目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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C-HRに対して自分でDIYをやると、ときに電装系エラーに遭遇する事があります。
今回はEPBエラーについて原因と復帰法について紹介したいと思います。
EPBとはElectric Parking Brakeの略で電動パーキングブレーキ(いわゆるサイドブレーキ)の事です。
シフトレバーなどセンターコンソールを外す作業をした場合、EPBに接続している配線カプラーを戻し忘れると、このエラーが出ます。
いわゆるサイドブレーキがかからない状態になりますので、たとえ車を動かす事ができても、駐車時には車を固定できずにとても危険ですね。
EPBへのカプラーが外れているので、手動でEPBを操作しても反応しません。
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このエラーはセンターコンソールを外すようなDIYをされた後に生じます。
写真のように、シフト横にはシフト状況を点灯表示するパーツと、シフトの手前にはEPBの他、オートブレーキホールドなどの作動スイッチがありますね。
これらにはそれぞれ、電気信号をやり取りするために配線およびカプラーがあります。
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センターコンソールの内部には下から青丸で示すように2つの配線とカプラーが立ち上がってきています。
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センターコンソール裏です、2つの配線に対応するカプラーソケットがあります。
左側がシフト横のパーツ、右側がEPBなどシフト手前のパーツに接続します。
これらの配線を接続せずに、イグニッションをオンするとEPBエラーが生じます。
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このような状態でイグニッションをオンするとエラーが生じます。
そんな事忘れんでしょ?と思うかもしれませんが、作業に気を取られていると、これを接続せずにパネルを戻す事が結構あるんですよね。
カプラーを接続し忘れる場合は、片方だけ忘れるという事はまずなく、2つとも接続し忘れる場合がほとんどですね。
復帰方法はもちろん、2つのカプラーを戻す事です。
外れていたカプラーを戻して、イグニッションをオンにして、エラーが出ない事を確認してください。
ただし、ときに、カプラーを接続してもエラーから復帰できない場合があります(どういう状況でエラーから復帰しない・エラーが残ってしまうかははっきりわかりません。しかしエラーが残ってしまうと、とても面倒なので、その場合の復帰法も合わせて紹介したいと思います)。
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その場合の対処法です。
エンジンルームの助手席側にヒューズ(リレー)ボックスがあります。
蓋の裏側にヒューズ(リレー)の配置図が載っています。
写真では右側にABS No.2とABS No3というヒューズ(リレー)があります。
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