ポルシェ・マカンS　エンジンオイル継ぎ足し

さて、ちょっと前に点灯したポルシェ・マカンSのオイル警告表示。

その内容は「最大1.0L 充填 継続走行可能」というものですが、つまりはオイルが消費されている、ということになります。

ポルシェは昔から「よくオイルを消費するクルマ」だと言われ、しかしぼくがこれまでに乗ってきた5台の中では今回始めてこの警告灯を目にすることに。

なお、前回のオイル交換から15,000キロほど走行した状態での点灯であり、そろそろオイル交換の時期なのでいっそのことオイルを交換してしまおうと思ったものの、最近は何かと忙しくてオイル交換に持ってゆく時間を取れず、よってひとまずオイルを購入してきて不足分だけ充填し、オイル交換をもうちょっと先延ばしとすることに。

そこでポルシェセンター北大阪さん（いつもお世話になり、ありがとうございます）に立ち寄って購入してきたのがモービル1 ESP X2 0W-20（1L / 3850円）。

オートバックス等で同じグレードや粘度のオイルを購入してきても良かったのですが、「もしも」のときのために純正オイルを注入することとしています。

そこでポルシェ・マカンSへのオイル注入ですが、その方法はいたってかんたん。

ボンネットを開け（未だにフロントエンジンのポルシェには慣れない）、エンジンヘッドカバーの右側のキャップを開け、そこに注入するわけですね。

ちょっと画像が暗くて恐縮ですが、オイル注入口近辺はすり鉢状になっていて、注入口と園周辺の樹脂との間には隙間がなく、つまり間違ってオイルをドバっとぶちまけてもオイルが下に垂れたりしないように設計されている模様。※オイルをこぼすと完全に除去するのが難しく、エンジンの熱で発火するなど車両火災の原因にもなるので要注意

おそらくは、オイルをこぼしてしまう人がいることを想定したフールプルーフ設計なのだと思いますが、久々にポルシェに自分でオイルを注入することになり、これを見るにつけ「ポルシェもここまで親切になったのか・・・」と驚かされます。

これまでだとオイルをこぼさないよう「じょうご」を使い、それでも周囲にオイルが垂れないように注入口の回りにウエスを巻いたりしたものですが、マカンSではそういったことをせずにすみ、オイルをそのままボトルから注げばOKということになりますね（それでも慎重に入れるにこしたことはない。気になる人はじょうごを使用するか、厚手の紙を丸めて即席じょうごを作って使用するといい）。

なお、警告灯では「最大1L注入」と出ているものの、消費したオイルがどれほどの量なのか詳しく知ることはできず、よってひとまずボトル半分（500ml）ほど注入して様子を見ています（現在警告表示は消えている）。

もしかするとまた警告が表示されるかもしれませんが、そのときはまた（ボトル内に余っている）オイルを継ぎ足せばいいということになり、とりあえず急場を凌ぐことができて一安心。