネルで詳しい動画がありました。是非参考までに。



そして、最高の温泉を堪能して湯上がりで…もう既に眠気と疲労がピーク寸前…(大汗



ジュエリーアイスで有名な豊頃町の十勝川河口を過ぎても…釧路まであとまだ100キロ(涙

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しかも、目的地はこの釧路市の「釧路」ではなく、釧路郡釧路町なんです…さらに先の…(爆



日付は変わってたと思います…釧路には入りました。が、記憶が半分ありません(爆
正直、何度か死にかけてます。誰も何も走ってない寂れまくった夜道で良かったです(汗

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なんとか給油してガス欠を逃れ…さらに40キロほど先の釧路町、旧仙鳳趾村へ向かいます。



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あ、もう深夜になってましたね。気がつけば気温は氷点下でしたが…温泉で温まりまくりで
全然寒さを感じてませんでした。何ならずっと窓開けて走ってましたしね、眠気覚ましで(汗



しかし、航続可能距離506キロかぁ…燃費良すぎるだろ、デリカミニ(笑





もはや眠気と絶景疲れ(笑)で意識朦朧となる中…ふと車を停めて空を見上げると…

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というワケで、次はいよいよ北海道周遊旅も折り返し?!そして、さらなる絶景の数々が…。

この翌日についても…徹夜してるにも関わらずとんでもなく絶景まみれになってしまい、
前編・後編だけでは到底1日分収まりきらないので3つくらいに分ける事になりそうです(汗


といったところで次回へ…つづく!!!
Posted at 2024/05/06 03:01:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年05月05日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~6日目【中編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~6日目【中編】







さて、4月10日水曜日の中編です。あれ?後編じゃないの?って思った方、素晴らしい。
そう、この日はあまりにあちこち訪れすぎて端折っても端折りきれなくなってしまったので
投稿を3回に分けることになってしまいました…みんカラの文字制限マジでウザい(怒


さて、ようやく散策しまくりだった糠平を抜けまして…帯広の手前まで来ました(汗
この日の全体の旅程で見ると…まだ…5分の1くらいですけど何か(爆

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糠平国道を南下して十勝平野と下ってくると…目の前には絶景が広がります。


こちらは上士幌の藤屋牧場なんですが、美瑛にも通じるこの突き抜け感がたまりません(^^;

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そうかと思えば、そのすぐ先にある道の駅かみしほろは…とんでもなくシャレオツ道の駅!

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正直、オシャレすぎて軽く引きました…こりゃアカン、センス良すぎて自分には合わない(爆
20~30代のカップルしか入っちゃイカン施設でした(笑

北海道の道の駅のバリエーションの豊富さはもう本州は全く刃が立たないでしょうよ…。


この道の駅がステキだったのはこちらのサービス。ゴミ処理を受け付けてくれてるとは!

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北海道は自分のように長旅してる人もきっと多い。ということは道中のゴミも増え続けます。
となると、さすがに自宅まで持ち帰るのは現実的ではありません。
しかし、北海道は野生動物も多く、彼らが人間のゴミを少しでも知ってしまうと大変です。
というワケで、どこの自治体よりもシビア。だからこそ、こういうシステムはありがたいですね。

北海道に限らず、もっと促進すると良いんですが…下手したらキャンプ場ですら無いですしね。



そして上士幌をさらに南下…


周囲を見渡すと、広大な牧場がいくつもあります。美瑛や富良野的な…と先述してましたが、
十勝平野は富良野のような丘陵地帯ではないので限りなくまっすぐ…って感じなんですよね。

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この何でもないところがまた…大好きです。きっと地元民は何とも思ってないだろうけど(笑




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緑の時期になったらもっと画になるんでしょうね~。



なんて言うてたら既に緑になってるところもあったのですかさず…パシャリ(笑

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奥に見える冠雪した山々は然別火山群でしょうか。あの奥に然別湖があるんですよね。
そして右奥にはこれまた行きたかったナイタイ高原牧場があったり…って、行きたい所だらけ!


