タイヤ空気圧センサー ID登録と切替手順

ネット通販（フジ・コーポレーション）にてスタッドレスタイヤセット購入しました。
「レクサスＲＸ専用コンプリートセット」という事で、適応する空気圧センサーが組み込まれた状態で購入できます。

タイヤ・ホイールのレビューは別な機会に書くとして・・・
画像のようなセンサーIDが記載された紙が同梱されてきます。20系RXの場合、このIDをわざわざ車両コンピューターに書込・登録作業を行う必要があります。
また、登録したIDの切替も手動で行わなければなりません。（他車種では走ってれば自動で切り替わるのも有。）

IDの登録作業はレクサス販売店はもちろん、街の整備工場やタイヤ専門店等で行えます。ぶっちゃけ故障診断用コンピューターがあれば自分でも登録できると思います。
（自分はトヨタの診断機GTSを借りてきて登録にトライしましたが、カスタマイズ機能の登録関係が全然うまくいかなくて、悩むのも面倒になり時間も無駄なので諦めましたｗ）

てことで、保証継承点検でもお世話になったレクサス店に依頼しました。
約30分の作業で税込3,850円なり。
（作業は要予約。費用は各店舗毎、また客の格によっても違うと思うので注意。）

RXのコンピューターはセンサーIDを“ﾒｲﾝ”と“2nd”の２セット登録できるので、ノーマルタイヤをメインに、今回購入したスタッドレスはセカンドとして登録してもらいました。
あとはタイヤを履き替えたとき、メインとセカンドの切替操作を行えばＯＫです。

取説には載っていない「TPMSの切替方法」は丁寧に説明してくれましたので、下記をご参照ください。

★TPMS ﾒｲﾝと2ndの切替操作方法　（タイヤ交換し、空気圧を適正にあわせた後に）
①パワースイッチON、READY状態でしばらく（約１分）するとTPMSの警告灯が点灯します。（点灯するまで放置でも走行してもＯＫ）
②停車状態で、ハンドル右側スイッチで車両設定（歯車マーク）を展開
③TPMS にカーソルを合わせる
④ハンドル右側の十字キーのセンター [ ・ ] を１秒以内に３連打 ※画面に出ている“長押しで初期化”ではない
⑤TPMS警告灯が 点灯 から 点滅 になり、うまく認識が完了すれば１分程度で警告灯が 消灯。（認識失敗の場合、警告灯が 点滅 から 点灯 に戻る）
⑥空気圧モニタが[---kPa]表示になりますが、しばらく走行していればそのうち空気圧が表示されます。
⑦空気圧が表示されたら先ほどの設定画面で、TPMS初期化（長押し）をします。またしばらく走行し、空気圧が表示されれば、以降は正常に稼働するはずです。

これで失敗するなら何度か切替操作と初期化を行ってみて下さい。トラブルシューティングは次のとおり。

【補足説明】
●⑥でセンサーが無事に切り替わり空気圧が表示されても、４つのセンサーがどの位置のタイヤに装着されているか解っていない場合がある模様。（⑥の時点で空気圧を１輪だけ替えてみた違う位置の数値が変化した。）
なので、⑦長押し初期化はした方が良い。これでセンサーの位置が完全に一致した。つまりタイヤローテーションしたら初期化操作が必須。
●パンク対応等で応急的に夏冬タイヤを混合（要はﾒｲﾝと2ndのIDが混在）の場合は、当然警告灯が点灯。もとの４本ペアに戻しても警告灯が消えないままの場合は④ID切替操作を２回（ﾒｲﾝ→2nd→ﾒｲﾝ）行えば再認識できるはず。認識できたら⑦長押し初期化。
●ここまでの流れで意味不明・面倒クセーと思った人は素直にレクサス店でタイヤ交換して下さい。
●センサー本体の電池が切れたり故障すると当然そのタイヤだけ空気圧が表示されなくなり警告灯が・・・初期化してもダメなときはレクサス店にお越し下さい。センサー４個＆フィッティングキットお買い上げ、交換工賃＆ID登録料で５万円なり。毎度ありがとうございます。