手柄山交流ステーション　モノレール展示室（姫路市）

手柄山交流ステーションは、姫路市営モノレールの手柄山駅舎を改修し再利用している複合施設です。
昭和41（1966）年、姫路市営モノレールの手柄山駅として開業、経営不振のため昭和49（1974）年に休業、昭和54（1979）年に完全廃止となりましたが、車両は駅構内に放置されました。
平成15（2003）年以降、旧駅舎の再利用や公開について検討が始まり、平成21（2009）年から耐震改修工事が行われました。
平成23（2011）年4月29日、旧駅舎の外観は維持したまま改修し、ホール施設・モノレール展示室・水族館を併設した手柄山交流ステーションとして開館しました。
モノレール展示室では、昭和41（1966）年5月17日の開業当日の華やかさ、賑わいを感じていただけるよう、映像・音響・照明を効果的に取り入れた展示演出を行うとともに、プラットホームには、広告看板、運転時刻表、関連備品（水飲み場、ごみ箱等）を再現しています。
姫路大博覧会当時の手柄山中央公園などを懐かしい映像で紹介し、姫路大博覧会の会場となった手柄山中央公園の精巧なジオラマ模型や可動式モノレールを展示。当時の様子がわかる写真展示もされています。
また、実際に車両へ乗り込み、内部を見学できます。車両の前方にある液晶パネルで運行当時の映像を、走行音などの音響演出と共に上映。車掌や乗客などの実物大の人形で当時の車内を演出されています。
その他、姫路の交通の歩みや姫路モノレールの技術なども紹介しています。


開館時間　9:00〜17:00
休館日 毎週火曜日（祝日の場合は、その翌平日）
12月29日から翌年1月2日まで

Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R5.12.16
住所: 兵庫県姫路市西延末440