スピーカーケーブルのシールド

電源ケーブルの次はスピーカーケーブルのシールドをしてみました。部材はシールドチューブと、ＳＦチューブ。
ＳＦチューブは、シールドチューブのままフロアを這わせると車体アースからの影響を受けるからです。
ＳＦチューブはＲＣＡ用に購入しました。リールで買った方が安かったのですが、最小販売数が１７ｍだったので、余りまくるので試しにスピーカーケーブルに着けてみようと思いました。

まずはスピーカーケーブルにシールドチューブを被せます。
シールドチューブは微小な金属線なので、弄繰り回していると指が金属粉で汚れていきます＞＜
画像はその当時使用していたBelden728MkⅡです。ホットが銅線そのまま、コールドがメッキ線というケーブルで、中低域に音が依る傾向のケーブルです。

シールドチューブを被せたあとは、ＳＦチューブを被せますが、その際に中身のシールドチューブがずれないように端の部分を絶縁テープで固定しておきます。
ＳＦチューブまで被せると、元のケーブルに比べて１ｍｍ程度は直径が増します。
画像はシールドチューブを着けた状態とＳＦチューブまで付けた状態です。

ＳＦチューブは端を大きく開いて、その中に線を入れ、最後に絞り込むようにチューブを伸ばしていくとガッチリ包み込んだ状態になります。
締め付けが良いので不要な振動による悪影響が出ません。
また、異なる素材を被せていくことでケーブル自体の振動をさらに軽減させる事ができます。
（その分外す事になると大変です）

このケーブルに交換したことで音の出方はどう変化したというと、高域の再生能力が格段に向上しました。
これはスピーカーケーブルの力が２でシールドチューブの力が８という感じです。
一方中低域についてはケーブルの特性がモロに出ています。
TWのゲインを少し下げることができました。

シールド前と比較して高域の音に対して影響を与えることが実感できました。ただ、物によってはシャリシャリ感が出ると予想できるので、もともと高音系のケーブルを使用している場合は避けた方がいいかもしれません。音は確実に硬くなります。（あくまで私見ですが＾＾；）