もうね、全然先に進めませんです、ハイ(涙


しかし、その先には…見えてきましたよ、北海道で一番秘境と云われる日高山脈が!!
あまりにも山奥すぎて微塵も登りたいと思えないんですけどね、ええ(爆

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そして士幌町へ入り、道の駅ピア21しほろから国道を外れて広域農道へ入ると…

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これまたイイ感じの風景が盛り沢山。こんな時期外れでも十分すぎる絶景です(笑



そしてようやく帯広市の手前、音更町へ。そこで道の駅おとふけに立ち寄りランチタイム。

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中に入るといきなり巨大なゴジラとかいたりします…なんでよ?(笑

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あと、誰でも弾いていいよ系のピアノも置いてありましたね、人が少なければ弾こうかな?
とか一瞬思ったんですが…いや、時期外れの平日なのにめちゃくっちゃ大盛況でしたよ?



そして、今日のランチは…これ!もうね、家を出る前から絶対に食べると決めていました(笑
北海道民で知らない人はいない、豚丼の元祖・豚丼のぶたはげです!嬉しすぎるゥ!!

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5年前、地元民の勧めで食べた帯広の豚丼一番の衝撃がずーっと忘れなかったんです。
で、十勝民に云わせると、豚一の他にぶたはげかしわは外すな!っつー話だったので、
今回はそのどちらかに行こうと思ってたんですが、後者はあいにく休業日だったので、
ぶたはげの方で食べることにしました。もうね、きっとどこもレベル高いと思うんですけどね(汗


大盛りが食べたいくらいですが少食なのでノーマルで。それでもこのボリュームは…さすが!

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何故ここまでハマってるかと言うと…ある説によれば鰻丼の代用食なんですよね、これ。
なので、タレも鰻丼っぽいし、炭火焼で特に香ばしい蒲焼。な~るほど、そりゃ納得です。
実際、そんな感じですもんね。だからこそ、鰻がソウルフードの名古屋人の舌に合うワケです。

この炭火焼の香ばしさ、この蒲焼は東海地方じゃ食べられないんですよねぇ…ありそうだけど。

何はともあれ、最高に美味でした。次も絶対に食べに来たいと思います!

今思えば…自宅でも食べられるというお土産版とか買っておけば良かったかも…?
もういっそ取り寄せてみるか(爆



そして、道の駅にはもう1つ…めちゃくちゃ美味しいパン屋があると地元民に聞いて(^^;

音更と言えば小麦や小豆の生産量日本一ですからね、小麦奴隷な自分は食べないと!

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ってなワケで、地元で有名な満寿屋商店が出店してるパン屋で焼き立てパンを購入。

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もう見るからに美味そうです。ヤバいです。お腹いっぱいなので我慢して明日の朝食に(^^;


しかしまぁ、音更はやっぱりヤバかったですね…噂通り、完全に食い倒れの駅でした(笑

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他にもインドカレーからうどん屋、蕎麦屋、ラーメン屋…どれもがハイレベルで驚きでした。
ほうじ茶ラテとかもね、そんなん…美味しいに決まってるやん?ってのが目白押し。

いやー、もうね…住みたい、十勝に。自分、北海道で一番好きな土地かもしれない…マジで。



さて、メシも食べたので近くでガソリン給油して、先日の大雪で泥まみれになった愛車の洗車。

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当然ですが…デリカミニ、初めての洗車機です(笑


そして念入りに拭き上げて…めちゃくちゃキレイになりました!旅先で洗車は久々だなぁ(^^;

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今回のような長旅の場合は簡単な洗車グッズも車載しておいて間違いないですね、うん。



そして汗もかいたので、本日最初の温泉へ!こんな真っ昼間ですがどうしても入りたくて。
それがこちら。帯広市街にあるオベリベリ温泉・水光園です。めっちゃ街中にあるのよね(汗

