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いちろう@2019の愛車 [ホンダ トゥデイ]

整備手帳

作業日:2007年2月22日

純正【簡単】改造ダンパー製作

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
交換して要らなくなった純正ダンパーを使って、
Yahoo!オークションで、九州のanpexさんが出品してる改造ダンパーもどきを真似して作ってみました。(笑)
2
ダンパーケース側面等にバルブを付けて、ダンパーオイルを交換するのは知ってましたが、底に穴開けてネジ止めってシンプルさは目からウロコですね~
加工作業時間は数分。
ボール盤でなく、電動ドリルで充分です。
3
anpexさんはM8ボルト使ってますが、そこまで大きくする必要を感じないので、私はM6ボルト用のタップ加工。
底の厚みは約4mm。
切れるネジ山は多い方が良いですから。
4
穴開けてタップ加工したら、中の汚いダンパーオイル抜いて、量を計ります。
計量には、画像のメートルグラスを使いました。
フロント純正ダンパー内のオイルの量は、
JA2 =約190cc~200cc/1本
BEAT=約160cc/1本
って感じ。
ビート用はJA2用より熱ダレに弱いのかも・・・
5
抜いた量と同じだけ、KYBのフォークオイルを注入します。
フォークオイル以外に、マシンオイル、エンジンオイル、デフオイル等、
粘度表示の有るオイルなら使えますが、フォークオイルが無難ですね。
基本は同じ量としますが、若干の増減によって減衰のフィールを変化させる事も可能。
オイル量を増やすと、ロッド縮むにつれ硬くなるセッティングになりますが、増やし過ぎるとロッドのシールからオイルが吹き出します。(爆

注入方法は、特別なことする必要無くて、ダンパー自体が巨大な注射器みたいなものですから、ロッドを抜き差しする事で簡単に作業できます。
※「JA2/JW3純正リアダンパー改造(作業編)」参照
6
オイルが注入されると、ロッドが重くなって減衰が発生してると確認できます。

注入が終わるとネジで栓をするんですが、
純正はロッド押し込んでも自然に出てこないタイプの所謂「オイルダンパー」です。
KYB LOWFER SPORTSのように、減衰の安定を狙って「低圧ガスダンパー」にする為、ロッドを引き切った状態で栓をします。

そうすると、ロッドの体積分ダンパーケース内の空気が圧縮され、自然にロッドが伸びて来る仕様になります。
若干ですけど。

最期に仕上げとして200円のラッカースプレー吹いてグロス仕上げ(笑)
7
作業を楽にする為、職場のボール盤使いましたが、
家庭でも電動ドリルが有れば簡単な作業です。

製作コストはフォークオイルとボルト&銅ワッシャー代だけ。
オイルの粘度ですが、custom-susの底突き回避するならKYBのG10Sで充分な筈です。
ZOOMやRS☆Rの場合、KYBのG20Sでも底突きを皆無にするのは困難で、#100以上の粘度表示されたオイルを使う事になりますが、乗り心地はかなり悪化します。

オイル注入後、ロッドを素早く押し込んで、純正と手応えが変わらない、又はそれ以下だったら、改造失敗です。
ベースバルブに切り屑を噛んでしまうと、縮み側の減衰が出なくなります。

万一失敗した場合でも、乗り心地は悪いですが、anpex改のようにガチガチに硬いオイル(デフオイル等)を入れて、「伸ばさない事でロールしないダンパー」にする事も出来ます。

画像は空色ラッカー塗装したビート純正改に直巻きスプリング組んだものですが、硬いスプリングを使えば、ダンパー減衰は伸び側だけあれば良いと考えられ無くも無いかと。(笑
8
ボルトのシールには、銅ワッシャーを使ってます。
よほど下手な加工で無い限り、オイル漏れはしません。
ダンパー底に大きな傷等有って漏れる場合は、銅ワッシャーとダンパーの間に液状ガスケットを使用します。

この改造方法では、リアのガス入りダンパー改造が出来ない為、内圧調整可能なエアバルブ式改造に移行しましたが、その場合でもオイル排出用として、底のネジ穴加工を施す場合が有ります。

クルマいじり全般において言える事ですが、失敗を恐れず「虎穴に入らずんば精神(笑」で、トライしては如何でしょうか?

