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実用性・快適性・走行性を高次元でバランスした軽 - eKスペース
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のら吉
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三菱 / eKスペース
T(CVT_0.66) (2022年) -
- レビュー日:2023年10月27日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:買い物
おすすめ度: 4
- 満足している点
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・乗り心地を損なわずしっかり踏ん張る足回り
・ロードノイズが抑えられた静かな車内
・有り難いABHはアウトランダーにもないメモリー機能付き
・スポーティにも走れる7速MTモードパドルシフト
・ISGでのエンジン始動なのでアイストからの復帰時にセルのキュルル音がない
・明るく広くリビングの様に心地良い白内装 - 不満な点
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・車体が重すぎ、燃費も伸びない。スズキを手本にもう少し軽くする努力が必要。
・エンジン出力特性が2stバイク的にピーキーで、この手の車で肝心な中低速域が扱いにくい(前車がフィットeHEVだったため顕著に感じてしまう)。
・ハンズフリースライドドアはエリアセンサの認識範囲が狭く失敗しがち
・ドア閉め音がチャチ。ステラは「バスンッ」と重厚な音で高級感があったが、この車は軽トラ的「ガチャン」で唯一ステラより劣ってる部分。 - 総評
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2008年のステラRN1以来15年ぶりに軽を購入したので、比較対象はどうしてもステラになり、隔世の進化を感じる。車型は165cmのステラより13cmも背の高いスーパーハイトということで車重は100kgも重く重心も高いが、操安は意外と悪くない。何よりサスが優秀。ステラは伸び側にバンプラバーのない構造で、歩道から車道に出る時の段差レベルでガタン!と車輪が落ちるショックが伝わる昭和40年代の軽と同じ印象だったが、この車は普通車と同じ質感で段差超え時の足回りの挙動に軽の安っぽさがない。
全体の造り込みも最早軽だからと言って妥協はなく我慢を強いられる部分が殆ど無い(その分値段も上がったが)。
今や激戦区の車種だからか、装備も良く彼方此方力の入った上質な仕上がりで価格以上の価値はあると思う。現行型はターボグレードが廃止されNAオンリーになったため、この車は貴重な存在となった(ルークスにはターボもあるがABHが付かない)ので長く大事に乗っていきたい。
- デザイン
- 4
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外観は姉妹車のルークスと比べると若干大人しいがそつなく纏まっていて良い。カスタム系の様な尖ったり背伸びした印象もなく万人向けで長く付き合えるデザインであろう。個人的には商用車と見まごうくらい質素な外観が好みなのでもっと地味でも良かった。
内装はシートも収納も工夫の塊で満足な仕上がり。強いて難点を上げるならエアコン操作パネルは物理スイッチのほうが良かった、エアコンの風が当たらない前席ドリンクホルダーの位置、7インチにはマヌケなほど太縁のナビベゼルがダサい。 - 走行性能
- 5
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加速は1名乗車の平坦路では特に不満は出ないレベルだが、3~4名だとやや苦しいと思われる。低速トルクがないので坂道発進はもたつく。
コーナリングは重心が高いのに思ったほどロールせず、しっかり踏ん張ってるサスが秀逸。このしなやかで頼もしい脚は本当に感動した。ハンドリングもナチュラルでステラのように軽すぎることもなく、中央保持力もあり横風にも強い。長時間運転でも疲れにくい操舵性と思う。
減速は回生抜けの癖もなく自然なフィーリングでコントローラブル、効きも十分。 - 乗り心地
- 5
- 荷物満載や4名フル乗車の経験はないので1名乗車+軽荷物に限って言うと、意外と良く快適。サスがしっかり動いて小さながたつきも大きなギャップも上手くいなしており、不快感がない。シートのクッション感もしっかりコシがあり、恐らく長距離でも疲れない乗り心地と思う。ただ普通車と比べるとトレッドが狭い分、どうしても横揺れしやすい傾向はある。
- 積載性
- 4
- 後席スライド量はクラストップなので後席を潰さない場合の荷室は広いが、背もたれを倒した時にフラットにならないので、最大空間を確保した場合の荷室はライバルと比べると狭くて使い勝手も悪い。だがそもそも絶対的に車内の広いスーパーハイトなので普通に乗員2名+買物の荷物程度の積載には広大すぎて全く不足なし。
- 燃費
- 1
-
燃費は悪過ぎる。マイルドハイブリッドなのに日常のお使いレベルでは殆どモーターがアシストせず、燃費向上に寄与していない。結果エアコン使って10km/L程度。これならアウランで充電走行してるほうが経済的。まぁ消耗品費(特にタイヤ代)も含めれば微妙だが、軽ならではの省燃費はある程度距離を走らないと享受出来ない模様。
- 価格
- 5
-
天こ盛りの装備内容を考えると素晴らしい低価格。メーカのDOP10万円サービスキャンペーンとディーラの出血値引で総額30万円引相当になり大変お買得であった。
今年5月にマイチェンした現行モデルはLEDヘッドランプとバックモニター付ルームミラーを装備して約12万円値上げしたが、これらは社外品を2万円で後付け出来るので価格面でも旧型に滑り込めてラッキーだった。
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