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どんな温泉かは撮影出来なかったのでこちらの動画を参考下さい(^^;


噂には聞いてましたが…泉質、ヤバいですね、ヤバすぎです。とんでもない極上温泉でした。
そりゃこんな時期外れの平日の真っ昼間にも関わらず次から次へと人が来るワケですよ、ええ。

甘い香りのする茶褐色のモール泉はph値高めのアルカリ性で油分もありヌルヌルした感触。
湯温も40~42℃と常識的な温度だし、露天風呂からジェットバスまでとにかく多種、広大。
脱衣場も広くてキレイだし、湯上がりの飲食も充実。それでいて入場料490円はヤバすぎ(爆

温泉ソムリエになった頃から十勝温泉のレベルは桁違いだと聞いてましたが…まさしく、です。
本当の温泉好きは十勝温泉を真っ先に挙げる、というのも納得です。
自分もかれこれ全国300箇所以上の温泉を巡り歩いてますが、群を抜いて素晴らしいです。

お金に余裕があったら飛行機で帯広空港着で来て、十勝で連泊して帰りたいです…マジで。
他にもとんでもなく素晴らしい温泉をいくつか紹介されましたが…必ずや入りたいと思います!


湯上がりでサッパリしたところで…いかんいかん、のんびりしてたら時間が足りないッ!(汗


というワケで、一気に太平洋まで南下します!


途中、地元民しか知らない桜並木が絶景すぎる中札内村や、北海道民の走り屋の聖地、
十勝スピードウェイのある更別村を経て、太平洋岸にある広尾町へ。ここから約90キロ!


どひゃー!北海道上陸5日目でようやく太平洋を拝むことが出来ました(笑

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太平洋岸は…全く雲がないですね、超快晴~!!しかも風が穏やか!!素晴らしい!

そしてここから国道336号は日本百名道でも不思議ではない名道、黄金道路に入ります。
その名の通り、この黄金道路は襟裳岬へと続く太平洋沿岸道路で、朝焼けでも夕焼けでも
気象条件が揃えば黄金のように輝く絶景を見ることが出来るシーニックロード!

…なのですが、実のところはこの険しい地形から戦前にアホみたいに工費を費やした事から
"黄金"の如し…と、「黄金道路」と名付けられたんだとか。えー!その説隠しときましょうよ(爆



今日は快晴だし穏やかなせいか…サーファーが結構いました。凄いですね、この時期に(汗

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そして黄金道路、襟裳岬へ行く前に…フンベの滝にも少しだけ。

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ここ、凄いんですよね。道路端に法面からいきなりそこらじゅうから水が流れ落ちてて(爆
え?どこに川があんのよ!?って思うんですが…どこにも川などはなくて。で、この水量。
当然、北海道なんでね…真冬にはこれがまんま氷爆になりますよね?とんでもないです(笑


さて、フンベの滝から襟裳岬までまだ40キロ以上あります…長い!さすが、地の果て(笑


後に再び戻ってくるんですが、望洋台まで来ました。はるか彼方に襟裳岬が見えてきました!
ここからは10キロチョイなんですが…なんだかヤケに遠く感じるのは気の所為でしょうか(汗

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因みに右の方、山の上に丸い物体が見えてますが…どうやら航空自衛隊の基地みたいです。



襟裳岬って単に言うても実は結構広いんですよね。しかも本当の先端は別の位置にあります。
なので、いわゆる観光スポットとしての襟裳岬の前に実際の岬の先端に向かいます。
昭和4年に沖合で沈没して78名の犠牲者を出した豊国丸の殉難者追悼碑が目印です。

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豊国丸殉難者追悼碑の近くに鳥居もありました。いよいよこの先が襟裳岬となります。

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おぉ~!!ついにたどり着きましたよ、念願の襟裳岬~!!森進一さんがヘビロテっす(笑

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正直、襟裳岬ってなかなか来られる機会って無くないですか?だって端っこすぎるし(汗
前出のね、森進一さんも歌ってるじゃないですか…♪えりもの春は何も無い~って(爆

