国指定史跡・岡城趾
岡城は稲葉川と白滝川に挟まれ周囲を断崖絶壁の地に築かれた山城で、戦国時代の豊薩戦争では近在の城が次々と落城していくなか、岡城だけは攻め落とされることがなく、以来「難攻不落の城」としてその堅固さが世に広く知れ渡るようになったと言います。攻め口はこの一点しかないという直立する絶壁の下を大手門に向かいつつ、また城内領域に足を踏み入れてみて、当時の攻城武器の性能では「攻略ならず」がなるほど得心出来る縄張りでした。台上の石垣も往時のまま保存されており、その堅牢さが窺い知れます。城内の建物は明治7年大分県による入札・払い下げで全てが取り壊されてしまったが、現存していれば世界遺産になったであろうと残念である。二の丸跡地には滝廉太郎の銅像が建立されています。写真は三の丸の石垣でポスターや紹介記事によく掲載される角度から撮影した一枚です。
住所: 大分県竹田市大字武田2,761 岡城料金所
電話 : 0974-63-1541
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