フロントのジャッキアップポイント

ガレージジャッキを持っている人ってどのくらいいるのか知りませんが、持っていてもサイドのジャッキポイント使ってタイヤ交換するだけという人も多いかもしれません。
今回はC-HRのマニュアルに記載されるガレージジャッキでリフトアップする箇所をまとめました。
写真はマニュアルP322の絵。
分かるような分からないような微妙な図です。
実際にジャッキを入れると分かりますが、ポイントが結構奥にあるので目印を知っていないとポイントにジャッキをセットできません。
目印はアンダーカバーの四角い出っ張り。

エンジンカバーを真下から眺めることはほぼ無いことなので、別の整備マニュアルから画像を拝借して解説します。

エンジンのアンダーカバーの役割は、泥や石などの跳ねあがりを防ぐ目的と、ロードノイズの低減です。
材質はPPかABS。柔らかい樹脂カバーです。
目印の四角い出っ張りは樹脂カバーの部分なので、ここにジャッキをかけるとカバーが割れてしまします。
ジャッキポイントは「四角い目印の奥」と覚えましょう。

ちなみに、C-HRの最低地上高はSUVでありながら低いです。かなり低い部類に入ります。
バディ男の車両はローダウンしてませんが、普通にはジャッキが入りません。
（ローダウン用のジャッキならぎりぎり入るかも）
なので、スロープを用意する必要があります。

バディ男はスロープを持ってません。
いつも使うのは、5cm厚のコンクリートブロック。
高密度ブロックと言って「重い」ブロックです。
軽いブロックだと車体の重さで割れますね。
お値段は１個300円ぐらいです。
5cmアップすると普通にジャッキはいりますね。

ジャッキを入れる側からの写真です。
実際にジャッキを入れると、自分からは写真のように見えます。
ジャッキポイントは「目印の奥」です。

少し余談になりますが、いいジャッキは写真のように柄の部分にスポンジが巻いてあります。
リフト操作中にボディを傷付けることがありません。
コストコで12280円（税込）で新調したこのジャッキ。
ダブルポンプのリフトパワーも満足ながら、ジャッキダウンのリリース弁の調整もやりやすくお勧めです。

ジャッキポイントが分かりやすいように、横からの写真です。

今回、Fタイヤを外すためにジャッキアップしましたが、ジャッキスタンドも新調しています。
前、使ってたやつが高さが足らなくてタイヤが浮きませんでした。
写真は40cmに上げたスタンド。
車体下にもぐるには50cmはほしい感じですね。
リフトアップしても意外に車体が持ち上がりません。
サイドのジャッキポイントが車体底より高い位置にあることが原因なんですが、これからガレージジャッキとスタンド買われる方は注意ください。

なお、前使ってたジャッキでフロントをリフトしてみたんですが、油漏れの影響もあるんですけど2tクラスのシングルポンプではC-HRは上がりません。
かなりの重労働になります。
3tのダブルポンプ仕様がいいですよ。
コストコジャッキがコスパ最高です。