ライト光軸調整(ECUリセット)

ローダウンにより車高が変化して前下がりになると、ヘッドライトが下向きになり夜間の視界が狭くなります。

Dに依頼するとバッチリ調整してくれますが、
トヨタ/Lexusの他車種の情報やTEINの技術レターを参考に
現在の車の傾きを正常とみなすよう、へッドライトのオートレベライザーをリセットしました。

写真中央→右のように改善しました。


必要なものは、ゼムクリップ1個。電線代わりに使用するので塗装されたものやプラスティック製はNGです。10cm位のリード線でもOK。

全て自己責任でどうぞ。

①ヘッドライトON/OFF回数の確認
燃料計でECUリセット操作に必要な回数を決定します。
回数をメモしておきます。

この燃料位置だと3回ですね。

②コネクタ位置の確認
運転席下の診断コネクタ　4番,　8番ピン位置を確認します。
左右の広がっている方の左側が1番ピンで、HSでは1～3番ピンは配線がきてないので、すぐに分かりますね。

コネクタは、運転席の下を覗くと手前側に見えます。
見つからない場合は、運転席の足元に仰向けなって頭を突っ込むと、手前に見える白いコネクタです。

③短絡プラグ作成(リード線でもOK)
ゼムクリップを広げて、4番,　8番ピンに入るように幅を調整します。
IGN OFF状態で試しておきます。

あまり差し込み過ぎないようにします。1cm位でOK。

こんな感じで少し曲がっている方が良さげ。真っ直ぐにしすぎると抜け落ちるかも。

心の準備できたら始めます。

④電源OFF
Power OFFにして、ヘッドライトつまみもOFF位置にします。

⑤IGN ON
IGN OFFの状態から、ブレーキを踏みPowerボタンを押してIGN ONします。

⑥診断コネクタの4,8番ピンにクリップを差し込み短絡します。
　ここは慎重に！！
※メーターの警告灯などに変化はありません。

⑦ヘッドライトをON/OFFします。
診断コネクタを短絡してから20秒以内に開始します。

ヘッドライトOFF - HEAD - OFFを燃料計で調べた回数だけ繰り返します。
1回1秒程度で。2秒以上間隔を開けると失敗します。
失敗した場合は、Power offして最初からやり直します。

⑧リセット完了のチェック
AFSランプ点滅を確認します。
　・ライトON/OFFと同じ回数の点滅(0.5秒間隔)
　　　↓
　・消灯(1秒くらい)
　　　↓
　・同じ回数点滅
を繰り返します。
点滅回数がライトON/OFF回数と同じになっていれば成功です。
Power OFFしてリセット完了です。

失敗の場合はPower OFFして、もう一度やり直します。