カーボンエアダクト　その２

その１から続きです。
樹脂をぬりぬりー。
カーボン繊維をなるべく均一にばらまき繊維に樹脂を浸透させていきます。ガラスクロスやカーボンクロスと違い脱泡にローラーがうまく使えません・・・ローラーを転がすと樹脂と一緒にカーボンが流動してしまうのです・・あまり横方向への力をかけると繊維がばらけて面白味のない模様になってしまいます。ボクはひたすら割り箸でトントン叩いてましたｗ

全体に樹脂とカーボンを敷き詰めた感じです。
すっかり海苔の佃煮の様ですｗ
反省点はケチらず間にカーボンクロスも入れるべきでした・・・
チョップドカーボンの上にカーボンクロスを積層すれば遠慮なくローラー脱泡できたんだと思います。

分割型のおかげで問題なく型から抜けました。
ここからバリを削ってダクトの開口を行います。

今度は裏面。
ボンネットに付けるためのマウントパーツの作成です。
レジン界隈では有名な「おゆまる」で純正のマウントの型取りをして、
樹脂とカーボンを投入

こんな感じでできます。
純正だとここにクリップをつけてマウントしますが、今回はネジ固定にします。
ここにスピードナットをはめてタッピング固定とします。

裏面のマウント回りが一通りできました。
ダクトは純正をそのまま使用。
ダクトの取り付けはオニメナットをカーボン混ぜたファイバーパテで取付しました。

表面、大体仕上がった感じです。
一旦コンパウンドがけまでして
再度足付けで2000番程度のペーパーがけしてます。

そのままクリア塗装してもよかったかもしれませんが悩んだ末にクリアエポキシでコーティングしてみました。
結論言うと別に間違いでもなかったかもしれませんが個人的にはやらない方がよかった感があります・・・
クリア塗装の厚塗りの方がいいと思います。
結局この上にさらにクリア塗装はしました。

とりあえず完成でｗ

何で夜に写真とった？
ってツッコミは無しですｗ