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佐倉シモノブの愛車 [スバル インプレッサ G4]

整備手帳

作業日:2024年4月25日

スポーツシフトセレクターに改造

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以上
1
シフトレバーをスポーツシフトセレクターに改造しました。
マニュアルモードにレバーを入れた際に、奥と手前にレバーを動かしてシフトチェンジを行えます。ryo2syoさんの「魔改造スポーツシフター 」
https://minkara.carview.co.jp/userid/2763190/car/2656992/7339036/note.aspx
の整備手帳の方が詳しく書かれていらっしゃいますので、詳しくはそちらを参考にしていただくのが良いとは思いますが、一応自分なりの整備手帳を書かせていただこうと思います。
ちなみに構成パーツはWRX S4(vag)と同じです。
2
購入した純正部品は、
35164AJ010 クリッププッシュナット
35164AJ000 クリッププッシュナット
35164AJ040 クランプピン
35164AG000 ケーブルクリップ
のみです。調整のため何度か組み直したので、何セットか購入しておけばよかったと思います。再利用不可なんですよね。結局再利用しちゃいましたが…
3
それと、オムロンのマイクロスイッチ
SS-5GL13 を2個、モノタロウで購入しました。このスイッチでアップ、ダウンの切り替えを行います。
4
あとは、マイクロスイッチを設置する台座として、
・長さ25mm×幅16mm×高さ18mm
・長さ19mm×幅10mm×高さ10mm
の木片を二つ用意しました。自分は家にあった端材をノコギリで切って用意しました。木工はちょっと苦手です…
5
シフトレバーアセンブリを取り外しました。さらにここから各パーツを分解していきます。取り外し方はサービスマニュアルや他の方の整備手帳をご参照いただければと思います。結構必死だったので写真を撮り忘れました。(役立たず)サービスマニュアルによれば、リンクケーブルの取り外しは下に潜ってセンターパイプとヒートガードを取り外すように書かれていますが、車内からでもなんとか取り出しは可能です。
6
さらに分解していきます。シフトレバーアセンブリの裏側のゴムカバーをはずして、シフトの動きをロックする役割のあるソレノイドユニットを取り外します。
ちょっとマニュアルを見てもわかりづらかったので補足を入れました。
7
アームレバーとプレートガイドアッセンを取り外します。この2箇所のクリッププッシュナットと、クランプピンを外してスライドピンを抜くとバラバラにできました。クリッププッシュナットは多くの場合、曲げたり破壊することになると思うので再利用はできません。
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セレクトレバーからプレートガイドアッセンを取り外します。結構コツがいりますが、慣れればカンタンです。
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プレートガイドアッセンから、Mモードスイッチとパーキングスイッチを取り外します。結構硬くて苦労しました。写真はMモードスイッチです。
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プレートガイドアッセンを加工していきます。まずはこの部分を写真のようにリューターで削っていきました。
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次にプレートガイドアッセン裏側のくぼんでる部分を図のようにリューターで削りました。この部分がレバーを動かした時のコクコクとした手応えの肝になるので納得いくまで調整しました。
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実際にはこんな感じです。削り過ぎたと思ったらプラリペアを盛って再度削って、を繰り返し調整しました。
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セレクトレバーを加工します。何ミリとか書いてありますが目安的なもので、赤く囲ったところがプレートガイドアッセンと接触しないように削っていくような感じです。少しずつ削って当たりを見ていくように作業しました。
このあと、グリスを塗り直して元どおり組み立てました。
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鉄製のアームレバーを削ります。Mモードにレバーを入れた際、手前と奥に動かした時に、アームレバーが動かないように削ればいいと思うのですが、どうしてもわずかに動いてしまいます。しかし要はMモード時のシフトチェンジの際に、ニュートラルやリバース等他のギアに変わらなければいい話だとは思うので、わずかに動くぐらいならリンケージの動きに影響はないので大丈夫かと思います。というか削り過ぎだと思います。赤の点線が大体の元の形です。
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上から見た削り具合です。雑ですね。グラインダーだと難しいのでベルトサンダーなどで作業した方が良かったかなと思いました。あまり削り過ぎてしまうと、Pレンジなど他のギアに入れる時にガタガタになってしまうので慎重に作業しましたが、ちょっと削り過ぎてしまいました。(^_^;)
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削った面をタッチアップして異音防止の不織布テープを貼りました。
ひとまずMモード時も通常モード時でもガタなく仕上げることができましたが、車体に組み込むまではアームレバーがグラグラするので、これでいいのかなとちょっと不安になりました。
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動作部はなんとかうまくいったので、マイクロスイッチを取り付けていきます。穴径が2mmだったので手持ちのネジに合わせて3mmに広げました。
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木片を台座にしてこのようにセットしました。大きい方の木片にはスリットを入れて上の白いパーツ(ハウジング)との干渉を避けています。スイッチの一番奥側の端子はニッパーでカットしないと干渉して取り付けできませんが、スイッチには関係ない端子なので問題ありません。木片には腐食防止に油性ニスを塗ってあります。
19
見づらくて申し訳ありません!手前側のスイッチは上部のハウジングが端子と配線に接触してしまうので、少しリューターでハウジングを削って逃げを作っています。
20
上から見るとこんな感じです。ネジで上から台座の木片ごとマイクロスイッチを固定しています。結構長めのネジを上側のプラ製パーツから貫通させなければいけないので、ボール盤でまっすぐ穴を開けたつもりでしたが、あまり精度よく開けられませんでした。割とガバ穴になってしまいましたが、ロックタイトを塗布してしっかり取り付けできました。
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配線の模式図です。
シフトノブを動かすとセレクトレバーがマイクロスイッチを押してアップダウンを行う仕組みです。配線はパドルから分岐して信号を拾います。
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マイクロスイッチのGNDはMモードスイッチのマイナス線から分岐して繋ぎました。
配線図によると、このコネクターの8番(いちばん右下)のようでした。
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赤線がアップ、青線がダウン、黒がGNDの配線です。ギボシで配線することにしました。赤と青の線をパドルの配線まで延長して繋ぎます。
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ハンドルの下、コラムカバーを外すとパドルに繋がる配線が出てきます。
テスターで調べたところ、左下の2本がパドルの配線のようでしたので、水色の線に青、紫/白の線に赤を割り込ませました。この後絶縁テープを巻きつけました。ここの配線、過去にも分岐させたところが多くなってしまったので、新たに分岐用のハーネスを作成するのがベストだと思いました。もはや手遅れですが…
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元どおり組み立てて完成です。
スイッチの接触が悪く一度組み立て直しましたが、それ以降はガタもなく、コクコクとシフトチェンジできるようになりました。これは楽しいです!久しぶりにシフトノブでギアチェンジできる喜びを味わっております。情報を提供してくださったryo2syoさんに大感謝です!

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