ダウンサス交換（純正ベース）フロントリベンジ編

まず、リフトアップする車輪以外輪止め。
本来は、パンタグラフでなく油圧ジャッキと馬を使います。
自宅ＤＩＹはリスク大とお考え下さい。

ワイパーを外します。
キャップをマイナスドライバーで浮かして取ります。
すると、１３ｍｍのナットが出てきます。
これを外すとワイパーを外すことが出来ます。

カバーを外すとショックとボディを繋いでいるベースがコンニチハ

次は、ホイールナットを全て少しだけ緩め、ジャッキアップし、ナットを外しタイヤを外します。
万が一ジャッキが倒れても人が押しつぶされないよう外したホイールはアームの付け根（ボディと繋がってるとこ）の下に置いておきましょう。
もう一台のパンタグラフ（最低２基必要）でぶら下がったアームを上げます。
アームとスタビを繋いでいるロッドを外します。

スタビを外したら、アームとシェルケースを固定しているボルトを外します。
アーム本体をジャッキで上げている状態で、スプリングが伸びないよう固定します。今回はローダウンスプリングが装着されていたので、針金を何重かまわして縛りましたが、ノーマルスプリングの場合はバネ自体が長いのでスプリングコンプレッサーで短い状態で固定しないといけません。
そして、アームを上げているジャッキを下ろします。
アームが下りきるとスプリングが遊んでいるはずです。（注：ここの状態でスプリングが突っ張っているようなら外すのが困難になると思われます）

シェルケースがはまっているアーム部分にタップリＣＲＣを噴いておきましょう。
後は、外れるようアームを叩くのみです。パンタグラフで車を上げている場合、ムチャをしたら危険ですので・・・
どうも、ニュービートルは真っ直ぐ下に叩くより少し斜め前に叩くと外れるのが早いような感じです。（できるだけ当て木等を使用しましょう～）
ここが外れたら、本体上側のナットを外しましょう。ここは、内側六角（７ｍｍ）と７５度メガネレンチ２１ｍｍが必要です。

ここが外れれば、ショック本体が外れます！
しかし・・・ここで問題が発生・・・
アッパーマウントとショックをお繋いでいるナットに７５度のメガネレンチも入らない・・・ショックが回るのを固定する内側六角７ｍｍはあるのに・・・
ここで、挫折しました。ここは、肉厚の薄い２１ｍｍ７５度メガネレンチ等の特殊工具が必要ですね。
今回はまだ昼一だったので、断念し、車屋さんのエアーインパクトとお借りしました。

後は、逆の工程をするだけです。
注：シェルケースをアームの中に戻すとき、ＣＲＣを噴いて、ゴムハンマー等で軽く叩きながら入れます。すると、ピッタリあった時に「ガコン！」とデカイ音が鳴ってはまります～。

はっきり言って、かなり面倒だししんどいです・・・
危険な作業でもありますので、なるべくしない方が無難かも（爆）