XC60 (156/DB) エンジンオイル交換

近所の整備工場にて
持ち込みオイル交換。

１．オイル4L缶×２
(SUNOCO SVELT EURO C3 5W-30 ACEA/C3)
　　オイルフィルター交換含めで
　　規定容量は約５．４L指定。
　　今回僅かに多めの５．５Lを注入。

２．純正フィルターカップ１式
　　(オイルフィルターセット済品)
　　オイルフィルターは毎回交換。

３．ドレンパッキン (AL 18×24×1.5t)

エンジン停止１５分経過後
フィルター取り外し
ドレンボルト開放排出。

ドレン自然落下排出は
１５分以上。

整備手帳によると
オイル規定量の確認は
オイル交換後
20～30km程度実走行後に
(暖気運転ではNGとある)
水平場所に２時間以上
静止させないと
電子式オイルレベルゲージは
正しい値を示さないとある。

5分程度暖気運転後に
オイル漏れがない事を確認して
電子式レベルゲージ計測モードを
作動させゲージがMAX超過で
無い事を簡易確認。

翌朝エンジン始動前に
電子オイルレベルゲージを
再確認して交換作業完了の予定。

何故
暖気運転だけではNGかと言うと
電子オイルレベルゲージは
静的な(イグニッションオン)オイルレベルと
動的な(走行中)オイルレベルの両方を
測定してレベル領域の信頼性向上を
計っている為両条件の測定が必要となる
とのことです。
(2014年式以降はツインセンサー型に改良)

【オイル交換後のインプレッション】

低速からのギヤアップが早くなり
よりハイギヤードで走る感じで
加速もスムーズになった。

エンジン回転数で稼ぐのでは無く
低速からの太いトルクで高めの
ギヤ比でより低回転で走る感じ。

以前は2000rpm迄引っ張る所を
1800rpm位で収まる。
車速条件が良ければ早めの
ギヤアップで1500rpm以下で
スルスルと走る。(時速60km)

エンジンノイズはアイドリングが
やや静かになった程度で顕著な
変化は感じられなかった。

その他、懸念していた硬度側への
粘度変更による燃費悪化は
今のところ無い。
むしろ燃費向上の方向にはある。
具体的数値は今後の燃費記録にて。

アンダーカバー脱着
(トルクス８か所＋２クリップ)
(出典元VIDA整備書)

アンダーカバー現物
プラスチック系樹脂ではなくて
内装押さえの様な
合成圧縮積層板製で非常に軽量。
(片手で持った感じでは２kg以下)

ドレンプラグは38Nmで締め付け。
(パッキンは AL18×24×1.5t)
(出典元VIDA整備書)

フィルターは25Nmで締め付け。
フィルターレンチは
86mm径×16角数×掴み深さ24mm。
V70Ⅱ(SB),Ⅲ(BB)と同じレンチが使えます。
(画像のレンチはボルボ純正SST)
(出典元VIDA整備書)

ドレン穴部

フィルターハウジング部

翌朝、
電子オイルレベルゲージの確認。
MAXは超過していない事。

レベルゲージでMAX(右端)まで
点灯している場合、
MAX丁度なのか超過しているのか
点灯状態では不明なので
ゲージスケールがMAX手前の
この画像位置が良いと判断。

この点灯状態は
フィルター交換含めで
規定量約5.4L(実質5.5)を入れた状態。

ブローバイガス等で
エンジンオイルが希釈されて
容量増しますので
基本的にMAXギリギリより
少し手前が良いです。

車種(特にディーゼル)によっては
ブローバイガス(未燃焼生ガス)
のオイル希釈でオイルレベル過多
の警告灯が点いたりします。