アウディ A6アバント (ワゴン)

ユーザー評価: 4.17

アウディ

A6アバント (ワゴン)

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オールマイティにこなせる万能な1台 - A6アバント (ワゴン)

マイカー

オールマイティにこなせる万能な1台

おすすめ度: 4

満足している点
・スタイリング
クルマはデザインでしか選ばないので…
前車(同型A6前期)と比較し、マトリクスLEDヘッドライト、ダイナミックターンインジケータ(流れるウインカー)など、2024年現在のAudiにも採用されている装備がデビュー当時の2015年には採用されており、極端に古く見えることは無いかな、と。
流れるウインカーは好きではありませんが、Audi=流れるウインカーのイメージではあると思うのでまあいいかな…
前期のゴテゴテ・ツブツブLEDのあるヘッドライトも車格に合った風格があり好きですが、後期のシャープで全て光源を隠した優等生らしいクリーンなヘッドライトは最近のクルマのトレンドでもあり、古臭さはありませんね。
また現行のAudi車はかなりシャープで押しの強いデザインになっていますが、個人的にはひと世代前の曲線美のあるシンプルなスタイリングのが好み。

・走行時の安定感
quattro(4WD)も相まって、雨天、晴天関係なく"常に安定"。Eセグはどのメーカもクセがないような気もしますが、BMWのような運転している時の楽しさや面白みは無く、真反対の性格かなと感じます。
直進安定性もかなり優れており、ノーマルサスペンションであれば高速走行でもほとんど疲れを感じない長距離無敵マシンです。

・メータ中央に地図表示ができるようになった
わずかながら大きな改善点。MMIにバージョンも進化しているため、都心部では詳細な3Dマップも表示してくれます。

・前期の不満な点からの改善点
①2017年モデルではラゲージルームの照明がLEDに。グローブボックスはバルブのまま。
②バックランプがLEDに。
③アイドリングストップが改善
使わないのですが…ブレーキホールド併用中、ブレーキペダルから足を離してもアイドリングストップが解除されなくなりました。
不満な点
・内装が古い
型式としてのデビューが2011年のため、内装はすでに13年前。前期→後期での内装の変更点がごく僅かなため、ほぼ2011年のまま。そのため、バーチャルコクピットの設定もありません。MMI、メータのインフォメーションシステムの液晶解像度もひと昔前。
この辺りは現行モデルだったころから感じています。

・Audi Connectでできることが少ない
SIMカードを挿してもオンライン検索とWi-Fiぐらいしか使い道がありません。天気もニュースもわざわざMMIからは見ませんし…
Wi-Fiも途中から1GB/月で通信制限が入るようになり、衛星地図もサービス終了。スマホのアプリ(my Audi)にも非対応。
これはモデルが古いので仕方ないのですが…同時期の5シリーズ(F型)だと2014年モデル以降はスマホで色々できるので残念。
対策として(?)Audi connect plug and playというものを付ければ専用アプリで走行記録やガソリン残量、走行距離などは見ることができますが、所詮はOBDからの情報が表示されるのみ。

所有モデルは2017年モデルはLTEなのでまだAudi ConnectはSIMを挿せば使えますが、2016年モデルまでは3G通信のため、1/31以降は3G停波に伴い使えなくなりますね。

・インテリアの質感
現行のAudiに比べると、ハードプラの場所は圧倒的に少なくて良いのですが、同時期の他社同セグメントと比べると…ステッチがなかったり…まああんまり気にしてないんですが。
前期では標準装備だった本木目パネルもぷらのパネルに変わり、本木目はオプションに変更。さすがにこの車格でペラペラのプラスチックパネルはいただけませんね。

・エアコンパネルが安っぽい
前期はオプションの4ゾーンA/Cでしたが、今回は標準装備のエアコン(フロント2ゾーンA/C)。
液晶表示無し、0.5度ごとの設定も不可。ちょっと残念。

・前期から改善していない点
①バックカメラの画質が悪い
②リヤシートの座り心地がイマイチ
③ホールドアシスト使用中、ブレーキペダルから足を離すとブレーキランプが消える。
→どれもマイナーチェンジレベルでは改善するものではないので当然と言えば当然です。
総評
良くも悪くもクセのない、よく出来た車だと思います。
買い物から車中泊、キャンプまで簡単にこなすことができ、1人乗車~4人乗車であればどの席でも快適に移動できます。
欠点とするのであれば、ボディの大きさ。
幅1875mm、長さ4955mmのボディは、決して取り回しもよくないですし細い道や狭い駐車場では少し苦労します。

