ピストン交換

損傷ピストンの計量(ピストンピン含む)
１９７グラム

オーダーメイドピストンの計量（ピストンピン含む)
２３８グラム
この時点では４０グラムの増量はイメージできない。振動増？くらいかな？高回転はやめたほうが良いな。

ピストンピンはドライアイスで冷やし、ピストンのピンボス部はヒートガンで暖めてコンロッドに組み付けしました。ちょっと叩けば入りそうでしたが、この辺は丁寧に行いました。

こんな感じでピストンの組付け完了。その後ピストンリングを装着してシリンダー組付け準備完了。

ピストンリングを押さえながらのシリンダーの組み付けについては手法をいろいろ考えていたのでしたが、シリンダーの下部がテーパー状に加工されているので若干振り振りしながら押し付けていくと簡単に入っていきました(助かった！)

こんな感じに組付け完了。クランキングさせると、生まれたてのエンジンのような軽い摺れるような音を立ててかろやかに回転しました。

ヘッドパッキンに圧縮漏れ防止に効果がある、と自動車工具専門店の新入社員に言われて買った耐熱パッキンを塗布して組み付けました。
とりあえずエンジンは組み立て完了しました。

試運転。いい音を立てて回りました。この状態で各部への給油状態、発熱の有無を確認しながら２時間回しました。止める前に軽くアクセルペダルを踏んだところ、俊敏に答えてくれました。その後リフトアップして下回りを見ましたが、オイルの漏れはなく良好でした。次は、走行試運転が楽しみです。