何も無かったら…あまり行きたいとか思わないし。だってクソ遠いし(汗


でもですね、ここへ来て改めました。ごめんなさい、ぶっちぎりの絶景だらけでした、はい(^^;




…と、こんな中途半端ではありますが、あまりにもボリューミーな1日となってしまったので、
この続きは次回、本当の後編にて…つづく!!!
Posted at 2024/05/05 04:24:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年05月04日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~6日目【前編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~6日目【前編】








2024年4月10日水曜日、北海道周遊開始からはようやく5日目を迎えます(汗

いや~、帰宅してから写真を整理するだけでもめちゃくちゃ大変なんですが…
改めて今振り返るとこの日はとんでもなかったですね、ええ…よく死ななかったな、って(爆

そんなワケで、前日の投稿でも書きましたが…この日は大まかにプランが2つありました。
大雪山アタックが出来そうであれば、それを優先しようと思っていたので麓で車中泊して
天気図やら何やら色々情報収集していたんですが…結局のところ、登山は中止しました。
恐らく登山そのものは出来たけど、どうせならぶっちぎりの快晴を狙いたいですからね(笑


昨晩車中泊した当麻町オートオアシスは、こんな感じのところです。トイレも広くてキレイ。

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見ての通り、見事な快晴ですが…昨日の吹雪がとても信じられませんね(笑
ただ、我がデリカミニは…まだ一部凍りついてる状態。大部分はスノーウォッシュ効果で
あれだけとんでもなく汚れてたのに、写真で見る限りはそこまで…って感じになりましたね(爆


とりあえず、パンを温めて朝食にします(^^;

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朝食も洗顔も済ませ、パジャマから着替えて本日のプランを考えます。

当初、大雪山をパスした場合は襟裳岬まで南下していってそこで車中泊を考えてました。
これだけ快晴なら、襟裳岬で夕焼けも見られるだろうし、位置的にもご来光も拝めますもんね。

しかし、残りの約1週間の天気を考慮すると…そういうワケにもいかなさそうです(汗
今日中に釧路まで行かないと後々の旅程が厳しくなると判り、こんなイカれた旅程に…(爆

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移動距離約600キロ、移動時間約10時間。しかも今回は訪れたいスポットが膨大で…
今日1日だけで最低30箇所以上巡るので、もはや完全に何もかもがバグってます、ええ(涙

消去法と逆算を用いて時間を気にしつつ行動することになりそうです…全然のんびりちゃう(汗



というワケで、まず向かったのは大雪山層雲峡。5年前に訪れた時は日没までに間に合わず。
その時は阿寒湖方面から旭川へ向かってました。実はこの数日後全く同じ道を辿ります(笑

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大雪山系は晴れてはいるものの、やはり山頂付近が完全にガスってますね…中止して正解。


で、層雲峡を軽く流した後、訪れたのは不動岩を挟んで大雪山から流れ落ちる2つの瀑布、
銀河の滝流星の滝。どちらもまだ氷爆の状態で、流星の滝は影になっていたので見るだけ。

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超人気スポットですが早朝だったのでほとんど誰もいませんでした、相変わらずラッキー(笑



5年前に訪れた時は日没後で暗かったのでひたすら落水の轟音だけが聞こえてましたが…

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氷結してる状態だと当たり前ですが…とっても静か。流れ落ちる石狩川のせせらぎのみ(^^;



銀河の滝の右手に見えるのが不動岩

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遠くから眺めると如何に壮大な滝なのかよくわかりますね。大雪山系、おそるべし。

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他にも滝の反対側には双瀑台という双方の滝が一番美しく見られるスポットがあるんですが
上り下りするのに往復30分はかかるので今回は泣く泣くパスしました。
まぁどのみち滝がまだ氷爆しちゃってるんでね…そこまでして見ることもないかな、と(笑