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この記事へのコメント

2008年9月25日 1:21
なるほど!
で 気になる機能性はいかがですか!?
コメントへの返答
2008年9月25日 21:53
ダウンサスとの組み合わせでは、「バンプタッチが減る」と好評ですが、純正スプリングとの組み合わせだと体感効果が薄いようです。
自作する限り、ある程度自分好みのセッティングが出来ますから、コストパフォーマンスは最高でしょう!
2008年9月27日 15:02
僕のトゥデイは純正ショックにダウンサスの組み合わせで乗り心地、安定性共に最悪で社外ショックを購入予定ですがこの方法で純正ショックを改造するとどの位底付きが軽減されますか??

今はほんのちょっとの段差などで簡単にドンって底付きしてしまいます・・・またねじ止めでオイル漏れとかは無いのでしょうか??
コメントへの返答
2008年9月28日 9:14
こげさんのような仕様で底付きに悩まされてる方には、改造ダンパーがピッタリなので、anpex改が沢山売れてる訳ですね。
とはいえ、気に入らなかった人も居たようで、買った物を分解して何を改造してるのか調べた人も・・・

足というのは個人の好みや理想の高さ具合で、買ったものに満足できる事が少ないのですが、純正改造ダンパーの場合、手頃な値段?と底付きというピンポイントの問題を解決する事で、ある程度のユーザーは納得されてるのでしょう。

>オイル漏れとかは無いのでしょうか??

ねじにシールテープ巻いたanpex改とは違う方式で私はシールしてます。
今のところ四国支部メンバー他7台程私の作った改造ダンパー付けてますが、オイル漏れの報告は無いです。
2008年9月30日 23:23
今まで使ってた ホンダアクセス製のダンパーが抜けてて 底付きもありましたが それはガスダンパーらしいんですが それをオイル入れて再利用できます?

仲間内でたまにサーキット遊び用に白いトゥデイにつかえんかな~と思いまして(^_^)

遊びのレベルですよ(^_^;)
コメントへの返答
2008年10月1日 1:34
再利用出来るかどうかは、中古ダンパーの程度にもよると思いますが、私が作ったフロントダンパーに限るとロッドのシールから漏れた例は無いです。
ただ、オイル粘度を高くし過ぎた場合、漏れのリスクが高くなると思います。

ガスダンパーと言っても、純正など複筒式はオイル入れた後にガスで加圧してるものです。
フロントはネジ止め式が実績もあり、バルブ付きにする必要を大きく感じませんが、リアはバルブ付きにして加圧してないとダメみたいです。

ホンダアクセス製というブランド品ですから、抜けててもオークションで高く売れそうですが(笑)、二束三文のジャンク扱いなら、改造にチャレンジしては如何でしょう。
2008年10月6日 0:53
本日、バイクショップでカヤバのフォークオイルのG10とG15を購入したのですがやはりG15の方がいいのでしょうか??
またネジは普通のどこにでもあるようなネジに水道用のシールテープでいいのでしょうか??

質問ばかりで申し訳ありません(>_<)
コメントへの返答
2008年10月7日 7:21
やってますね~
G10でも十分と思いますが、より純正との違いを感じたい時はG15の方が良いです。
組み合わせるスプリングにもよりますが、
純正改造ダンパー単品での特色として、常識的な範囲の粘度であれば、極端に悪い乗り心地にならないですから。

シールに関しては、企業秘密・・・でも何でも無くて、オイルドレンボルトのように銅ワッシャーを使ってます。
スプリングワッシャー入れると漏れますから、ワッシャーのみです。
場所的にサビが恐いので、ネジはステンレス使うか塗装しましょう。
2012年2月4日 10:48
はじめまして!

ここを見て純正ショックを改造してみました。

横からしか穴があけられないタイプで、肉厚1ミリ位にタップをたててるので、耐久性が心配ですけど…。

とても参考になりました。
コメントへの返答
2012年2月9日 0:02
kkkkks130dxさん、はじめまして。

改造成功されたようで、おめでとうございます。

肉厚の薄いシェルケースはネジ切り難しいですし、ちょっとした力が加わると穴が変形してしまうので、加工が大変だったと思います。
耐久性の不安が消えるまで、駐車場にオイルのシミが出来てないかチェックする事になるかと。(笑)
2012年2月22日 17:33
はじめまして、
純正ダンパー改造ですか?
懐かしいです。その昔はダンパーの社外品がなかなかありませんでしたので
よくやりました。
エンジンオイル&デフオイルブレンドとか・・・
私もJA4のダンパー改造してみようかと思っております。
今は、前オーナーの取り付けたローファースポーツですので
純正を手に入れてやってみます。

