Z3電動シートのガタ修理(その2)
1
その1の続きです。
まず、現在のレール側と台座側の位置をマーキングしましょう。
これをテキトーにやると後が大変ですのでしっかりマーキングします。
因みにまきをは青マジックでやったので探すのが大変でした(笑)できれば白マジック等目立つものを使いましょう。
2
マーキングが終わったら、小さいボルトを外します。
使用工具のサイズはT25です。
なお、作業は片側ずつ行いましょう。(推奨)
(重要)
2つあるレールの片方だけ実施すると、モーター故障の可能性がありますので、両方実施できないようであればこれ以上は作業せず復旧しましょう。
3
T25のボルトを外したら、ロングボルトを固定しているボルトを外します。
使用工具サイズはT50です。
なお、ボルトが見えない場合はレールをスライドさせましょう。
4
T50のボルトを外すとロングボルトがフリーになりますので引き抜きます。このとき、ロングボルトの先端にワイヤー(青丸)がくっついてくると思います。ない場合はモーターにくっついていますのでとってグリスアップしましょう。
引き抜いたら現在位置(赤丸)をマーキングします。
金尺やノギス等で距離をはかってもいいです。
5
マーキングが終わったら、分解してパーツクリーナー等で清掃しましょう。きっとゴムのカスがロングボルトの溝に埋まっていると思います。
清掃後シリコングリス等でグリスアップします。
赤丸の金属部品の周りにガタの原因である劣化したゴム部品がありますので、事前に準備したゴム部品を取り付けましょう。
因みに、この金属部品は凸側が上です。
使用工具はプライヤー、マイナスドライバー&ハンマー(金属部品のセンター出しに使用)
6
あとは外したときの逆の手順で復旧します。
まず、ロングボルトをその2-4でマーキングした位置にあわせます。
その後、レールにロングボルトを入れます。T25のボルト穴にレール側の穴を合わせたとき、その2-1でつけたマーキングがずれていたら、マーキング位置が合うまでロングボルト側を調整して下さい。これを怠るとシートが取り付けできなくなる可能性があります。
7
ボルトを取り付ける前にロングボルトの先とモーターにワイヤーが入っていることを確認しましょう。レールの四角い穴から見えます。
T50とT25のボルトを取り付けたら片側は終了です。
なお、T25のボルトは小さく細いのでねじ切らないように注意しましょう。
8
反対側も終わったらシート、バッテリーを復旧して終了です。
なお、コンピューターがリセットされているので、2、30分アイドリングして学習させましょう。
作業時間
約4時間(準備・片付け含む)
使用工具等紹介
ラチェット
ソケット(13mm、16mm、T25、T50)
グリス
プライヤー
ハンマー
マイナスドライバー
金尺
マジック
ボルトナットの受け皿
パーツクリーナー
ウエス
傷防止用養生
くじけないこころ(笑)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連リンク