ラジエターフラッシング+クーラント交換作業
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
(ラジエターホース&ヒーターホース交換作業からの続きです)
ホース類を全部装着し終えたら一度ラジエターのドレンコックを締め、ラジエター経路内のフラッシングを行なうためにワコーズの「ラジエーターフラッシュ」を全量注入します。
そしてラジエターキャップの口から溢れるまで水を注ぎます。
2
次にラジエターキャップは装着せずにそのままエンジンをかけるのですが、ヒーターコア内にもしっかり水を循環させるため、画像のように暖房をMAX状態にあらかじめセットします。
(ただしエアコンは入れなくてもOKです)
エンジンをかけてフラッシング剤を循環させます。
途中水位が下がってくるので、その都度水を補充しながら30分ほどアイドリングしてフラッシングさせました。
3
フラッシング後、水温が十分に冷めるまでしばらく放置してから、再度ドレンコックを外してフラッシング剤を抜きます。
本来であればこの後何度か水を入れ替えてフラッシング剤をしっかり抜くべきなのでしょうが、今度の車検時にウォーターポンプを交換してどちらにしろまたLLCを交換する事になるので、この辺はテキトーに行ないましたww
4
あと、念のために取り外したドレンコックのパッキンも交換しました。
古いパッキンは先の尖ったピックツールを使うと簡単に外せます。
ちなみに品番:16418-24200
(ラジエタードレンコック パッキン)
ただ、ドレンコックの方はそのまま再利用しました。
5
ドレンコックを締めたら、LLCを注入する前の準備として胴体の部分を半分にカットしたペットボトルを用意します。
そのペットボトルの口の部分にビニールテープを巻きつけて、ラジエターキャップの取り付け口とピッタリ密着するように巻き付ける厚みを調整します。
そしてラジエターキャップの取り付け口にペットボトルの口をグラつかないようしっかりと挿し込みます。
このようにする事でエア抜きが容易に行なえます。
そうしましたらLLCと水をペットボトルの口部分の少し上になるレベルまで注ぎます。
6
ラジエターへLLCと水を注入し終えたらエンジンをかけてエア抜きを行なうわけですが、ここでも事前に画像2のようなエアコンの設定にしておきます。
エンジンをかけると、画像のように経路内のエアが気泡となって水面に出てきます。
途中スロットルを手で動かして回転数を少し上げたり、ラジエターホース部分を手で揉んだりするとエア抜きが促進されます。
エア抜きが進むと水位が下がってくるので、その都度水を補充していきます。
これを水温計を確認しながら暖気状態に安定する(=サーモスタットが開いている)まで行ないます。
7
気泡が完全に出て来なくなって水位が安定するようになったら、エンジンを止めてペットボトルを取り去り、すぐにラジエターキャップを装着します。
ラジエターキャップも今回TRDからブリッツの物へと交換しました。
そして試運転を行なってリザーバータンクの水位を最終確認し、FULLの位置に量を合わせれば作業完了です。
8
【おまけ】
クーラント交換の途中に、ウォッシャータンクにVAICO社の「クリーンスクリーン」を注入しました。
これはウォッシャー液の濃縮版と言えるもので、水で200倍に薄めて使用するため、注入量はごく少量で済みます。
液色があまり馴染みのないオレンジ色をしているのですが、薄めてしまうのでウォッシャ-液にはほとんど色は付きません。
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