弁天島

那智勝浦の海岸縁の旅館に宿泊したところ、ロビー、浴室、客室のどこからでも150ｍほど先にポツンと浮かぶ小島が見えた。弁天島と教わったが、商売繁盛や航海安全などに御利益があるそうです。。
この島は那智湾の海岸に浮かぶ小さな岩山で、赤い鳥居の「白蛇弁天」が祀られているということで、翌日散歩がてら最短地点までぶらついてみた。干潮時には歩いて渡ることが出来るとあったが、生憎タイミングが悪く体験出来なかった。周辺の磯場では、地下深くの泥や砂の地層が液状化して地表にまで上昇してきたという「泥ダイアピル岩体」を観ることが出来ます。なお島からは天気さえ良ければ那智の滝を眺めることも出来るそうです。
周囲は「お蛇浦」と言われ、弁天島から南には海岸沿いに整備された「お蛇浦遊歩道」があり、その遊歩道を歩いて日本三景「松島」にも匹敵するといわれる海岸美を陸の上から味わえます。
ついでですが、和歌山県には海南市、美浜町にも同名の島があります。
住所: 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字勝浦字弁天 連絡先：那智勝浦町観光産業課
電話 : 0735-52-0555