続いては…少し南下して大雪ダムへ向かいます。車窓からチラチラと見えてましたが…
ダムによって出来た大雪湖は…見事に凍ってますね、しかもかなり積雪していました。
そりゃそうですよね、昨日だって散々降り積もってたくらいですからね、さすが内地(爆

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奥に見える雪山は石狩岳ですね。こちらの方も晴れてはいますがずっとガスがかかってます。



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大雪ダムの展望台も少し立ち寄ってみます。

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石狩岳をズーム。北海道の山は迫力が違いますね~。

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そしてここから分岐を国道273号線へと入り南下していきます。いわゆる糠平国道ですね。
この国道はクルマ好き、ドライブ好きならご存知の方も多いハズ、日本百名道の1つです(^^;


そして、しばらくして開けたポイントが…北海道のまさにド真ん中に位置する三国峠です。

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北海道のド真ん中、ある意味秘境?だけあって、青空ですが…おもいっきり雪が降ってます(爆

因みにこの三国峠には北海道大分水点という、いわゆる分水嶺もあるんですよね。
ここから湧き出た水は、太平洋とオホーツク海と日本海にそれぞれ分かれて流れていきます。

なんかもう、そういうのだけでもワクワクするんですよね、好奇心旺盛すぎるジジイなんで(笑


三国峠から目の前に見えるのはニペソツ山、標高2013mと、北海道の中ではかなり高い。
そしてこの山容なので、深田久弥も百名山にし損ねたみたいな事を生前言うてただけに、
かなり立派な山だと思います。ただ、これ…微妙に山頂ガスって隠れてる気がします(汗

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そしてもう1つ、こちらの伯耆大山のような山容なのがウペペサンケ山、1848m。

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これからこの山の向こう側にある十勝平野を目指す、というワケですね(笑



そして…三国峠と言えば、この少し先にある緑深橋から望む松見大橋が有名ですよね。

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紅葉最盛期にはさらに美しくなりそうですよね…って、5年前の秋にも一応訪れてますが…


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若干思い描いてた絶景ではなかったし、そもそも日没してしまい薄暗かったんですよね(汗



三国峠を越えたら次は…こちらも5年前に訪れていた士幌線の幌加駅跡へ向かいます。
特別電車好きとかでもないんですが…鉄道って絶対にロマンがあると思うのです。

そのかつて走っていた士幌線の始発駅はその幌加駅の1つ前、十勝三股駅なんですが、
今は三股山荘という喫茶店になっています。時間があったらここでお茶したかったなぁ…

営業はしてないようでしたが、代わりに蝦夷鹿がいました(笑

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あと、十勝三股と幌加の間に幌加温泉湯元・鹿の谷があるんですが…

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こちらも残念ながら休館日でした…まぁ営業していても入ってる時間があるかどうか(汗
温泉ファンには絶対に欠かせない温泉の1つだったんですけどね…こちらもまたの機会に。


そして士幌線幌加駅跡に到着。駐車場から少し歩くとそこにまだ残っています。

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見ため以上に雪深い状態だったのでホーム跡まで行くのは断念しました(^^;

この士幌線は帯広まで続いていました。開業は1939年で、廃止されたのは37年前でした。
自分の年齢からすると、37年前って言ったらそこまで遠い昔の話ではないんですが(汗


まだ微妙に路線跡があちこちに残っていたりするのも胸熱です。
そしてこの少し先にはこれから向かうタウシュベツ川橋梁なんかもありますしね。

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5年前の紅葉時期に訪れた際に撮った写真も。

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雰囲気がまるで違いますね(笑




そして、音更川沿いの国道を少し南下していき…タウシュベツ川橋梁展望台への入口へ。

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因みに…5年前に訪れた時は、わずかに頭の先?が微かに見えただけでした(涙
基本的に1月頃から見え始め、4月がピークで6月には湖に沈んでしまう幻の橋梁なんです。

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降水量が少なかったりとかで夏でも見られる場合もあるそうですが、基本は6月頃まで。


