ニャンコでもできる簡単ステアリング交換

我が家のひっくり返った車も早26年、ハンドルも日に焼けてボロボロに・・・
張替え業社に依頼するも「45000円」と言われ、交換しようも他車流用だと「SRSインフレータは販売できません」だとか、同型ハンドルでも「2～5万です」と言われる始末。
どうやらインフレーターは「法律」によって中古販売が禁止されているようです。
「法律」は害悪でしかないな・・・

でもなんとか粘って同型ハンドルを格安でGETできました。（Y34ハンドル付けたかったなぁ）

どのくらいボロボロかと言うと、このくらいです。

作業前に必ずバッテリーを外すことをおすすめします。
作業中に警音器を誤爆させたり、復旧後にSRSセンサーの誤作動を防ぐためです。（1敗）

ハンドル右側
カバーはドライバーでこじれば簡単に外すことができます。
ソケットを外し、星ネジ（ネジロック付き）を外します。

え？黄色のソケットがハンドルから外れない？・・・センスで乗り切れ。

ハンドル左側
も同様、ソケットを外し、星ネジを外すとエアバッグが外すことができます。

星ネジですか？
トルクスネジと呼ばれていて、ホームセンターに行けばドライバーが1500円位で売ってます。

ここまで来ると後は中央のナットを外すだけ。
無論、馬鹿みたいにトルクが掛かっています。

ハズレター！

スパイラルケーブルも綺麗なもの。

次に取り付けるハンドルはガワが無いので、移植していきます。

警音器のスイッチを外します。
止めビスもやはり星ネジ。

以前警音器が故障して鳴りっぱなすというトラブルが有りましたが、日産のディーラーさんが他車流用で取り付け修理してくれました。

こうやって見ると涙ぐましい努力が垣間見えます。
どこかの〇ン〇　◯イングは部品がないからと言って追い返すのではなく、見習ってほしいものです。

後は+ネジをすべて外せば、ガワは外せます。

全てバラせたので逆の手順で復旧します。

復旧完了。
簡単に復旧できる・・・と思ったのですが、思いの外ホーンの流用部分に思いっきり手こずってしまいました。
日産の整備士さん・・・コレを構築するのに何回分解＆組み立てした？

ハンドルの比較
右がサニー純正ハンドル。
左が他車純正ハンドル。

やはりサニー純正品の方が色はいいですね。
いずれ自分で張替えに挑戦してみたいですね。

後は構造がわかっているのでパパッと復旧します。

最後に景色のいい所（人気のない山奥）で警音器のテスト。
左、右、下と、各2回ずつ行い作業終了です。
ニャンコでもできる比較的簡単な作業でした。