トヨタ純正ディーラーオプションカーナビのダイアグモード
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
過去に、ふとみんカラでお友達登録をしていただいていたくんくんさんの記事を読み直していたとき、カーナビのダイアグモードへの入り方が整備手帳に書いてありました。
みんカラ内で検索すると、同じような整備手帳がそれなりに引っかかってくるので不要と思っていましたが、他の方が退会すると情報が無くなってしまうため、自分のページにも記録としてアップしておいた方がいいかな~と思い、整備手帳にアップしました。
ちなみにダイアグモードなんて知らなくてもナビの通常利用に何ら問題はありませんし、表示された画面で設定を変更する必要はないかと思います。
あくまでマニア受けする内容…というか、もともとはディーラーの方などがナビの故障や障害時の判断材料にする情報を取得する為や、再設定項目を呼びだしたりする為のモードです。
ちなみに、ダイアグとは『 diagnosis (ダイアグノーシス=診断、診察、分析)』のことです。
このダイアグノーシスモード…裏モード、隠しコマンド、サービスモード (サービスマンモード) とか言われていたりもします。 (ときには “裏技” とか (笑) )
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操作説明は私のカーナビ (NHZN-W57)で説明していきます。
(2019/03/25 16:45追記)
WISH の次に購入したオーリスでは、 NSZT-Y64T を中古で購入したため、そちらのダイアグモードもダイジェスト版の整備手帳としてアップしました。
【関連整備手帳】
・トヨタ純正ディーラーオプションカーナビのダイアグモード - NSZT-Y64T 編 その1 ※トヨタ・オーリス掲載分
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5231282/note.aspx
(2020/11/17 1:17追記)
実家のタンクに NSZT-Y66T が付いていましたので、そちらのダイアグモードの整備手帳を作成しました。
・トヨタ純正ディーラーオプションカーナビのダイアグモード - NSZT-Y66T 編 その1 ※トヨタ・タンク掲載分
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2608380/6091111/note.aspx
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【10:58追記】
私はすべてのディーラーオプションカーナビで同じ操作をおこなうとダイアグモードに移行できると思っていたのですが、どうやらG-Bookが載っているカーナビや、最近のSDシンプルナビなどでは呼び出し方法が違うようですね。
“G情報” または “情報” または “メニュー(MENU)” ボタンを押しっぱなしで、スモールのON/OFFを3回行う…モデルがあるようです。
また、みんカラ内で検索してわかったのですが、NHDT-W54Vの用に過去のモデルでは電源(PWR)を押しながら、 “現在地” を5回押す…というのもあるようです。
ほかにも、私の嫁さんのカーナビ( NH3T-W55 )では、画面上下3回タッチ ( またはメニュー押しっぱなし+スモールON/OFF 3回 )でナビ側ダイアグ、“PWR+現在地5回”でオーディオダイアグ…と機能が別れているナビもあるようです。
【13/10/27追記】
そのほか、ネットで見かけたダイアグの表示方法としては…
・オーディオOFF画面で 画面四隅を左下、左上、左下、右上、左下、右下、左下とタッチする。
・オーディオOFF画面で画質ボタン押して 画質調整画面で上側より2cmぐらいの隅を左右左右左右と6回タッチする。
などもあるようです。
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まず最初に、カーナビのオーディオをOFFにしてください。
オレンジで囲んだ“画質”ボタンを押して画質設定の画面を表示してください。
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次は、オレンジで囲んだ場所をちょっと長めに(1秒ぐらい)タッチします。
ちょうど画面に表示されるVICSの受信時間表示の下あたりになります。
場所はおおよその場所でよいようです。
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今度はオレンジで囲んだ部分から少し下のグリーンで囲んだ場所をちょっと長めに(1秒ぐらい)タッチします。
写真2よりも指一本分下あたりになるかと思います。ここもおおよその場所でよいかと思います。
これをあと2回繰り返します。(全体でオレンジ、グリーン、オレンジ、グリーン、オレンジ、グリーンと3回)
【11/05/24追記】
この整備手帳をアップした後にわかったことなのですが、NHZN-W57でも“MENU”を押しながらスモールのON/OFFを3回行う行うことで次の写真4のモードに移ることができました。ここまで紹介した方法よりも、その方法がラクにダイアグ画面を出すことができます。(スモールライトの寿命が気になる方以外はこの方法がおすすめです。)
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するとこの画面が表示されます。
ちなみに私のWISHは、VICSビーコンユニット、ETCが接続されていますので、RSEとETCの行が増えているようです。(RSEがVICSを表しているのかどうかは未調査です。みんカラ内で調べた際、他の方のNHZN-W57には表示されていませんでした。)
オレンジのチェック部分はおそらくなんらかのエラーログが残っている場合にこの表示になるようです。エラーログを消去し異常が無ければ、おそらくもとの状態に戻ると思います。
右上の検査メニューをタッチすると、トップメニューに戻ります。
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これがダイアグモードのトップメニューになります。
カーナビ本体に異常がないか、GPSの電波がちゃんと受信できているか、車体からの信号がちゃんと受け取れているか、ミュージックサーバー用としてハードディスクの空き容量がどのくらいあるのか、バックガイドモニターの設定…などなど多岐にわたる情報を得たり、設定ができるモードです。
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情報画面の一例:GPS情報の画面。
この画面だと時計の秒もちゃんと変化します。
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情報画面の一例:音楽サーバー情報。
曲名情報のデータベース(CDDB)のファイル情報や、取り込んでいるアルバム、曲数、プレイリスト数、HDDの空き容量などがわかります。
8
情報画面の一例:車両信号&センサー検査
リバース信号やスピード信号、ジャイロセンサー、傾斜角センサーなどの状態がわかります。
(ちなみに、この画面を出したまま走行すると、情報が随時更新されました。)
通常のカーナビモードに戻る場合は、“画質”ボタンを長押しすると元の画面に戻ります。
ダイアグモードの操作方法を紹介しましたが、試してみる場合や、設定変更をされる場合はすべて自己責任で操作を行ってください。SQUAREは一切の責任を持ちません。
関連情報URLはお友達登録をされていたくんくんさんが掲載されている整備手帳のURLです。
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