遂にやるぞ!バルブリフトコントローラー交換 〜外すまで
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遂にオーリス、悪あがきも虚しくチェックランプが再点灯したままになってしまいましたので、
バルブリフトコントローラーを交換します(〒﹏〒)
部品の正式名称は、
「コンテニュアスリバリアブルバルブリフトコントローラー」
といい、和訳するなら連続的に(インテーク)バルブの開閉量を変化させる為の制御装置です。
ZR系エンジンでバルブマチック機構が採用されているクルマは、全てこのアクチュエータが装備されています。
そして、このアクチュエータは脆いらしいです。
バルブマチック初期モデルは10万キロ保たずして壊れる事が多いです。
オーリス1.8L仕様車や70系ノア・ヴォクシー等の中古車が売れない理由がこれと言っても過言ではないです。
部品代だけで7万します。工賃入れたら10万は超えるでしょうか。
トヨタ認定中古車として購入し、ロングラン保証を着ければ、壊れてもタダで治せますが。
保証や高い保険に入っていなければ、自腹を切ることになりますಥ‿ಥ
私はとある理由でディーラーがトラウマな上に、信用出来ません。
診断に行こうとした時も、交渉が得意な友人に同行してもらったくらいです。
そこで事情を説明したら、もうこれしかないでしょうと言われたので、知り合い経由で部品を調達しました。
アクチュエータ以外にも、アクチュエータのガスケット、
エンジンヘッドカバーとプラグホールのガスケットも交換推奨です。
一点、非常にリスクが高い作業がありますので、DIYは非推奨です!!
修理書がないと正確な修理も不可能です。
覚悟のない人、メカに疎い人は間違っても真似しないでくださいm(_ _)m
しくじったらレッカー&エンジン降ろしです。
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まずはエアクリーナーボックスやインテークホースを外します。
外したら序にエアフロセンサーを清掃しておきます。
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配線やVVTソレノイド、カム角センサーを外して、配線を留めている所も外します。
数が多いので、要所でカラーペンを使いマーキングする事をオススメします。
4
何を外せばヘッドカバーを外せる様になるか、よく確認して、ボルトを外してヘッドカバーを外します。
VVTのガスケットは再使用しますので、破損させない事。
エンジンの中、結構キレイで驚きました(笑)
年式の割に、エンジン本体は上物の様ですね。
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クランクシャフトを回して、一番シリンダーを圧縮上支点に合わせます。
ヘッドカバーを開けたことで、容易に出来ると思います。
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アクチュエータのピンを外します。
これが最初に言っていた、リスクが高い作業となります。
もしピンのロックを完全に外すと、その時点でピンがエンジン内部に落ちます。
修理書を良く、見て作業してください。
ピンは強力な磁石を使い、アクチュエータの固定ボルトを外した状態で揺らしながら磁石で引き寄せます。
ピンが抜けたら、アクチュエータをエンジンから引っこ抜きます。
するとアクチュエータとバルブリフト機構を繋いでいるロックだけが残るので、それも取り除きます。
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アクチュエータが外れました。
写真は外したアクチュエータにロックとピンを着けた状態。
新品にもちゃんと着いてますので、もうこの部品は再使用しません。
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新旧アクチュエータを見比べします。
写真は左が故障した古い方で、
右が新品となります。
年次改良が繰り返され、品質は車両の発売当時よりは向上している様ですが、どうなんでしょうか?
アクチュエータ外殻の形状も少し変わってますが、
一番の違いは、こちらの油路です。
新品の方、メッシュが追加されております。
古い方は、エンジンオイルに乗った汚れがアクチュエータ内部に侵入し、アクチュエータの動作不良を起こす恐れがあると言う事でしょうか?
とすると、アクチュエータが不具合を起こした原因はオイルの汚れ...?
でも電気的に故障しているケースもあるので、一概には言えませんがね(-_-;)
エンジンオイルはマメに交換する事と、オイルフィルターは濾過性能の高いモノを使った方が良さそうです。
続きます。
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