誰にでも簡単にできるFRPバンパー補修Ⅰ～FRP割れ補修編～

　昨年走りまくって随分と痛々しく割れてしまったフロントバンパー。矢印の部分はもう繋がっておりません・・・。

　写真以上に破損個所が酷く、人によっては買い替える方もいらっしゃるかと思いますが、金銭面とこの位なら！という事で自分で直す事にしました。

　果たして、キレイな姿は取り戻せるのか！？

これからFRPの補修を始め、パテ盛りや塗装も行うので、洗うなどして汚れを落とします。

　乾いたら、写真の様に割れてしまったバンパーの形をしっかり整える為、繋がってない部分を表側からテープでしっかりと固定します。

　ちなみにこれを適当にやるとチリが合わなくなったり、最悪取付け出来なくなる可能性もあるので要注意！出来ればこの後の作業も含めて車体に着けたままの方がいいみたいっすよ。奥さん。

次に本格的にFRPの補修に入る訳ですが、用意するものとして、

・ポリエステル樹脂（１ｋｇ)　　 ・ガラス繊維(2m)
・硬化剤 （１００ｃｃ）　　　　　　・はけ
・アセトン（必要であれば）

　ちなみにアセトン（約￥1,000）は使用したハケ等を洗浄する為なので、必要な方だけどうぞ。
という事でホームセンターにて、アセトンを除いて約￥4,000ちょっとで上記の物が揃います。
※レシート失くしたので詳しい価格は割愛させて頂きます

ポリエステルに硬化剤を適量入れて、ムラ無くしっかりかき混ぜます。
ちなみに正しい比率はポリ：硬化＝１００：１です。

　

　
　ま、目分量でやりましたがｗ

ガラス繊維を張付ける前に、傷口をしっかり埋めるのと繊維をしっかり張付ける為というのも含めて先にバンパー裏側に塗っていきます。

　ちなみに表面処理がどうこう聞きましたが、面倒なので（千切れかけた破片を取り除く等）最低限で済ましました。
こんな感じで適当にやってくので、ご了承くださいませｗ

ガラス繊維を破損箇所にあてがいます。

ガラス繊維にポリエステルがしっかり染み込む様、塗り込んでいきます。

　これを同じ箇所に複数回行えば、より強度が期待できます。ちなみに今回は5回程度施してあります。

写真の矢印の間が完全に裂けていましたが、だいぶ強そうになりました！数十分程で硬化し始めるみたいですが、余裕を持って一晩くらいは置いといた方がいいかと思います。

　ちなみに本当は表側も行うみたいですが、割れ目がポリエステルでしっかり埋まっていたのとやはり”面倒”というのも含めてFRPによる補修は終了。パテにより誤魔化しますｗ

　ということで次回、パテ埋め＆造形編に続く！！