あしかがフラワーパークの藤が見頃を迎えてきたとのことで、2度目の撮影です。
毎度の仕事の後なのですが、今回は1時間だけ早く切り上げてきています。
川越ICから関越道に入りますが、既に天候は小雨。現地の予報は曇りですが降水量は2mm/hとなっているので前回と同じように時間によっては多少降るかもしれません。
圏央道から東北道へ。今のところ渋滞はありませんが雨脚が強くなってきています……。
佐野藤岡ICで一般道に出ます。雨は弱まりました。
あしかがフラワーパークに到着。雨は上がりました。
臨時駐車場がいっぱいですが、これは昼間のクルマ達でしょう。それにしても凄い人気ですね。平日なのにこのクルマの数!
臨時駐車場の状態にビビッて早めに駐車場に入ると損をします。というのも臨時駐車場および西ゲート前駐車場は、最寄りの西ゲートが早く閉門してしまうのでラストまで園内に残る場合は正面ゲート前駐車場か線路脇駐車場が便利なのです。
因みに、あしかがフラワーパークの駅に近い正面は西ゲート。裏側に回ったところにあるのが正面ゲートです。まるで「東が西武、西が東武」の池袋駅と同じくらい不思議ですよね(笑)。
いつもはもっと遅い時間に来るので正面ゲート前の壁際に駐車しますが、早い時間に来ると正面ゲート前駐車場は観光バス専用になっているので一般車は入れません。というわけで今回は線路脇駐車場に停めます。
さて、駅からゾロゾロと歩いてくる人達が来る前に入場してしまいましょう。
まずは白藤と紫藤のコラボ。
うん……まだですね! GW後半くらいに見頃になるでしょうか。よし、次!
さっそく雨が降ってきました。雨具無しでも行けるかと思っていたのですが、なかなか良い降りっぷりです。
つつじ越しに見る大藤を撮影して、一旦キャラバンへレインウェアを取りに戻りました。
今回は、予想よりも人が多いので花撮影とドール撮影を同時進行でいきます。カメラの設定やフィルターを変えるとミスが多くなるので、ドール撮影の設定のままで進みます。夜間撮影ではそのほうが綺麗だったりもします。
まずは正面ゲート前のプランターから。前回と比べると見事に咲き誇っています。まさにピーク!
モデルは陽菜さん(SDMひな)。白藤対応に白いブラウス、紫藤対応に青いスカートにしました。
マロニエ前の白藤。ここ何年か元気がなかった感じでしたが、今年は見ての通りで超満開です!
ピラミッド前の紫藤。花壇を背景に俯瞰したかったのですが、そこまでは伸びていない様子。構図を水平に変えます。
想像以上にモリモリと咲き誇った紫藤。というか、ここまで見事に咲いているのは初めて見ます! 大好きな藤の木なのですが、外灯直下の為バックライトによるライトアップはされていません。
通路反対側の紅藤も見事にモリモリしているので、二つを重ねて撮影。
ここでちょっと撮影アドバイス。
同じことを以前にも書いたかもしれませんが、三脚の人が通る側に出る脚にはライトの灯りを照らしています。通行人を怪我させてはなりませんからね。自分の機材やドールの保護にもなりますし。
因みに、混雑しているところでは三脚の使用はNGになります。なのでピーク時などでは人の少ない日時や撮影ポイントを廻って撮影しています。
この場所で撮影していると風が吹き始めるという私の中のジンクスがあり、ホントどういうわけか、ここで撮影すると風が出てきて撮影終了となることが多いです。
今回はどうかというと、なんと……
やっぱりここで風が吹き始めました!(笑)
雨も降っているので、これはもうドール撮影できる状態ではありませんね。ドール撮影はここまでにして、藤を撮りながら正面ゲートに向かうとしましょう。
きばな藤のトンネルはまだこれからといった感じです。蕾どころか枝も張っていませんね……。大丈夫なのでしょうか……。
うす紅橋です。前回とは大違いでフッサフサですね! うす紅というだけあって、殆ど白に見えます。
閉園のBGMが流れ始め、人も疎らです。雨に濡れた橋が藤のあかりを反射して綺麗なので人がいないこのチャンスに撮影したいのですが、対岸にもおそらく私と同じ考えの方がいてどちらも譲りません(笑)。
なので私はカメラを低くしてローアングル撮影にしました。
最後は大藤。2つの大藤の間で背景につつじを持ってくるのが定番構図なのですが、毎年ここは大勢のカメラマンが記者会見のように三脚を並べるので、私はそれを横目にドール撮影だけしていました。
しかし、なんと今は2人しかカメラマンがいません。雨だからでしょうか? というわけで、私も3人目となって初の定番構図を撮影することができました。
床が雨に濡れているので、ライトアップされた藤やつつじの色が反射してとても綺麗です。
私が訪れた時に撮影していた方の一人は私が撮影を終えた後もまだ頑張っていました。後にXに写真があがっていたのを見て、あぁこの人だったのか……と。
帰路につきます。行きは時間が限られているので高速を使いまいしたが、帰りは一般道です。
道が空いている時間帯であれば、東西に大きく迂回する高速よりもまっすぐに南下する一般道のほうが早く到着する場合もあります。
利根大堰を超えます。ダムは好きなのですが、ここは水の恐怖のほうが大きくあまり好きな道路ではありません。
その後はただただ真っ直ぐ南下していきます。
R254に出ました。ここまでくれば帰ったも同然です。
結局、撮影中はずっと小雨が降っていましたが、それが写真(色が良くなる)にも撮影(人が少なくなる)にも良かった気がします。
欲を言えばあと3回くらいは行きたいですね。
今回のれぽ~とはここまで。