参考になりました。
コメントへの返答
2012年2月25日 19:26
のぶさん、はじめまして。

既にローファースポーツをお持ちなら、純正の改造はエアバルブ無しの簡単改造で充分でしょう。
オイルの粘度を決める時、使用目的の他、使用する季節も考慮される事をお勧めします。
暖かい時期にエンジンオイルやデフオイルを使用すると、寒くなってガチガチに動かなくなってしまったりしますから。
その逆も有りなので、気温と粘度の関係を頭に入れてセッティングするのが重要です。
改造成功するといいですね、頑張ってください。
2013年3月1日 20:33
はじめまして、先日anpex改車高調をアクティに組み付けましたが、とんでも無く最悪の乗り心地です。

ガチガチ過ぎです(爆)


ガチガチ=底付きしない?
が…anpexさんのスタイルなんでしょうかね?


何か改善策あれば、教えて頂けませんか?

四国は、讃岐からのコメントです。
コメントへの返答
2013年3月1日 22:36
龍鳳さん、はじめまして。
アクティをローダウンされてるんですね。

軽自動車は普通車よりもスペースに余裕が無いですから、ホイールハウスの容積も小さくて、VIP仕様なローダウンはサスストロークのリジッド化でもしないと無理なんですが、それだけにローダウンと乗り心地の両立が難しいところです。

純正改造ダンパーは、ダンパーオイルの粘度と量を変更する事で硬くしてますから、気温によって特性が大きく変化します。
ですから、冬場は特にダンパーオイルが冷えて固まり、乗り心地が悪くなる筈です。

純正改造ダンパーの使い方として、理想的にはオイル粘度の違う、夏仕様と冬仕様の2セット持って、使い分けるのが良いのですが、2セットanpexさんから買うと、価格的にメーカー品ワンオフするのと変わらなくなるので自作をお薦めします。
2017年12月28日 17:35
なるほど。
乗り心地を考えれば縮み減衰は低くて良いと思い込んでおりましたが、
なるほどローダウンスプリングと組み合わせる場合はバンプストロークが減ることを考慮し、縮み減衰もそれなりに考慮しなくてはならないわけですね。
勉強になります。ありがとうございます。
コメントへの返答
2017年12月28日 20:56
はい、トゥデイのフロントダンパーは、縮み減衰がほぼ無いので、ローダウンするとガンガン突き上げて乗れたもんじゃないんです。
ダンパー改造の基本はスポーティーな走りを目的とした減衰強化なんですが、「突き上げが減る=乗り心地が良くなる」と評判になって、それが乗り味を変える事で乗り心地が良くなったように感じるチューニングへと進化?してるようです。(笑
2020年9月17日 11:06
失礼いたします。走行距離的には、どれくらいで交換すればよいでしょうか?
5万キロぐらいもちますか?
コメントへの返答
2020年9月27日 20:28
返信遅くなってすみません

通常交換しないものですから、距離よりも体感を重視されてはいかがでしょう?

オイル交換したいと思ったときに出来るのが、このシステムの良いところだと思います。
2020年9月28日 15:23
返信ありがとうございます。私もやってみたいとおもいます。
コメントへの返答
2021年2月25日 21:21
またまた返信遅れました。
頑張ってください。
2021年2月25日 13:15
突然すみません(>_<)
めちゃくちゃ参考になりました!!
やってみます!ありがとうございます!!
ところで↑エンジンオイルってフォークオイルよりも全然硬いんですか??
コメントへの返答
2021年2月25日 21:18
オイルの粘度は使用環境に近い「40℃動粘度」を指標にしてます。
エンジンオイルなら5W-10で50~60(mm2/s)
フォークオイルが20(mm2/s)前後
ネット検索すれば容易にデータ見つけられると思います。

オイルは粘度が高いほど温度変化も大きいので、寒くなると乗り心地が悪くもなります。
2021年2月26日 12:25
40℃動粘度で調べたらいろいろ出てきました!!
ありがとうございます♪
自分なりに調べてやってみます!!
コメントへの返答
2021年2月26日 22:15
特殊な用途でない限り、30mm2/sくらいが妥当かと思いますが、車種によっても変わってくると思いますので工夫してください。
良い結果を期待しています。

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