展望台へは徒歩5~6分森の中を歩きますがヒグマも出るそうなので訪れる方は要注意で。

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残雪でぬかるんだ足元の中、ついに…!!ってか、もうめちゃ見えてるやん(笑

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まずはスマホでパシャリ。距離にして800mくらいの距離なのでスマホで十分かも(^^;

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ですが、せっかくなので…久々に、バズーカーの出番です(笑

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滅多に使わないのでめちゃコスパ悪いかもしれません…何ならカメラ本体よりも高いし(爆



いい感じで橋梁が見えてますね!いや~、ずっとコレが生で見たかったんですよね…(涙

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そして、バズーカーの威力を、ドドォーン!っと(笑

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ちょっとズームすると橋梁の崩壊具合もよくわかりますね。やはり年々朽ちてきてる様子。
因みに中央の大きく崩れた部分は何年か前の十勝地震の際に崩壊したそうです。



バズーカーはさらにズドーンっとやりますよ、ってことで超ズーム。

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橋梁の鉄骨?部分や中に詰めてあった石までまるで間近で見てるかの如くよく見えます(笑

今度は雪も溶けて湖が青々とした時期に来てみたいですね…
ただ、それまでに崩壊しちゃっていても不思議ではないですよね。いつまで持つのだろうか…



そして橋梁を見た後は士幌線五の沢橋梁跡なども見物しつつ、こちらにも立ち寄りました。

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以前訪れた時にはまるで気づきませんでした、森のトロッコ鉄道エコレール三の沢橋梁



何やらトロッコで散策出来るみたいですね。ちょっくら散策します。

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この反対側が三の沢になります。今はフツーに歩道橋が架けられてるようです(^^;

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思いのほか雪深くてビックリ。こりゃスノ^ブーツが無かったら全然歩けませんでしたね。



駐車場へ戻って再び国道を南下…って、全然進んでないような気がしますが(爆
糠平湖の南岸をグルっと回って向かったのは糠平ダムです。糠平湖は一部氷が解けてます。

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このダムを通って対岸へ行けるんですが、現在は通年立入禁止となっています、残念。

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ダムの手前は開けているので糠平湖一面が見渡せます。

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ダムとしては何てこともないんですが、こちらに来たのは勿論…

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そうです。先程見ていたタウシュベツ川橋梁を違うアングルで望む為です(笑


先ほどの展望台から橋梁までは1キロも離れてないので比較的よく見えるのですが、
こちらの糠平ダムから橋梁までは約5キロも離れているので、ここからわざわざ見る人は
よっぽどいないかと思うんですが…バズーカーがあればきっとそう、大丈夫(笑



うーん…角度的にはギリギリ見えるかな、って感じですね。

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さらにズームしてみましょう。


おぉー!あまり見たことのないパターンのタウシュベツ川橋梁です(笑

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これで湖氷が全て解けて水面が穏やかだったら美しいリフレクションが見られたかも??




…ってなワケで、本日の旅程では600キロ近く移動しないといけないというのに、
まだ当麻町オートオアシスを出発してから120キロくらいしか移動してません…どうしよう(爆

本当にこんなんで日没までに襟裳岬へ到着出来るのか!?
襟裳岬まで直行すれば距離にしてあと200キロ程度なので大丈夫そうですが…
それまでに温泉にも入りたいし、ご当地料理も食べたいし、何なら洗車もしたいし…って(大汗


ってなワケで、ドキドキの北海道5日目は後編へと…つづく!!!
Posted at 2024/05/04 23:52:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域

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「@のり@CL 最近の新車はアイドリングストップ廃止傾向にあって装備自体無いモデルが増えてますからね…マツダ3もここ数年のモデルには実は無かったりして?(笑」
何シテル?   05/08 20:01
・登山(日本百名山63座登頂、他約250座) ・車中泊(約30年前から始めてます) ・旅行(世界一周、日本一周達成) ・楽器(ギター、ベース、ドラム、ピア...
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