タペット調整

エンジン組んでからしばらく走ったし一応見ておくかぁ～って事でタペット調整します
とりあえずエンジンヘッド
リアタイヤの後ろ辺りから覗き込むとこの風景です
真ん中のデカいクリップで止まってるだけなんでプライヤーか何かでバチンと下にずらすと板金もののヘッドカバーが外れます

外れるとこんな感じ
組んだばっかりなんで中がキレイですね
調整方法自体はバイクとかと同じです、ナット緩めてマイナスで調整してまたナットで締める

空冷ワーゲンのバルブクリアランスは0.15とか0.10とか出てきて分かりづらいんですよね、とりあえず当時物のオーナーズマニュアルがネット上に出てきたんでコレを信頼して0.1で合わせます

クランクをぐるぐる回しながら調整してるとなんか違和感
バルブ押してないタイミングなのに若干隙間ゲージ入れたときの感触が変わるんでなんでかなぁ～って思ってたけど解決しました
水平対向エンジンのOHVなんでクランクシャフトの下にある1本のカムシャフトで左右のバルブを押してる訳なんですけど
バルブを押してる間はカムのメタルのクリアランス分反対側にカムも押されてる訳ですね
その分反対側としてはクリアランスが狭くなる
とりあえず調整してる反対側が上死点でオーバーラップしてるときに合わせました

まぁその後ちょっと走りましたけど特に変化はないです
今のクルマよりガチャガチャうるさいのはまぁそういうエンジンなのかな