また、ライバル(と謳っている)Eクラス、5シリーズにはブランド力では全く太刀打ちできないので、そこを気にする方にはAudi自体を全くおすすめしません。
デザイン
無評価
・エクステリアデザイン
前期→後期でライト類及びバンパーしか変わっていませんが、横幅が広く、立体感があるデザインにグリルや前期より少し多く配されたクロームパーツなど、確実に一世代新しいデザインであることは容易にわかります。後期になったことによるデザイン上の破綻はほとんど見つかりません。

・ヘッドライト、テールライトの仕上げの美しさ
前期も綺麗でしたが、後期はさらに綺麗。
オプションのマトリクスヘッドライト付きであることが前提ですが、ヘッドライト、テールライトどちらもファイバーのラインだけでなく、奥行き感があるように見せるデザインはかなり凝っているなと。
リヤの流れるウインカーは少し粗い流れ方をしますが、9年前だと思えば許容範囲。
走行性能
無評価
同グレードでの乗り換えです。
前期V6 2.8 FSI(自然吸気)→後期2.0直4 TFSI(ターボ)へのダウンサイジングしましたが、街乗りで圧倒的に扱いやすいのは後期。低回転からトルクがフルに出てくれるため必要以上に回さず走ることができます。
直4になったことにより鼻先は軽くなっているので、ワインディングで振り回されてもかなり扱いやすくなっています。
ただ車格とのバランス、車の性格を考えると2.8 V6エンジンの方が合ってるかなと。自然吸気の回す楽しさもありましたし。

また、2リッターでは高速走行時もちょっと心許ない感じはします。高速走行ではやはり排気量に依存するな、と感じます。

トータルで不足はありませんが、個人的には上位エンジンの3.0 TFSIを選ぶことをおすすめしたいです。
乗り心地
無評価
乗り心地は純正状態で比較しても前期と変わりはありません。
静粛性はフロントドアガラスが合わせガラスになったことにより、風切り音は低減されたと感じます。
エンジン音もほぼ聞こえませんが、高回転域だと「直4やな…」という音が入ってきます。
また、直4モデルのみ新車時(Dにて乗らせていただいた個体)からエンジンの振動が若干車室内に伝わります。
積載性
無評価
前期と全く変わりません。同様リアシートを倒すとシングルサイズの布団がきっちり敷けます。
キャンプ道具もかなり多量に積むことができます。少なくとも3人分の荷物は積めました。

基本的には荷物を載せないので重視するポイントではありません。
燃費
無評価
前期2.8の7.5〜8.5km/Lと比較し、+1kmの8.5〜9.5km/L程度。
排気量が小さくなり、ターボになった分、都心部のストップアンドゴーに巻き込まれても6.0km/Lになることはあまりなくなりました。
バイパスや高速道路の巡航でも良くて12.0km/Lぐらい。前期2.8と違い、高速100km/h走行でもカタログ燃費(13.8km/L)はなかなか出ないです。高速域になると2リッターターボ、少し無理があるかな。

実体験だと、高速巡航は3.0TFSIのが燃費は良いです。やはり排気量に依存します。
価格
無評価
認定中古であっても、3年落ち3万キロで新車価格の50~60%になるので非常にコスパが良い。

その代わり自分が売却する時の下取りはもう目も当てられない値段にしかなりません。特に気にしてませんが、リセールを気にする方にはおすすめしません。

オプションは当時30万円ちょいのマトリクスLEDヘッドライトが装備されていると見た目的にはかっこいいです。
故障経験
2020年10月〜2023.9月の認定中古車保証期間での修理は以下の通り。かかった費用は保証により0円。

・冷却水漏れ 3回(サーモスタット、リザーバータンク、ホース)
・S tronic メカトロ交換
・内装LED照明切れ(フロント灰皿、リアドアノブイルミ)
・フューエルリッドモータ交換
・ステアリングスイッチ交換
・フロントウインドゥロールバック修理(フロントウインドゥモータ/リフター交換、完治せず)
・エンジンチェックランプ点灯
(インテークプレッシャーセンサ、カムシャフト、エンジンコンピュータ交換)

各詳細は整備手帳に記録として残してあります。

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