Hill holder unavailable

出勤しようとスターターキーをひねってエンジン始動。Rを押してアクセルを踏むが、車が動かない。「何が起こった？」とインパネを除くと、「登坂発進のアシストが使えないから取説見ろ」と。
そんなもん使えなくて良いから走ってくれれば良いのに、最近の車はもう！
と、スマートに乗り換えて出勤した。

帰宅後にあれこれ調べてみると、あのエラーはバッテリーの劣化で起こるらしい。電圧を測ってみるとネットの記事に「12.5V以上が正常です」と書いてあったギリギリ。
最近ディスプレイオーディオ付けたり、ドラレコの駐車監視を付けてみたりとバッテリーへの負荷は増えている。おまけにしばらくディサルフェーション機能付き充電器をつないでいない。

ということで、とりあえず9年物と思われるバッテリーを充電器にかけた。

「でも本当にそれだけか？」と疑って診断機にかけたら、またもスロットルポジションセンサーの異常。

じゃあまずエンジン側のコネクター（矢印部、上下に爪があるタイプ）を抜いてコンタクトスプレーを吹き付け、

念のためペダル側のコネクター（白い部分をいったん引っ張り出してから抜くタイプ）も抜いてコンタクトスプレーを吹いた。

いつもこの宇宙船に乗っていく先が病院だけじゃかわいそうだと、猫を監視役に連れ出した。
寒くて狭い所に長く置いておけないので、自然と作業ははかどる。

1日置いたら、コネクター（オスとメスの両方）をエアブローして再接続。なぜかエンジン側のコネクターが嵌りにくかったのでファイバースコープで見てみたが、特に気になる異常は見られなかった。「嵌める角度が悪いのかな？」とまるで童貞の様にちょっとずつ角度を変えながらトライし、何とかはまった。

タイヤに空気を入れるのは電動ドリルに取り付けるアダプターを買ったので、でっかいコンプレッサーや長いホースは処分し、小さいのに買い替えた。だがタンクが小さいのですぐ空になり、やや心もとない。

そしてエンジンをかけて診断機をつなぎ、エラーをいったんクリアしてやれば、

すべての警告灯が消えた。

バッテリーをいったん外したんだから、窓を下限まで下げてボタン押しっぱなし2秒。今度は上限まで上げて2秒ホールド。これを忘れないように。

しかし、色んなセンサーがあると、それが原因のトラブル（主に接触不良）が増えるのになぁ…