ルーフ側の油圧シリンダー取り外しの注意点ですの

最後に外したのが2年前なので記憶を辿りながら列挙しますと…

◯　ルーフは開けた状態の方が作業しやすいです。閉めた状態だとシリンダーを取り出すためには画像のシリンダーの隣に写ってる黒い補強バーを外さないとシリンダーを留めているピンが当って取れません(画像はボディリアフェンダー側のボルトを外してます)
シリンダー自体はクリップを外してピンを抜くと簡単に外れます。

◯トランク側もクリップを外してピンを抜きますがクリップを落とさないように注意が必要。
同様にシリンダーとルーフのフレーム、フレーム間に金属ワッシャーが入ってるのでコレも落とさないように注意が必要です。

◯シリンダーに入っている油圧ホースはクリップをスライドさせると外れます。このホースのコネクターにも小さなOリングが入ってます。ホースを抜いた時にシリンダー側に残るかホース側に付いてくるかのどちらかですので落とさないように注意

◯取り付ける時はシリンダーが縮んでいる(または伸びている)のでシャフトが入りません。
シャフトが入る位置まで少しだけルーフを動作させて(外したのと反対側のシリンダーが生きているので動きます)入れましょう。
※当然作動油が漏れますので下に吸着マットを敷く等の対策と、補充用の作動油をご用意ください
※206CCで一度痛い目にあっているのですが、ルーフ動作を途中で止めた状態で長時間放置したり、キーをOFFの位置にするとセーフティーロックが掛かってルーフが動かなくなります。
ルーフを動かすときはエンジンを掛けた状態で且つ長時間オープンとクローズの途中の状態で放置しないようにしましょう。