ハザードスイッチ取り付け

私のホンダスポーツは古い車ですので、ハザードランプというものが付いておりません。気楽につけっぱなしに出来るような電装の余力もありませんが、緊急時の安全を考えると欲しいところです。例によって企画から行動まで数年間放置していました。最後に背中を押されたのは数年前の某イベント終了後帰路で起こった死亡事故でありました。（2年前の作業を思い出して書いています。）

デンソー製の当時物ハザードスイッチキット（ヤフオクで入手可能）を御大から10年以上前に頂いて持っていました。
作業はわりと簡単だと思ったのですが、ホンダSのウインカーインジゲーターは一個で左右共用。添付文書の回路とは異なります。
リレーも別の3極汎用品を使うことにしました。（入手可能、安いです）

たまたまS600のウインカースイッチのジャンクを持っていました。実際にはS800とそれとは同じではありませんでしたが、素人が原理を理解するには大変重宝しました。エスの配線に手を加えたくないのでこのカプラーのオスメスの間に回路を挟みこむようにしました。

エスに使用されているこのカプラーが難物で入手困難なようです。ジャンクから流用しても良かったのですが、個々の電極のサイズは汎用品と同一（品番忘れました）で、プラのカプラーも電極の配置間隔が同じものは手に入ります。（一部加工必要）
汎用カプラーの緩み止めの爪は削ってタイラップで代用しました。

LEDの赤ランプを購入、スイッチはハンドルの右手奥のあたりに設置しました。イグニッションSWの手前から+を取りますので絶縁には細心の注意が必要です。

カプラをつないだところ。左のものが汎用品

後日追加の写真です

普段はやや目立たないところにありますが、ウインカー点滅中であれ最優先でハザードに切り替わります。

そもそも明るくないウインカーですからどこまで安全かは若干疑問ですが。