エアコンＯＮでキュルキュル音がする(リブベルト交換)その1

最近、エアコンをオンにすると「キュルキュル」と異音がするようになってきました。
※上の動画をご覧ください。

アイドリングから回転数を上げていくと比例して良く鳴きます。

ま、基本はリブベルトの劣化ですよね。タイミングベルトを3〜4年前に交換した時に併せてリブベルトも交換したんですが気持ち早い気が・・・。パーツがハズレだったかな？

エアコンコンプレッサーの異音の可能性も微妙に捨てきれず、リブベルト交換に挑みます。

コンプレッサーの異音はマグネットクラッチがヤラれてくると似たような音が出るらしいです。怖い怖い。

リブベルト交換はアンダーカバーと右タイヤを外せばアクセス出来ます。

あとはテンショナーを緩めればリブベルトの着脱が可能なんですが、写真の赤いラインより上は凄く狭いのでやりにくいです。

1がテンショナーです。バネで左側にテンション掛けてるので、⇒右方向に力を加えるとリブベルトが緩んで取り外せます。

取り外すポイントは5に掛かってるリブベルトの⇐方向にスルっとずらせば簡単です。
が、1のところがまともに手が入らないのと、テンショナーの構造上若干知恵の輪状態です。がんばりましょう。

あと、リブベルトの取り回しを間違えてるケースもあるみたいなので、事前に確認・撮影しておきましょう。70ACUは上の図の通りかな。

今回、専用工具(SST)は用意せず手持ちの工具でチャレンジしてみました。

1のテンショナーはアームとローラーの固定部分に13mmのナットがついているのでそこにメガネをかけます。

適当な鉄パイプを噛ませて延長して、矢印方向に力をかければテンショナーが動いてリブベルトが緩みます。

リブベルトが緩んだら、5のガイドローラーの所でペリっと外します。

テンショナーの所のリブベルト取り回しは、がんばってください💦

さて、新しいベルトと交換です。

あれ？なんか品番ちがうな〜、ちょっと短いな〜、手配ミスったな😢テンショナーの遊びがまだあると信じ、とりあえず組付けてみますが、とてもじゃないけどはまりません・・・

しかも、ただでさえテンショナーのナットへの掛かりがわるいのに、何回もメガネでテンショナー動かしていたら、ナメそうになってきました・・・

とりあえず前のベルトに戻すにも躊躇いが出てきました。

最初からお願いすれば良いものを・・・

ご近所のヴァナ友さんがSSTを持ってるのは知っていたんですが、急遽無理を言ってお借りすることに。本当に感謝です。

なるほど、SSTはテンショナーのアームに引っ掛けて使うんですね。

このSSTは先端の向きを自在に付け替えできるようになってます。これで汎用性も持たせているんですね。

70ACUの場合はこっちの向きに付け替えですね。

驚きの安心感です😁

がっちりテンショナーを掴んで、しっかり緩められます。サクッと旧リブベルト😅を戻します。

因みに、戻す時も1のテンショナーへの組付けはやりにくいです。最初のに1へ組み付けて、最後に5ではめ込むのが良いと思います。

これがテンショナーのアームです。奥深くに潜んでいます。

で、部品を間違えて、SSTまでお借りして、何をやってるんだという所ですが😥、なんと旧リブベルトに戻したらエアコンのキュルキュル音が消えました。

ひょっとしたら、テンショナーの動きが悪くなってたかもしれません。今回かなり動かしたので、しっかりテンションがリブベルトにかったのかも。

でも、リブベルト外す前に確かめたけど、しっかりテンションかかってたんですが。

で、数日経ったらまた少し鳴き出しました🐣
とりあえず正しい部品の到着を待ち、改めて交換します。

あと、今回のSSTの原理がわかったのでホームセンターで代替えできるのが無いか、せっかくなんで探してみようかと思います。

コの字鉄骨とか使えそうな気がするような・・・