リヤボックスのカスタム

ディオ110は結局のところ通勤車になってしまっていて、カッコわるくて大嫌いだったリヤボックスは、我慢できる程度に気持ちも収まってきたところです。

以前レッツ4パレットに作ったタテ長のおかもちキャリアは、ブサイクな割には便利なもので、容量の大きなバッグや重量物を吊って運ぶことができるため重宝していました。

リヤボックスをしばらく通勤に使ってみて見えてきたのは、おかもちキャリアと比べて容量が固定のため、積載力に限界ができてしまうこと。
これを少しでも解決できないか、考えてみることにしました。

さしあたってはリヤボックスのフタのここいらにフックを設け、普段は使わないタンデムシート側に袋やカバンなどを吊り降ろせれば、おかもちキャリアのような使い方ができるようになります。

リヤボックスのフタはそれなりに頑丈にできているので、丈夫なフックさえ付けてしまえば良いわけですが、どうもリヤボックスに吊り下げフックを付ける、というのは前例がないようで、もちろん専用のものなどありません。

そこでネットサーフィンやDIY店などを見て回って、フックとして使えそうなものを探してみました。
これはちょっと弱そうですが、引き出しなどに使う金属製のノブネジ。

用途や形状を考慮すると、どうやら僕が欲しがっているのは、クリートと呼ばれるフック。
船などに固定して、係留ロープをくくりつけるものです。

船用ゆえ非常に頑丈ながら、小さくても長さ13cm（5インチ）はあります。
高さも5cmくらいになってしまうものなんですが、折りたたみ式の良さげなものをアリエクで見つけることができました。

アリエクには早速注文をかけ、使い勝手や取り付け位置を探るために、セリアで見つけたポリ袋フックなるものを取り付けてみることにしました。

耐荷重500gとちっぽけながら、お試し程度には十分。

このポリ袋フックは両面テープで固定するので、さほど重いものは下げられず、またポリ袋以外は吊りようがありません。

それでもこんな感じでタンデムシート側に吊るせば、やっぱり便利だとわかりました。
クリートが到着するまで、あれこれと使ってダメ出しをしてみようと思います。