コンセプト版公開 から間もなく2年、(このほど生産を終えたクラブマンの後継車と言われている)MINIエースマンの市販版が北京ショーでワールドプレミアされました。
オリバー・ハイルマー氏が内外装デザインを取りまとめる体制となった新世代MINIでは新型カントリーマンE/SE オール4、クーパーE/SEの3ドアハッチバックに続くBEV第3弾となります。
5ドアかつ電動クロスオーバーであるため、デザイン上はコンセプトから踏襲した3ドアとカントリーマンの良いとこ取りな印象を強く感じます。若々しくてポップだという感想も自然と浮かんだのですが、それは開発の経緯にハッチバックだと室内が狭くカントリーマンだとボディサイズの大きさが…というファミリー層への要望が含まれていたり、ボディカラーの色味も効いているからでしょうかね。
エースマンでコンセプト版発表から気になっていたのはボディサイズ…コンセプトはとくに全幅がカントリーマンあるいは先代クロスオーバーよりも大きい1.9mを誇り、あちらがデザイン要件
(とミラーtoミラーで測定した値?) だったとはいえ市販版でどう変わるだろうと疑問に思っていましたが、幅の本国測定値は多くのコンポーネンツを共有する3ドアとほぼ同じ1754mmとされたようです。それに限らず、全長:4079mm、全高:1514mm(なお、調べると1495mmと表記したサイトもあり)、ホイールベース:2606mmという値も日本仕様のことを思えば十分ジャストサイズなパッケージングと言えますね。
ワールドプレミアから数日経ち、
MINI(BMW)ジャパンによるティザーサイトが早々とオープン していたので国内導入は確定とみて間違いなさそうです。日本仕様はE・SE両グレードとも前輪1モーターのスペックが同じ3ドアが車外給電(V2L)対応で登場したことを考えると、理屈としては上述どおりメカニズムが共通化されているぶんエースマンにも実装できなくはないと思いますが、ここでようやくV2Hに対応するか否かは…(以下略
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Posted at 2024/04/30 21:33:14 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