センターコンソール分解①

忘れないようにメモっておきます。
既に取り外されてますが、センターコンソールサイドパネルの外し方です。赤矢印が矢尻上の突起が嵌っている部分、緑は位置出しの突起が刺さる穴です。リア寄りの矢尻から順番に外しますが画像に向かって手前方向に引っ張れば外れます。手でもいけますが内装外し等で外した方が安心です。片側6か所の矢尻が抜けたら抜けた状態のままパネル全体を車両後方に向かってまっすぐ引っ張れば外れます。上に跳ね上げるようにしてしまうと破損する場合があるそうです。

ナビを外す場合(私のはナビレスですが...)はサイドのパネルさえ外してしまえばナビを固定するボルトにたどりつきます。赤矢印はT25、左右2本ずつです。※普通はこのボルトの手前にプラスチックの部品がある(引っ張れば簡単に取れる)そうですが私のクルマにはついてませんでした。

トリムの外し方です。人によっては簡単に取れるそうですが、私のはプラスチックで外す度にドキドキしていましたが、この方法でやり始めてからは簡単に出来るようになりました。画像の赤い×印が突起(矢尻型のやつです)が嵌っている部分です。これも車両のリア寄りから外して行きますが後方の2か所はオレンジの矢印の位置に内装剥がしかなんかを差し込んで上に外します。残りの6か所は手でいきますが、青い丸が指をセットする場所のイメージです。大きい丸が親指の位置、小さい丸が残りの指の位置です。親指はセンターのパネルに当てそれを支点として残りの指でトリムの外側を引き上げます。両手を使って左右同時に進めていきます。この方法だとブレーキをかけられるので勢い余ってトリムを折ってしまうということがありません。シフトブーツの部分も中にフレームがあるので力をかけられます。

次にシフトノブの外し方です。(シフトノブとブーツならここまでの工程は経なくても外せます)前方2か所が矢尻、後方2か所はフックがかかっているだけなので前方から外していきます。ブーツの縁に指をかければ簡単に外れます。矢尻が外れたらフック部分は引き抜けます。シフトノブを外すには丸で囲った部分の黒い部品を半時計周りに45°回すとロックが外れます。この時にシフトブーツの上から回したほうが滑らなくてやりやすいです。ロックが外れたらノブを上に引っ張るだけです。PDKの場合もシフトの根元の部品を回してロック解除して引き抜けます。ただし、PDKレバーのトリムはDポジションじゃないと抜き取りづらいようです。

これがロック部分を下から見た画像です。ロックを回すことで4つの爪が閉じたり開いたりする仕組みです。

この爪が赤丸内の溝に嵌ることでシフトノブが固定されます。ノブを取り付ける場合はシフトパターンがまっすぐになるようにこのポールに嵌め(ブーツは45°回転した状態)ますが、ノブを下まで押し込むとロック部の爪がポールの溝を通り過ぎて締まらなくなるのでノブを最も押し込んだ状態から少し戻したところでロックを回転させてみて位置を探ります。

次にシフトレバー手前のモデル名が入ったトリムです。ここも矢尻で嵌っているので上に引っ張れば簡単に外れます。PDKの場合はシフトのトリムと一体です。

続いてスイッチパネルです。左右2か所ずつ金属のスプリングで留まっているのでスイッチパネル全体を左右どちらかにずらし片側ずつ外すと取りやすいです。下面にコネクターがつながっていますが、小さなツメがあるので精密ドライバー等でツメを押し込みながら外します。　つづく