ホムセン素材で激安デッドニングをしてみよう その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
昨日、スピーカーの交換を行いましたが、
ボーカル前後の周波数で共振音がボワボワうるさく、グライコでその部分を下げないとイマイチ。 グライコでその周波数を落としてしまうとせっかくコアキシャルなのに性能も半減。
何が悪いのかグライコフラットにして見てるとドア内装から音漏れがヒドイ。
という事でデッドニング、主に共振音の消音を目的にチープにやってみます!
画像は元のドアの状態です。 たとえバンでもやはり最近のクルマだけあって、吸音材?的なスチロールが付いていたり、ドア裏の鉄板にシートが貼ってあったりしますが、正直無いも同然というか、ドアを触れば「コーン」と音も響きますし、オーディオを流していれば、ドア内張りから音が漏れてきます。
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ここからの作業は完全に僕の独断と偏見による作業になります。
ドアを埋め、ドア自体をスピーカーボックスにするという考え方が基本のようですが、正直車のドアをびっちり埋めた所でスピーカーに対して空間が大きすぎるのでボックスとしての効果は薄そう。
それよりもスピーカー裏へ出た音源を室内側へ漏れないようにする事の方が重要そうだなぁという感覚の問題で、今回は埋める事よりもドア裏で音を吸収する作戦です。
低音のボワンボワンという共振(フロアに伝わるタイプ)については、しっかりしたバッフル板を組んだり、重いスピーカーでないと消せないし、今後サブウーファーを組んで低音をドアスピーカーから出さないつもりなので今回はスルーです。
画像は今回調達したアイテム。気になる金額はラストに発表です。
これ以外にアルミテープと両面テープを使用しました。
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いかにも吸音しそうなスポンジですが、コレ実は工具箱の底敷に使うスポンジです。 自分の高校には無響室という、部屋全面にこういう感じのスポンジがあったなぁなんて思いながら購入。 面積的には十分なのでドアスピーカー裏へ貼ります。 凸凹してると表面積が増えて消音効果が増えるんだっけ。 耳に近付けると音が吸収されるのが分かります。
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スピーカー裏へ貼り付けます。 この写真だけ見ると立派なドア加工に見えますが、「工具箱の底敷きスポンジを両面テープで貼っただけ。」
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メンテナンスホールは小さい物はアルミテープを3-4枚重ねにして埋めてみます。 意外とここから音が漏れてくるのでしっかりしたデットニング材でメンテホール塞ぐとそれだけで効果があるのもなんとなく納得。 前のミラターボがデットニングされていましたが、スポンジは無かったので中域コモりがちだったのはその為だったのかなぁ。
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スピーカー裏へスポンジ貼りとアルミテープでメンテナンスホールを塞いで防水シートを戻した所です。 一番大きなメンテホールは塞いでいません。
アルミテープは本家を見習ってすこし引っ張りめにテンション掛けて貼ってみました。
この状態で音鳴らしてみるとメンテホールからダダ聞こえですが、テープを貼った穴へ耳を近づけると意外と静かになっています。
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仕上げに切り売りで買ってきたウレタンフォームを防水テープの上から貼り付けて、ドア内装の薄い部分をカバーするように位置を決めます。 ドアとドア内装の間にすき間無く入るように厚さは20mmにしてみました。 これでクリップ嵌める時に微妙に押され気味になりました。
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ドア側はこれでOK、残りは内装側です。
2へつづく...
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