スタビエンドウレタンブッシュ取付

自分の乗り方の場合、足回りのチューニングとして、根本的にはサスペンション＋ショックアブソーバー、更にはスタビライザーを交換するべきなのは明らかですが、とりあえずそれらを用意するのには時間と費用がかかるため、まずは手間+費用の割に効果が高い、スタビライザーエンドブッシュのウレタンへの交換を実施してみることにしました。

この交換はFHP10でも行っているのですが、個人的には費用の割には効果が高いと思うので、そこそこコーナリングを楽しみたい方にはおススメです。

このウレタンブッシュ自体はヤフオク等でいろいろ出ています。値段も販売者によって差がありますが、それらの差がよく分からないのでFHP10に取り付けたものと同様(と思われる)モノを購入、入手して取り付けることにしました。

まずは両輪ジャッキアップして両側のタイヤを外します。

その次にスタビライザー本体と、スタビライザーエンドとを固定しているナットを緩めます(写真赤矢印･14ミリ)。
ただ反時計回りに回しただけだと｢供回り｣するので、裏側のスタビとスタビエンドの間に17ミリの薄手のスパナを差し込んで押さえながら緩めていきます(青矢印)。

※写真は右側のものですが、この次に左側も緩めています。また今回はFHP11への作業の為、国産のP11系の場合はナットの寸法が若干異なるかもしれません。

なお、この次の作業をやりやすくする為、この段階では｢緩めるだけ｣に留めておきます。

次にサードリンクとスタビエンドを固定しているナットを緩めます(赤矢印･14ミリ)。このときも同様に裏側(下部)に12ミリのスパナをあてて押さえながら緩めていきます(青矢印)。

※写真は右側、左側も同様。

４ヵ所とも緩め終わったらナットを取外し、スタビエンドを取外します。

構造的にまずスタビ側(下側)を抜き取って、その次にサードリンク側(上側)を抜き取りますが、P11系の場合この辺りが多少窮屈なので、やや知恵の輪的に抜き取る必要があります。
FHP10のときはこんなに苦労しなかったはず。

※写真は左側、右側も同様。

１枚目の写真と同じですが、純正ブッシュとウレタンブッシュとの比較。

純正のものは走行距離が少ないとは言え、１３年を経過してすっかり硬くなり、弾力も無くなっていました。

ブッシュを入れ換える以外は元通りに組立てていきなり完成です(笑)
※写真ではまだナットを締めこんでいません。

この作業後と、その次の日に実際に走行してみたところ、やはりコレだけでもロールを抑制する効果は出ているようです♪
(でもやっぱり早く足回りは交換したいですがw)