謎のフルトラアンプ　デスビ分解、洗浄

燃料ポンプを電磁化したことでアイドリングも安定したかとおもいきや、まだ暖機途中に不調になりエンストする症状がでる。
過去にシルビアで同じ様な症状に見舞われた経験から点火系統ではないかと推測し色々調べていたらこのフルトラアンプが何者か判明した。

ステッカーが消えかけてるし、スプレーミストが付着して何が書いてあるのか全く判別できなかったが、TYPE:FZ-76と書いてあることが分かった。

HANSHINというメーカーのフルトラアンプの様でメーカーもすでに無いようだ。

セミトラとかフルトラとかポイントとかさっぱり意味が分かっていなかったが調べるうちに大体わかってきて、これはフルトラで間違いないようだ。
磁力を用いて点火タイミングを計っているようで、ブラケットと磁石の部分、専用のディスローターなどがセットの商品のようだ。

デスビをできるだけバラしてみた。

デスビにはエンジンの回転の遠心力で点火時期を進角させる部分とインマニの負圧により進角？遅角？させるアクチュエーターが装着されていて、デスビ本体の取り付け位置による調整と、アクチュエーターの部分による調整が2か所ある。
よくわからないが元の位置で組付ければいいはずだ。

グリスは固く固まっており、とても潤滑しているように思えないので、洗浄し再度グリスアップしておいた。

遠心力により進角させるウェイトは遊びが左右で違ったので同じになるように調整しておいた。
意味があるかはわからない。

これで改善してくれれば良いのだが・・・