2024年04月26日
銀行から融資を断られた①
こういうところに書くべき話題ではないかも知れないが、ちょっと面白いというか、ボクとしては笑うしかない「事件」だったので、こんな場で吐き出させていただきたい。
そもそもフェラーリなんてものを買うヤツってどんな経済状況・経済観念やねん?という素朴な思いは、一般的にある感覚だろう。
かくいうボクだって、そう思って数十年生きてきた。
結論からいえば、スーパーカーを新車で買える経済的環境にたどり着く経路は千差万別なので、それぞれのケーススタディとしての逸話があるし、たどり着いた先たる現況についても種々の様相があるだろう。
一番安定感のある形は、しっかりとオカネを生み出すシステムを構築し、生み出されたキャッシュを上手いことスーパーカーの支払いに充てていく状況を維持できるようにすることだ。
具体的には・・・
世帯年収が3000万円以上もあるようなパワフルな勤め人や医師、士業。
なにかしらの事業を行っている中小企業のオーナー。
代々の資産家。
投資家。
インフルエンサーや超売れっ子ホストなどもいるだろう。
現在のボクは、そうだな、やはり投資家に当たるだろうな。
ところで、いわゆる資産家と呼ばれる人たちは、実は現金はあまり持ち合わせていないことが多い。
資産が5億円以上ある人を超富裕層というらしいが、個人の銀行口座には数百万円とかせいぜい1000万円程度しか入っていないことも多いらしい。
そういう人にとっては、現金というのは単なる支払いツールであって、ため込んだ数字を見てニタニタするような筋のものではない。
遊んでいる現金があるのなら、事業や運用のための投資資金・原資に回さないともったいないじゃないか!という感覚な訳だ。ボクもこの2年ほどでようやくそんな感覚が自然体で身についたところだ。
そういうワケで、ボクのところにも現金はあまりないので、大きな買い物をする時にはなんとかして現金を用意する必要がある。
例えば先日のフェラーリ488GTB の決済資金は、法人名義の投資信託の一部を解約し、現金を調達した。
投信の現金化で注意すべきは、その時点で赤が出ていたら売りにくいし、為替レートにも左右される。
あのタイミングでは、いくつか持っていた投信のうちしっかりと益を出していた銘柄を選べたことはプラス要因だったが、3月上旬の円高に振れていた時期だったのでそれはマイナス要因だった。
その時は1ドル147円程度だったが、もし今なら156円?なので、6%も乖離がある。
3100万円の支払いだったから、えー、180万円も損した!という見方ができる。悲しみ・・・。
さて。
実はいま、隠れ家を手に入れようとしているのだが、この支払いにはフェラーリどころではない資金が必要だ。
ボクの状況でいうなら現金一括払いも可能な額ではあるが、住宅ローンを使える状況なので利用するつもりで銀行と話を進めていた。
また脱線するが、家を買うとき、資金が潤沢にあるとして現金一括払いと住宅ローンとどちらが経済的におトクだと考えるべきか。
現下の金融情勢なら、間違いなくローンを組むべきである。
住宅ローンの金利が0.4〜0.5%程度に対して、比較的安全な運用を行ったなら年間2〜3%の運用益は硬いし、インフレが始まったとするなら20年後から現在を振り返ったら「あの時はそんな安い値段でこのマンションが買えたんだなぁ」という見方もできる。
一般的には、上記の命題に即答できる人はあまりいないと思われるが、金融運用的な知見を持つ人ならこのように即答できる。
平たく言うと、
・そんなタダみたいな金利で借りられるなら借りとこうよ
・お金が手元に残った分、それを常識的に回せば借入金利を優に超える利回りも手に入るし
・インフレなんだから、現金持ってたら目減りするしマンション持ってたら値上がりするしね
ということだ。
長くなってきたな、続く!
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Posted at
2024/04/26 21:48:04
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