細い線に比較的安全にギボシを圧着する方法 ~その1~
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
細いと言っても基本的には0.25sqが限界ですのでご留意下さい。
正攻法で行けば写真のような接続端子(0.25~1.25sq対応)で太いコードと変換する方法がありますが、被覆部分を圧着しないので強度的に不安な部分があります。
熱収縮チューブに熱を与えるのも面倒だから、あまりオススメはできません。
熱収縮チューブ用のヒートガンなんて普通は持ってませんからね(笑)
ライターで炙るのは被覆が燃えるのでやっちゃダメと、便宜上言っておきますw
2
また、基本的には太いコードのほうがしっかりと圧着し易いので、既存の配線(製品に付属しているハーネスなど)を使う必要が無い場合には太めの線を選ぶようにして下さい。
個人的には0.75sqが細すぎなくてバランスが良いかなとは思います。
0.5sqはチョイと細すぎますからね。
3
以降は既存の配線(製品に付属しているハーネスなど)を使わなければならず、それが細くて上手く圧着できないという場合に、直接ギボシを取り付ける方法です。
まずは一つ目の方法です。
通常より長く(2倍程度)被覆を剥きます。
写真の長さを参考にして下さい。
4
そして、剥いた部分の芯線を真ん中から折り曲げます。
軽く曲げる程度で十分です。
また、芯線(撚り線)を捻るのはNGですのでご注意下さい。
5
折り曲げた部分をしっかりと奥まで挿し込みます。
画像のように両サイドのツメが巻き込み易いように挿し込むのがポイントです。
6
このままかしめれば、単純に2倍の太さのコードを圧着したことになります。
0.25sqでも0.5sq相当になるので、ギボシのギリギリ最低ラインになります。
ただし、圧着し易いからといってチェックを怠ってはいけません。
グラつきがあるとちゃんと圧着できてないことになるので必ず確認して下さい。
ちゃんと圧着できてなければ、大きい電流が流れた際に燃えます。
尚、0.5sqで折り返して1.0sq相当にしてもグラつくようであれば、根本的にかしめ方に問題があり、ツメがキレイにカールしていないと思われます。
あと、コード自体の容量は2倍になるワケではないので、計算は間違わないように注意して下さい。
7
被覆の部分もしっかりかしめて完了です。
8
もう一つやり方があるので「その2」へ続きます。
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