BMW i3 駆動用バッテリー交換費用

先日Osaka BMWテクニカルセンター
BMW直営店（日本に数店しかない）にて車検ついでに駆動用バッテリー交換費用を聞いてきました。

答えはざっくり300万とのことでしたが後々電話がかかってきて諸経費込みで400万とのことでした。＾＾；
わざわざ調べてくださったサービスさんには感謝です。

サービスさん曰く
「えっと、、、確か200万、、、お待ちください。」
10分後
「申し訳ありません。300万後半でした。」
からの後の電話連絡。
「申し訳ありせん。諸経費入れたら400万ちょっとになります♡」

同じぐらいの容量のリーフの電池が60万のため、ネット上にある300万って書き込みは都市伝説！？と思ってただけにびっくり。
リーフで60万ならそれに水冷のギミックで＋20万。80万が適正価格。まあBMWなので倍の150万ぐらいって予想は砕け散りました。
　400万だとそこそこの高年式なi3の認定中古が買えてしまう金額。

海外では当たり前のレトロフィットプログラム（電池を新型の容量がアップしたものに有償交換）なんてやるはずがない金額設定。サステナブルな車の理念とはかけ離れた経営方針だけど仕方がない。

簡単に調べた価格ですが、駆動バッテリーの交換費用はアメリカだと180万　ドイツだと、120万ぐらい。作業時間はメカニック2人で4時間とのこと。（上記金額のうちレバーレート1万としても工賃は8万～10万程度の作業ってことですね。）

そもそも交換前提に設計・販売されているものを現地法人がやらないって何なのだろう。

i3で8年の保証が切れた後にバッテリーのトラブルは致命傷ってことです。ファミリーカーの修理に車両本体価格の8割を超える修理代を出す人は少ないだろうから日本の中古市場で人気が出ないのも納得。
逆に言えばチャンスなのでバッテリーの載せ替え業者が現れればいいのになぁ。

これに限らず外車の駆動バッテリー関係のパーツは（バッテリーとインバーターが特に）日本での販売価格が異常に高い。

PHV含めて当分外車のEVは保証期間に乗り換えれる人しか乗れない車になりそうです。