車高調(CUSCO STREET ZERO)の減衰調整をしてみた
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
私がヤフオク!から中古で購入した車高調は、タイトルに書いたとおり、CUSCO製のSTREET ZEROになります。
ほかにも同じく全長調整式でスプリングレートも高く、前後共にオーバーホールが可で、よりスポーティーなセッティング(調整)が可能なZERO Aもありますが、落札した際は、そこまでの知識がなく、すっかりと見た目の美しい青色にやられてしまいポチッとしたおバカな私でした。
まさか前後共にオーバーホールが不可だとは思いもしなかったですね~
そして減衰調整もリヤのみだったとは。。。
さて、そんな失敗談は置いといて。。。
折角、夏のボーナス小遣いを先行投資してまでポチッとした車高調です。
備わっている機能はフルに使い、自分の好みの足にしたいな~と。
ま~減衰調整が可能なリアショックアブソーバーしか弄ることはできませんが、色々といじくってみました。
リアのショックアブソーバーにある減衰調整ダイヤルですが、画像の位置になります。
下側で車両後ろ側に向いてありますので、覗き込んで腕を伸ばしてやれば簡単に調整可能です。
ダイヤルも節度がしっかりとあり、クリックした際の固定位置でのカチッとした音も明快なので心地よいですね~
2
調整範囲は1~14までの14段階になります。
車高調取付時はダイヤル8にして乗り出しました。
これが案外悪くなく、純正よりも突き上げが無く、角が取れた上に収まりのいい感じの乗り味に、正直こりゃ~素晴らしい!と思いましたね~
が、翌週にリアのトーションビームの1G締めをしたら、驚くことにバタバタと跳ねるようになってしまいました。
なんか足が動くようになったのはいいが、硬いセッティングのため、バタつくようになったのかな~と思わせる感じかなと。。。
それまでは、恐らくブッシュが捻じれてしまっていてビームの動きに制限が入ってしまったため、かえってバタつきまで抑えられていたのかもしれません。
バタつきは、硬くても起こりますし、逆に柔らかすぎても起こります。
その丁度よい部分を探すために減衰調整をしてみました。
画像はダイヤル4の位置ですが、8では硬過ぎると仮定し、この前に8→6にして数日乗ってみたところ、これが素晴らしく心地よい感じなんですね~
バタつきは一切消え、8だとズダダンと跳ねていた路面の凸凹の乗り越えも、ストトンといなしてくれるようになりました。
これはまさに、セッティングが決まった足だよね!と一発で気に入りましたが、もしかしたらまだまだ詰める余地があるかもしれない。。。
と、ダイヤルを4にしてみた画像です。
3
会社の駐車場で、ダイヤル4にしましたが、帰宅時、そして翌日朝の通勤時の1往復でダメ出しでしたね~
柔らかいという感覚はあまり無かったのですが、跳ねるようになりました。
ショックアブソーバーの抑えが効いていないんでしょうね~
4
じゃ~ダイヤル5にしてみたらどうか。。。
ダイヤル4よりはましですが、若干まだリア足が動き過ぎる感覚があります。
コーナーで少し踏ん張らせてみると良くわかりました。
リアが先に動き出す感じなので、安心して踏めません。
5
やっぱりダイヤル6かな~と戻してみたら。。。
いいですね~前後のバランスが取れましたし、いい感じで動いてます。
もっとスピードレンジが上がり足回りに負荷が掛かるシーンを走る場合、例えば高速道路や流す程度のワィンディングなどではダイヤル8かな~って感じました。
乗車人数が増えればもしかしたらダイヤル10になるかもしれませんね。
普段乗りでも家族4人が乗る際はダイヤル8にした方が、ゆらゆらと収まりがつかなくなり具合が悪くなるなどの苦情が出なくなるかもしれません。
純正足ってそういった全てのシチュエーションでもそこそこのバランスで走り切ることができるセッティングで煮詰めるんだから、やっぱりレベル高いよな~って改めて感心した次第です。
でも、この車高調は減衰調整さえ決まれば乗り心地に関しては純正を超えることができるのでそれはそれで素晴らしいな~と満足しております。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク